学生起業家情報
2015.08.07

学生起業を、家庭教師から始める際の3つのポイント

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「渋谷で教える起業先生」(毎日新聞出版)の著者 黒石健太郎です。
起業を考える学生を対象にビジネススクールを運営しています。

ビジネススクールの受講生の中でも、
学生起業をしようとした際に、
一番最初に出てくるビジネスアイデアは、
「家庭教師」や「学習塾」である。

最も、自分自身の強みを活かすことができ、
始めやすく、続けやすい事業領域であり、
目的やゴールによっては素晴らしい選択である。

そこで、家庭教師起業から始めようとしている方に向けて、
以下の3点のアドバイスを行ないたい。

1:学生起業を、家庭教師から始めると良いケースとは?
2:学生起業で、家庭教師を行なう際の難所とは?
3:家庭教師で、学生起業する際の、事業の肝

学生起業を、家庭教師から始めると良いケースとは?

事業の善し悪しは、
目的・ゴールによって決まってくる。

1000億円を越える事業を創りたいと思っているにも関わらず、
市場規模が100億円の市場で起業したとしても、
実現できるはずはない。
市場規模を越える事業は創れないからだ。

学生個人が、一気にスケール拡大できる事業を
立ち上げたいと考えつつも、
飲食店を立ち上げていると、それを実現するのは難しい。
飲食店の展開には、店舗開発コストが膨大にかかるからだ。

では、家庭教師から始めるのが良いケースとはどんなケースであろうか。

それは、目的・ゴールが以下のときである。

・目的:とにかく自分で事業を始めてみたい
・ゴール:生み出したい利益額の目標は、月100万円程度でいい

このような場合には、
家庭教師事業は最適である。

現在、上場企業の社長となっている方々も、
学生時代は、このような小さな事業からスタートしていた方が多い。

例えば、マネックス証券の創業者である松本大氏は、
学生時代には、自宅で学習塾を開いていた。
アルバイトに代わりに、学習塾の運営を通じて、
毎月それなりの収益を生み出していたようだ。

また、先日、お会いした、ある上場企業のCFOの方は、
京都大学在学中に、
家庭教師を自身で営業することにこだわり、
指導品質を磨き続け、親御さんへの営業を続けることで、
最高時間単価10,000円まで引き上げることに成功したと言っていた。

このように、初めて、
「起業」を体験し、
ビジネスの難易度を感じる経験を積むためであれば、
最高の経験の場所となる事業である。

学生起業で、家庭教師を行なう際の難所とは?

では、どのような点が、成功のハードルとなるのであろうか。

それは、大手企業と違って、
プロモーションにコストがかけられない点である。

家庭教師事業は、既にいくつもの大手企業が、
事業展開をしている。

家庭教師をアルバイトとして行なっている学生がよく言う言葉は、
以下の言葉だ。

「紹介会社に、中間搾取されてて、マジうざい。
紹介会社に時給4000円くらい払ってるのに、
何で俺は、1500円しかもらえないんだよ。」

ただ、この発言をしているレベルでは、
事業運営にかかるコストの構造を理解できていないため、まずい。

では、なぜ、紹介会社は、
これだけの中間マージンをとっているのかを考えねばならない。

例えば、家庭教師のトライ。

どれだけのテレビCMを打っているであろうか?
(億単位の広告費がかかる)
どれだけの折り込みチラシを入れ続けているであろうか?
(億単位の広告費がかかる)
どれだけの事務所を各エリアに設置し、
(億単位の場所代がかかる)
親御さんへの営業担当を抱え、営業に行き、
(億単位の人件費がかかる)
どれだけのアルバイトの学生を選考しているのであろうか?
(億単位の人件費がかかる)

それだけのことを、学生起業で、
いきなりできるだろうか?
そこが難しい点である。

プロモーションや集客力は、
圧倒的に大手が強い。

そんな中、実績も信頼もお金もない
ただの学生が、そこで勝ちにいこうとしても、
厳しい戦いになる。

家庭教師で、学生起業する際の、事業の肝

では、どんな点を押えて事業を設計すると良いのだろうか。
仮説は、以下の2点である。

1:「プロダクトの品質」にこだわる

「大手にはできないことをやる」
ということが、起業の鉄則である。

多くのお客さまを抱えた大手には、
一人一人のお客さまに合わせたカスタマイズ指導は難しい。
アルバイトの学生家庭教師を、
ものすごい指導レベルまで引き上げることも難しい。

ただ、学生起業家の家庭教師では、
品質に取り組むことはできる。

一人一人の成績が、どうすれば上がるのかを考え抜き、
ものすごい成績があがった成功事例を生み出すのだ。
それが実現できれば、
広告を打たなくても、口コミや紹介でお客さまは広がっていく。

2:「切り口の新しさ」にこだわる

既に古くなってしまったが、
「家庭教師×IT」としての、スカイプ家庭教師や、
「家庭教師×スマホ」としての、いつでもLINEで相談できる家庭教師など、
今までにない新しい切り口を考えて、サービス設計を行なうことだ。

ベンチャーが、事業を成功させるには、
オンリーワンか、ナンバーワンであることが重要。

それを品質で行なうか、切り口の新しさで行なうか、
ぜひ、考えてみて欲しい。

もし、もっと、経営スキルを学び、
本気で事業戦略を考えて、
家庭教師事業を考えたい場合は、
卒業生の2人に1人が起業している
我々のビジネススクールも、参考になれば幸いである。





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