起業の基礎知識

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学生起業の5つのメリット

「渋谷で教える起業先生」(毎日新聞出版)の著者 黒石健太郎です。
起業を考える学生を対象にビジネススクールを運営しており、
これまで、600人以上の起業を考える大学生が受講しています。

今回は、その起業支援の中で見えてきた
学生起業のメリットを整理してみた。

学生起業を考える際に、期待するメリット

そもそも、大学生で、起業を考える人は、
どんなメリットを期待して、起業を考えるのであろうか?

我々のビジネススクールに来ている学生の場合は、
以下のような期待を持っている方が多い。

・社会課題の解決に取り組みたい
・自分が本当に役に立つ!と思える仕事をしたい
・自分がやりたいことを形にしたい
・お金持ちになりたい
・自由な時間が欲しい
・・・などなど

「学生起業のメリット」というのは、
突き詰めると、
自分自身がどうとらえるか次第であるため、
それぞれが考えていることが「正解」ということになる。

ただ、これらのことは、
学生起業で得られるものもあれば、
そうでないものもある。

学生起業の5つのメリット

改めて考えてみると、
「起業家」というのは、
「会社員」「アルバイト」などと同じように並ぶ、
一つの仕組み制度、職種に過ぎない。

であれば、その仕組み上得られる物は何かを整理してみた。

学生起業のメリット1:圧倒的な成長

以下の記事を参照頂きたい。

↓こちらから↓
「在学中の商売経験が、学生離れした成長を生む」
(サイバーエージェント藤田晋社長)

「社会人1年目の時点で、既に大きな差がついている」
という言葉は、藤田社長が言っていた言葉である。

在学中に自分で事業を作り上げてきた社会人1年目と、
適当にサークル活動だけに取り組んできた社会人1年目と、
どちらがトップスピードで、
成果を上げることができそうであろうか。

言わずもがなである。

今、起業家としての大企業のエリート社員としても、
求められているのは、
「経営者視点に立ち、自ら事業を創れる力」である。

ただ、アルバイトやインターン、
会社員として働くだけで、
「起業家」としての経験がないと、
一生、「経営者」の視点に立ちきることができない。

学生起業のメリット2:起業家人脈

日本の文化として、
「同じ役職の人同士で会おう」という文化がある。

そのため、学生起業家であろうが、
普通の起業家であろうが、
社長が他の会社にご挨拶に行けば、
社長が出てくる可能性が高いが、
部長が行けば部長が出てくるし、
課長が行けば課長が出てくる。

つまり、起業家という地位に就任することで、
必然的に起業家ネットワークが広がるのである。

起業家とは、
自分がやりたいことにコミットした
優秀な人が多いため、
そういった優秀な人からの刺激が増え、
結果として1点目の圧倒的な成長につながっていく。

学生起業のメリット3:夢実現可能性の拡大

起業家は、自分がやりたいことが全部できるかというと、
そんな訳はない。
あくまで、マーケットが求めているものだけが、
ビジネスとして成り立つため、
初めて実現できるのである。

ただ、既存の企業の中で、
実現しようとした場合、
どうしても、
「その会社の大きな方向性、戦略」
に沿わない物は実現できない。

そのため、既存の企業内で取り組む「よりは」、
可能性が広がるということである。

学生起業のメリット4:収入のブレ幅の大きさ

以下に、会社員のブレ幅と、起業家のブレ幅を比較したが、
結論としては、
・最少値と平均値はほぼ変わらないが、
・最大値ががらっと変わる

ということである。

会社員のブレ幅は、以下の通りである。

最少:250万円
→4人家族の世帯主で都心に住んでいた場合の、
生活保護受給額である。
生活保護であるため、全く働かなくてももらえる金額である。

平均:400万円
→日本の平均賃金である。
国内でちゃんと働けば、稼げるはずの収入である。

最大:2000万円程度
→一般的な大企業でそれなりに頑張って稼げる年収はこれくらいである。

一方で、起業家のブレ幅は、以下の通りである。

最少:250万円
→起業すると、借金を抱える場合もあるが、
借金をして自己破産をしたとしても、
生活保護は憲法で保障されているため、
受け取ることができる。
そのため、憲法が保障している生活保護を
下回ることはないのである。

平均:400万円
→起業家の平均賃金は不明であるが、
周囲を見ていると、これと同じか、
どちらかというともう少し少ないくらいが多い。

最大:100億円程度
→日本の最高額は、
ソフトバンクの孫氏で、95億円程度である。

最少値と平均値はほぼ変わらず、
最大値だけがガラッと変わる。
これは意外とメリットなのではないだろうか。

学生起業のメリット5:経営者としてのスキル・キャリア

学生で起業する人など、
学生全体の0.03%しか存在しない。

世の中の学生の99.9%は起業しないため、
仮に失敗したとしても、
「起業したことがある」という事実はちゃんと評価されるのだ。

投資家からも、
「学生で起業したことがある人だ」とちやほやされ、
採用担当者からも、
「挑戦したこともない人よりも、
挑戦して失敗から学んでいける成長スピードは素晴らしい」と評価される。
また、学生起業に注目が集まっている現代では、
マスメディアへの露出もしやすく、
先日は、我々ビジネススクールの受講生も、
フジテレビや日経新聞に取り上げられていた。

特に、今は、
就職人気ランキングTop企業の求める人物像には、
「自ら事業を創れる人材」というワードが必ず入っているため、
就職活動でも引っ張りだこになる。

以上の5つが学生起業によって、
仕組み上得られるメリットである。

こちらの記事を読んで、
「デメリット」についても知りたい!と思われた方は、
以下の記事を参考にして頂ければと思う。

↓こちらから↓
「学生起業での、たった一つのデメリットとは?」

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