学生起業家情報
2015.08.07

学生起業家がネットビジネスに騙される3つの理由

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「渋谷で教える起業先生」(毎日新聞出版)の著者 黒石健太郎です。
起業を考える学生を対象にビジネススクールを運営しています。

Twitterやfacebookでメッセを送ってくる
「ネットビジネスやってて、俺、めちゃ儲かってます。
あなたもやりませんか?」
といううさん臭い自称学生起業家に、
我々のビジネススクールの受講生でも、
たまにだまされる人がいて、驚いている。

そこで、学生起業家が、
なぜ、ネットビジネスに陥ってしまうのが、
3つの理由を整理してみた。

学生起業は、ネットビジネスで本当に儲かるのか?

結論は、当然ながら、「儲からない」。

儲けの構造は、シンプルであり、
「お金に目がくらんでいる情弱の人を対象に、
中身のない情報商材を売りつけることで収益を上げる」

構造である。

この事業の成功の鍵は、以下の2点である。

①「儲かっていそうだ!」と思われること
②お金にめがくらんでいる思考力がない情報弱者をだませること

例えば、ネットビジネスの総帥的な存在であるY氏などは、
どのようにして、この状態を実現していたかというと、
以下の通りである。

①「儲かっていそうだ!」と思われること
まず、「儲かっていそうだ!」と思わせるために、
膨大な予算を投下して顧客リストを獲得している。
そして、その顧客リストに対して、
アフィリエイト付きのDMを送り続け、
アフィリエイトの売上を立てていく。

その売上が入ってきている状態を、
VTRなどで撮影し、あたかも「儲かっている」かのような
状態を演出しているのだ。

注意深く見ていると、
「1億稼いだ!」と言っている方も、
「1億の純利益」などとは一切言っていない。
裏で聞いた話によると、『売上』ということばかりだ。
2億円のコストをつっこんで、
1億円の売上を上げることなんて、誰でもできる。

それを、六本木ヒルズの場所を借りて、
VTRなどで撮影すれば、
「儲かっていそうな」シーンが完成である。

②お金にめがくらんでいる思考力がない情報弱者をだませること

あとは、このVTRを使って、
「お金が儲かるよ!実績もあるよ!」
というランディングページを作成し、
お金にめがくらんでいて、
ビジネス思考力がない情報弱者に情報を届ければよい。

具体的には、Twitteやfacebookなどで、
儲かっている風を演じ、情報を発信し続ける。
その発信に応じて、フォローしてくれた方に対し、
「ビジネスやってますけど、興味ないですか?
情報交換しませんか?」と言って、
DMを送り、巻き込んでいくのだ。

こんな本質的な価値がない事業で、本当に儲かるのだろうか?

ネットビジネスで儲かるのは、学生起業家か?

こんな構造は、一度やれば、
誰でもバカだったと気づく。

そのため、一回きりで、
顧客はどんどんいなくなっていく。

しかし、ネットビジネスを始めた人は、
数十万かけて誰かの情報商材を買った上で始めているため、
そのコストを回収しようと思って、しばらくはやめられない。

一方、既に売上が回収できた人は辞めていく。

つまり、儲かるのは、一番最初にやった人だけ。
今更取り組もうとしている情弱な人が、儲かるはずがないのだ。
ねずみ講とまったく同じモデルである。

事実、一番最初にネットビジネスで有名になった
Y氏は、既にネットビジネスの世界から消えていなくなっている。

学生起業家が、ネットビジネスにだまされる3つの理由

では、なぜ、学生起業家が、
ネットビジネスにだまされてしまうのであろうか。
理由は大きく3つある。

①目線が低いから

ネットビジネスにだまされる人の共通点は、
以下のような動機で起業を考える人である。

「楽して稼ぎたい」
「お金持ちになりたい」

お金という強力な磁力に引っ張られ、
目がくらんでいるからこそ、
思考が停止してしまうのである。

起業の面白さは、
自分自身が考えたサービスで、
人が幸せになり、不満が解消され、
喜んでいる姿が見れることにある。

成功している起業家も、
「こんな課題を解決したい」
「こんな人を幸せにしたい」
という思いで起業している方が多い。

にも関わらず、お金だけに目がくらみ、
楽してやろうと思っているから、
足元をすくわれるのである。

②ビジネス思考力がないから

上記で説明したように、
事業構造を理解してれば、
儲かる訳がないことなんて、
すぐに気づくことができる。

また、アフィリエイトやコピーライティングなど、
競合分析をすれば膨大な競合が存在し、
しかも大企業が参入しているため、
個人のアフィリエイトなどは即価格競争に陥り、
儲からなくなることくらい誰でもわかる。

③マーケット感覚がないから

自分自身で事業を運営した経験がないからこそ、
どれくらいの収益を生み出すためには、
どれくらいの付加価値を生み出す必要があるのか、
どれくらいの介在価値がないと収益は生まれないのかの感覚値がない。

そのため、
「えっ、そんなことで儲かるの!?」
と普通の人であれば、
だまされないようなことにもだまされてしまうのである。

とはいえ、大学生のうちは、
そういっただまされる経験もいい経験の一つ。

ネットビジネスにはまろうとしている学生起業家さんは、
ぜひ、一回はまり込んでみて、
社会勉強してみるのもありかもしれない。

もし、本質的に顧客価値を考え抜いた
事業を考えたいという方がいれば、
卒業生の2人に1人が起業している、
我々のビジネススクールも参考になれば幸いである





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