WILLFUインターンの中井です。
今回は起業することについて
「いつか起業する」という目標設定をしている人に向けて
記事を書いてみました。

起業したいと考えているものの、現時点で起業しているわけではない
学生の中には、「いつか起業する」と考えている学生も
決して少なくないのではないだろうか。

彼らの言い分としては、自分には今すぐ起業できるだけの
資金も人脈もそしてスキルや知識もないといった自分の
能力、リソース不足が主に挙げられるが、そのことについて
いくつか下記のテーマでまとめてみました。

１：「いつか起業する」人のいつかとは？
２：いつかではなく、すぐに起業しよう　

：「いつか起業する」人のいつかとは？

いつか起業するといっている人は
現時点でのスキルや共に働く仲間が居ないことを
理由として起業に踏み出さない人がほとんどである。
一見すると、正論のような理由であり、
世間的に起業する人を止めようとする時に言われることでもある。

この理由で起業することをやめることについてはさておき、
それでは彼らはいつ起業できるのだろうか。

彼らが起業しようと考えるいつかとは
おそらく「自分が起業しても大丈夫と思えるぐらいの
スキルや資金、仲間」が集まった時だろう。
社会人として数年仕事すればこれらのものが
手に入るのだろう、そう考えているからこそ
「いつか起業する」と宣言するのかもしれない。

しかし、冷静に考えて欲しいのだが、一社会人としての
経験を積むだけで社会に出てから起業なんてできるのだろうか。

起業するということは、すなわち、自分自身が社長になるということである。
社長になると、会社やその社員の人生を背負うという意味でも一社会人とは比べ物にならない責任を負うことになるし、会社での全体の仕事の責任も自分の責任になる。　しかも、社長になると社外の人との関わりも自分がトップとして行わなければならないし、会社で問題が起きれば自分の名前が出てくる。

こんなことが、一社会人として会社の一部の仕事をこなしただけで
できるようになるだろうか。
仕事がうまくいかなければ、社員時代と違い、役員報酬制なので
収入もない。

「社会人として仕事をして修行してからいつか起業する」
という人は、上記のことを考えると、いつかなんて
期限の不明確な目標では起業できずに終わるのではないか。

いつかではなく、すぐに起業しよう

それでは、起業するならいつが良いのか。

結論から言うと
①今すぐ起業すべき
である。

起業をいつかいつかと先延ばしにすると、明確な期限がないので
起業をしないまま時間が過ぎることがほとんどである。
この事実は夏休みの宿題や試験勉強をなかなかしない学生の
それらに取り組むまでのスケジュールがしっかり決まったものではなく、
直前になって慌てふためくことからも当たり前に言えることではないだろうか。

そして、残念なことに、起業に於いては
定期試験や宿題と違って日程は定められていない。
なので、起業しなくても、当然誰も叱ったりしてくれないし、
自分でやらなければまずいと危機感を煽ってくれるものもない。

なので、自分で厳しく納期設定していかなければ
全く起業できずに終わってしまうのである。
そして、「スキルや人脈」を手に入れて確実にうまくいく状態で
起業できると確信できる時期なんて来ない。

以上のことを考えても起業をいつかいつかと考えるのではなく、
拘束時間も少なく自由に時間が使えて、
失敗してもダメージの少ない学生のうちから起業すべきである。

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