2016/12/2にウィルフで開催した、「資金調達に成功した学生起業家による特別イベント」の書き起こしです。全6回に分けて配信する第5回は、資金調達まで至る、本気の起業仲間の見つけ方についてです！

登壇者：
洞 汐音氏
10期生 (株)Baycare社長・East Venturesから調達
『介護現場の疲弊を、ITを通じたイノベーションで解決する』

中井 健弘氏
13期生 (株)espo社長・サムライインキュベートから調達
『対戦型ゲームの攻略法学習。
　学習の難しさを、成長市場の『動画』サービスで解決する』

石川 稜真氏
30期生 (株)shinonome取締役

モデレーター：
株式会社ウィルフ 代表取締役 黒石 健太郎氏

黒石 健太郎氏（以下、黒石）
それでは、次のご質問に移りたいと思います。

来場者3
学生起業家で、本当に一緒に経営パートナーとなる人を
見つけることって結構難しいと思うのですが、
一緒にやっているパートナーと出会った経緯を教えてください。

中井 健弘氏（以下、中井）
一緒にやっていた石川は、
自分がウィルフの卒業生Facebookグループに
投稿した起業アイデアを見てくれて、声をかけてきてくれた。

この事実を踏まえると、学生で起業している、
もしくは本気で創業メンバーとして起業活動に取り組む覚悟がある人って、
ごく少ないので、ウィルフのようなコミュニティに所属していること
というのは、やはり意味があるんだと思う。

少なくとも、ウィルフを卒業まで至った人というのは、
３回もの事業立ち上げ経験をやりきることができた人。
ほとんどの学生が、ちょっと大変になるとすぐ逃げ出して
いなくなるのと比べて、そういう人は、
一緒に仕事していても、安心して仕事ができる。

卒業してしばらく経った今は、
とにかく自分がやりたいことを会う人会う人に伝え続けて口説いている。

仲間にしたい人の基準は、自分にないものを持っている人。

石川　稜真氏（以下、石川）
僕も自分にないものを仲間には求めている。
中井さんについて言えば、 その実現力に惹かれていた。

ほとんどの大学生が、決めたことすらやりきることができないので、
実現力を持っている人と、いつも組みたいと思っている。

また、今後の事業展開を踏まえて、
世界を見ている人と一緒にやりたい。

仲間との出会いは縁や運による部分もあるが、
行動によって切り開ける部分もあるので、
とにかく行動し続けることが大事。

洞　汐音氏（以下、洞）
まずは、自分がやりたいことをわかっていて、
それを会う人全員に伝えることが必要だと思う。
それはSNSでもリアルでも、なんでもいい。

どこで人と出会うかわからないし、
どんな出会いでもきっかけになる可能性がある。

黒石
先日、Crewwの伊地知さんが、まさに、
今、皆さんがおっしゃったことと同じことをおっしゃっていました。

「会う人会う人全員にやりたいことを話して、
とりあえず『うちで働いてよ』って言い続ける。
どうせほとんどの人は来てくれない。
だからこそ、とにかく全員に言い続けることが大事。

さらに、本人が興味はなくても、
『誰かいい人を紹介してくれ』ということは、
特に言い続けることが大事。」

皆さんの意見をまとめると
「やりたいことを会う人全員に言い続けること」が、
結果に繋がるということですね。

今後も、下記の順番で、随時続きを配信していきます。

（1/6）「資金調達済み学生起業家が語る！起業アイデアの出し方と磨き方！」
（2/6）「学生が『資金調達』に成功できた、５つのポイントとは？」
（3/6）「成功している学生起業家が、起業前にウィルフに入った理由とは？」
（4/6）「起業アイデアに至るまでの、具体策とは？」
（5/6）「資金調達まで至る、本気の起業仲間の見つけ方とは？」
（6/6）「学生起業家から見た、投資家の選び方とは？」

次の配信をお楽しみに。

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