学生起業家から、上場企業は生まれるのか。
マザーズ時価総額Top30の創業起業家について、
大卒（22歳程度）までに、
起業経験がある方の人数を調べてみた。
※WILLFU Labをチェックする方は、フォロー！
Follow @WILLFU_ACADEMY
■結論
30社中9社が、学生起業家出身だった。
また、学生起業経験者には含めなかったが、
BEENOS（ランキング10位）の創業者、
佐藤輝英氏は、学生時代にEC決済会社
サイバーキャッシュ（現SBIベリトランス）の
立ち上げに参画。起業に近い経験があった。
サマンサタバサジャパンリミテッドの寺尾氏や、
じげんの平尾氏など、
学生のうちに起業を経験し、
その後、一度就職する起業家もいるが、
学生時代に一度起業した経験を持つ方は、
就職後に、再度、起業して活躍している。
■マザーズ上場企業の時価総額Top30
創業起業家の学生起業経験まとめ
※ランキングは、2015.02.16時点
※括弧内は会社名：マザーズ時価総額ランキング
1. 笠原 健治 (ミクシィ：1位)
東京大学在学中に、
求人情報サイト『Find Job !』で起業。
起業を決意後は、
1ヶ月目に勉強、2ヶ月目にパソコンを購入、
3ヶ月目にサイト構築、4ヶ月目にオープン、
というスピード感で踏み出した。
（参考情報）
タフな東大生
2. 菅谷 俊二 (オプティム：12位)
佐賀大学在学中にオプティムを創業。
創業時は、秋葉原でパソコンの価格を調べ、
比較するサイトを立ち上げた。
その後、ダウンロードの待ち時間に
動画のネット広告を配信するソフトを開発し、
「第1回ビジネスジャパンオープン」で
特別賞（孫正義賞）を受賞。
尚、小学生の頃「ファミコン」をねだったが、
買ってもらえたのはパソコン（の原型）のみ。
仕方なく、自分でゲームをプログラミングし、
そのソフトを友人に100円で販売していた。
（参考情報）
3. 岡村 陽久 (アドウェイズ：14位)
高校中退後、訪問販売の営業で結果を出し、
広告代理店アドウェイズエージェンシーを
20歳で創業。
26歳でマザーズに上場。当時の最年少記録。
※大学生ではないが、20歳での創業の為、
リストに含んだ。
（参考情報）
4. 寺田 和正 (サマンサタバサ：16位)
駒澤大学在学中にカナダへ留学。
父親が倒れたことを理由にビジネスを開始。
まず、カナダの大学生を英会話の講師として
日本に紹介する仲介業で起業。
その後、観光客に人気の革ジャンに目をつけ、
日本人に合わせ、セミオーダーの皮ジャンを
作ってくれる工場1社と契約。
日本人向けのイージーオーダービジネスを開始。
（参考情報）
5. 平尾 丈 (じげん：17位)
慶應大学に在学中、ITベンチャー2社立ち上げ。
2社の代表を兼任したまま、リクルートに入社。
平尾氏曰く「もし生まれ変わったら、もっと早く
頭を打つ経験をして、多分失敗すると思うんです。
自分の好きなものをインターネットで世界に売る
とかいろんなことをしながら、ちょっとでも社会
との接点を早く担えるようなところまでやりたい。
世界では今最年少の起業家が8歳なら、
もっと早く、物心付いた辺りからやりたいです。」
（参考情報）
6. 鵜飼 裕司 (FFRI：19位)
小学5年生でプログラミングを始め、パソコンで
つくったゲームを雑誌に投稿して小遣いを稼いだ。
その後は、エンジニアを目指し、高専、徳島大学、
大学院に進学。
CT画像から心臓や肺の病気を自動検知するソフト
ウエアの開発に取り組み、博士号も取得。
（参考情報）
7. 宇野 康秀 (U-NEXT：27位)
大学在学中にプロデュース研究会を設立。
大学と企業を横断する学生プロデューサーの
嚆矢として、資生堂や西武百貨店などと
イベントを実施した。
（参考情報）
8. 内藤 裕紀 (ドリコム：28位)
京都大学2年時、パソコンを教える家庭教師
ビジネスで起業。先生をインターネット上で
集め、A4のビラをポスティングした。
3ヶ月間続けたが、1度も電話が鳴らず失敗。
しかし翌年、学生向けのベンチャービジネス
コンテストで優勝し、有限会社ドリコム設立。
（参考情報）
9. 郡山龍 (アプリックス：29位)
大学在学中にアプリックスを設立。
その後、当時まだ社員数300人程度
だったMicrosoftに学生のまま入社。
当時の次世代OSの開発に従事。
退職後はアプリックスの経営に専念。
（参考情報）
WILLFU Lab（ウィルフラボ）とは？
起業志望の学生がちょっと気になる疑問を、 解決するラボです。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中！
→詳しくはこちら（採用ページ）をご覧下さい！
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー！
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー
