起業したいけどアイデアがない人に贈る!!オススメのアイデア出しの方法と起業アイデア3選
こんにちは。
WILLFU Lab編集部です。
最近、大手企業をはじめとする副業解禁や年金2000万円問題などが話題になり、自分で起業・副業したいと思ってる方が増えてきています。
しかし起業したいと思っている人の中には。「起業したいけど、アイデアがない…」、「起業するためのアイデアが欲しいけど、アイデアの出し方がわからない..」と、お悩みの方も多くいらっしゃるのでは。
そこでこの記事では、
・起業を検討している方
・起業をしたいけどアイデアがないという方
を対象に、起業アイデアの出し方、アイデアが出ない時にすべき5つのこと、おすすめの起業アイデア3選をご紹介します。
まずは、自分でアイデアを出すための方法やフレームワーク、注意点をご紹介していきますので、先にWILLFU Labがおすすめする起業アイデアをみたいという方は、起業したいけどアイデアがない人へ贈る、おすすめのアイデア3選の段落からご覧ください。
また、アイデアだけでなく、起業へ踏み出したい方は、以下のビジネススクールもどうぞ。
【社会人】働きながら始める実践型ビジネススクール
【大学生】学生が起業を学ぶビジネススクール
起業したいけどアイデアがない…そんな人におすすめのアイデア出しの方法
起業したいけどアイデアがない人におすすめのアイデア出しの方法(フレームワーク)は、下記の5つです。
①ブレインストーミング
②シックスハット法
③なぜなぜ分析
④欠点列挙法・希望点列挙法
⑤複合連結型発想法
それでは、それぞれのアイデア出しの方法について詳細をご説明します。
起業アイデア出しの方法①ブレインストーミング
ブレインストーミング(以下、ブレスト)とは、集団でのアイデアの出し合いによる連鎖的な発想を目的とするアイデア出しの方法です。
つまり、一人ではなく複数人でアイデアを出す際にオススメの手法といえます。
なぜブレストがアイデア出しの方法でオススメなのかというと、限られた思考にとらわれることから抜け出せるからです。
自分一人で、起業のアイデアを考えていると、自分の独自の視点でしか物事を考えることができず、視野が狭くなってしまいます。
そのため、複数人で多角的な視点から物事を考えることにつながる、ブレストはオススメのアイデア出しの方法です。
なお、ブレストを仲間とするときな以下の4点に注意して行うようにしてください。
①批判しない
→ アイデアの実現可否や予算が足りないなど、自由なアイデアを制限するような発言は好ましくありません。
②どんな粗野なアイデアでも歓迎する
→ 普通とは異なる、ユニークで奇抜なアイデアを出すことがオススメです。
③質より量を重視
→確かに質も重要ですが、ブレストで特に重要なのは量です。精度の高い物を出すよりとにかく、アイデアの量を出すようにしましょう。
④他人のアイデアと結合させ発展させる
→自分のアイデアを別の人のアイデアと結合させ、更に良いアイデアにブラッシュアップすることを意識しましょう。他人のアイデアに便乗することがブレストにおいては重要です。
起業アイデア出しの方法②シックスハット法
シックスハット法とは、エドワード・デボノ氏が提唱したアイデア出しの方法で、思考を「客観的」「直感的」「肯定的」「否定的」「創造的」「思考的」の6つに切り分けながらアイデアを発想していきます。
この発想法をすることで、自分一人でも多角的な視点からアイデアを考えることができるようになるのでオススメです。
※シックスハット法は複数人のアイデア出しで活用されることが多いようです。
それでは、参考までにシックスハット法の6つの観点について簡単にご説明します。
①客観的
→自分の考えではなく、数字などデータや事実から客観的にアイデアを発想する
②直感的
→自分の感情や勘などの感情的な部分に焦点を当てアイデアを発想する
③肯定的
→ 自分のアイデアが実現した時にもたらされるメリットなどを肯定的な視点から考える
④否定的
→自分のアイデアに対して、否定的な意見を考え、アイデアの改善点を見つける
⑤創造的
→事実や数字などのデータではなく、クリエイティブな観点からアイデアを考える
⑥思考的
→アイデアを俯瞰的に捉え、体系的な意見を出す。
起業アイデア出しの方法③なぜなぜ分析
なぜなぜ分析とは、ある問題に対して「なぜ」を繰り返し、問題が生じている原因を究明し、解決策を探る思考法のことです。
問題を「人々が不満・不便に感じていること」と考え、問題の原因を追及するための「なぜ」を繰り返すことで、解決策、つまり「アイデア」が発想できるということです。
起業アイデア出しの方法④欠点列挙法・希望点列挙法
希望点列挙法とは、「こうだったら良いのに」、「こういうものがあったらなあ」という、対象とするアイデアやサービスへの希望点を列挙していく発想法のこと。
一方欠点列挙法では、「もっとこうだったら良いのに」「ここが不便だな」という、対象とするアイデアやサービスへの欠点を列挙していきます。
これらの方法で起業アイデアを発想していくと、今あるアイデアから更に良いアイデアが生まれてくるのでオススメです。
起業アイデア出しの方法⑤複合連結型発想法
複合連結型発想法とは、ソフトバンクの孫正義さんがやっていたこととして有名な発想で、複数の単語を組み合わせて新しいアイデアを得るための発想法です。
孫正義さんは、このアイデア法で「音声装置付きの多国語翻訳機」を発明しました。
アイデアとは、既存の要素の組み合わせといわれているので、単語を組み合わせるというのは実に効果的なアイデア出しの方法なのでオススメです。
ここまでで、WILLFU Labがオススメする起業アイデアを出すためのオススメ方法をご紹介してきました。
起業したいけどアイデアがない、という読者の方のお悩みを解決できる方法をご提示できていましたでしょうか。
今紹介した5つのアイデア出しの方法だけでは、悩みが解決されなかったという方向けに、次の段落では起業したいけどアイデアがない人がすべき5つのことをご紹介します。
起業したいけどアイデアがない人がすべき5つのこと
起業したいけどアイデアがないという人は、下記の5つのうちの一つでも良いので実践してみるのがオススメです。
①先輩起業家に話を聞きにいく。
②自分の強みを見つめ明らかにする
③身の回りの課題に敏感になる
④トレンドを抑える
⑤成功している起業アイデアを調査する
それでは、次の段落からこれらの5つのことをすべき理由などを紐解いていきましょう。
起業したいけどアイデアがない人がすべきこと①先輩起業家に話を聞きにいく
もし知り合いに、起業家・経営者の方がいるのなら、その方に話を聞きにいくのは一つの手。
起業家の方は、独自のネットワークを持ち、最新のトレンドや最近伸びているサービスについて知っていることが多いです。
そのため、ニュースやSNSでは知り得ない情報を聞くことができるので、自分のアイデアに活かせるでしょう。
また「アイデア出しの秘訣」や「起業時に意識していたこと」などを聞くのも良いかもしれません。
起業したいけどアイデアがない人がすべきこと②自分のスキルや強みを見つめ明らかにする
起業をする上で、自分のスキルや強みを明らかにするのは重要です。
特に、自分では重要なスキルや強みだと思っていないことが、実はアイデアの種だったりするので、他の人からフィードバックを受けるのはオススメです。
実際、私の知人は友人を家に招いた際に、「家が綺麗」、「掃除の方法を教えたら良いのに」といわれたことをきっかけに、お掃除のセミナーなどを開催。
主婦の間で口コミで広がり、月に数十万~数百万の売上に成長しました。
知人に事業について質問した際に、「起業してみたいと思い、アイデアを出したがなかなかしっくりくるアイデアがなかった。けど友人の一言がきっかけで自分では普通と思っていたことが強みであることに気づき、事業を成長させることができた」と語っています。
このように、自分では強みと思っていないことが、実は強みであることは意外に多いです。
自分で強みやスキルを整理するのも良いですが、他の人からみたときのスキルや強みを明らかにするのも、起業したいけどアイデアがないという人にはオススメです。
起業したいけどアイデアがない人がすべきこと③身の回りの課題に敏感になる
起業したいけどアイデアがない人にありがちなこととして、「どんな人の抱える課題を解決するサービスなのか」を考えていないことが多いです。
サービスを立ち上げて売上をあげるということは、誰かがお金を払って自分のサービスや商品を購入してくれるということ。
「自分がお金持ちになりたい」と思うことは決して間違っていません。
ただ、起業をする際に肝心なお客様のことを考えていないと、需要がない(つまり売上が上がらない)思いつき程度のアイデアになってしまいます。
「起業したいけどアイデアがない」と考えている人で、自分のことばかり考えていたという人は、まずは身の回りにいる人の課題に敏感になることから始めると、需要のあるアイデアが思いつくかもしれません。
起業したいけどアイデアがない人がすべきこと④トレンドから考える
ビジネスにもファッションと同様に、トレンドが存在しています。
一昔前では、Googleの誕生によるインターネットメディアの盛衰や民泊サービスairbnbやタクシーサービスのUberをはじめとしたシェアリングエコノミーといったビジネスモデルが挙げられます。
最近だと新型コロナウィルス の影響による、オンライン授業などがトレンドといえます。
これらのトレンドを、別の業界に活用して起業できないかと考えることも、起業したいけどアイデアがないという人にはオススメです。
またトレンドを探るには、Tech CrunchやBridgeなどのメディアから、最近資金調達を受けている業界やビジネスモデルを考えたりするのが良いでしょう。
起業したいけどアイデアがない人がすべきこと⑤成功している起業アイデアを調査する
成功している企業が提供しているサービスについて分析するのも、「起業したいけどアイデアがない」という人にはオススメです。
先ほどもご説明しましたが、アイデアというのは既存の要素の組み合わせです。
また既に成功しているサービスは、必ずしもそのサービスに満足しているのではなく、他に代替手段がない、あるいは他の代替手段が劣っているというケースも存在します。
そのため、既存のサービスを分析し「こういうサービスがあると便利だな」「もっとこうなれば便利なのに」といった考えをしていくことで、より良いサービスのアイデアが出てくるかもしれません。
起業したいけどアイデアがない人が陥りがちな3つの落とし穴
起業したいけどアイデアがないと悩んでいる方は、下記の3つの落とし穴のどれかに陥っているのかもしれません。
①全く新しいアイデアを創造しようとする
②最初からアイデアの完成形を求めている
③自分の頭の中だけで考えてしまっている
どういうことなのか、それぞれご紹介していきます。
全く新しいアイデアを創造しようとする
起業したいけどアイデアがないという方の中には、「自分のアイデア似たサービスが既にあるから…」ということをいう方がいらっしゃいます。
何度もいいますが、アイデアというのは既存のサービスや要素、技術の組み合わせです。
全く新しいサービスというのは、ほとんど存在しません。
Amzonでさえ、インターネット×本屋という組み合わせからスタートしました。
起業したいけどアイデアがないという人は、全く新しいアイデアを創造しようとするのではなく、既存のサービス・商品より少しでも良いアイデアを出そうと考えを持つのが良いでしょう。
最初からアイデアの完成形を求めている
全く新しいものを創造することもそうですが、最初からアイデアの完成形を求めるあまり、起業に踏み出せない方も多くいます。
こういう方は、実は「起業したいけどアイデアがない」のではなく、「起業したいけど自信のあるアイデアがない」だけです。
確かに起業をする際にアイデアに自信がなく、完成形を頭の中で考える気持ちもわかります。
しかし、その考えだといつまで経っても起業することは難しいです。
完成していないアイデアでも実際にサービスにし、使っていただいたお客様の声を聞き改善を重ねていくことで、良いサービスになっていきます。
あのAmazonやAppleでも日々アップデートが行われているのです。
もし、「起業したいけど自信のあるアイデアがない」という方は、勇気を持ってサービスとしてリリースさせてみるのが良いでしょう。
自分の頭の中だけで考えてしまっている
起業したいけどアイデアがないという人は、自分の頭の中だけで考えていないか振り返ってみてください。
もし当てはまるのなら、先輩起業家や投資家に会いに行ったり、セミナーに出て情報を収集したりするなど、人と話したり新しい情報をインプットするのがオススメです。
自分だけでアイデアを考えていると、どうしても視野が狭くなりがちです。
他人の経験や情報から学んだことを、自分のアイデアだしに生かすことができれば、今違う視点で物事を考えることができ、今まで考え付かなかったアイデアが思いつくかもしれません。
起業したいけどアイデアがない人へ贈る、おすすめのアイデア3選
この章では、次の4つの軸を元にオススメの起業アイデアをご紹介します。
・コストがかからない・低コストで始められる
・在庫リスクが大きくない
・借金をする必要がない
・特別なスキルが必要ない
この4点を考慮した際、オススメの起業アイデアは下記の3つです。
①不用品回収
②ネットショップを活用した商品販売
③フリーライター
※ここでは気軽に始めることができる、オススメの起業アイデアをご紹介します。
オススメの起業アイデア①不用品回収
不用品回収ビジネスとは、「必要なくなった商品を回収し、リサイクルショップやメルカリなどのフリマアプリで販売する」ビジネスのことです。
自分の時間以外にコストがかからないことやまずは知人や紹介経由で回収することができるので、オススメの起業アイデアといえます。
また売手をメルカリやヤフオクなどのフリマアプリで比較的容易に探すことができるのもオススメです。
実際、ビジネススクールのWILLFUでも不用品回収を行い月に40万円以上の利益を達成している生徒もいます。
~~WILLFU Labからのワンポイントアドバイス~~
不用品を回収する前に、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリでどういった商品が売れているのか確認するのがポイントです。
行き当たりばったりで回収するのも良いですが、それだと売れない商品を回収することになり在庫だけが残ってしまうかも。
フリマアプリで事前に売れる商品に目星をつけることで、効率的に商品を回収することができます。
オススメの起業アイデア②ネットショップを活用した商品販売
商売の鉄則は、安く仕入れて高く売る。
不用品回収と同様に、ネットショップを活用した商品販売も商売の鉄則を抑えてビジネスです。
簡単にいうと、海外のサイトや自分のコネクションを活用し、商品を安く仕入れメルカリやアマゾンなどのサイトで販売するというビジネス。
海外のサイトでは、日本での販売価格より安く販売されている商品が多く存在します。
海外のサイトは一般の人でも閲覧することが可能で、比較的簡単に始めることができるのでオススメのビジネスといえます。
~~WILLFU Labのワンポイントアドバイス~~
海外のサイトで購入した時に、実際の到着予定日より商品が遅れたり、偽物の商品であったりすることがあります。
商品の仕入れをするときは、出品者のレビューなどを確認し、慎重に判断をするのが良いでしょう。
オススメの起業アイデア③フリーライター
フリーライターは人気の起業方法の一つ。
文章の執筆(ライティング)や編集などを行うことで、収入を得るというものです。
フリーライターは、ライティングをする毎にスキルが蓄積されます。
そのため長期的にやっていると、案件の単価の引き上げなどを期待できます。
また現在ではクラウドワークスやランサーズなどの、ライターと記事発注をしたい企業などをマッチングさせるサービスもあるので、比較的簡単に案件を獲得できるので、初めての起業にはオススメです。
~~WILLFU Labのワンポイントアドバイス~~
クラウドワークスなどのサービスを活用する際は、応募数を意識するようにしましょう。
筆者もクラウドワークスを利用して、案件を受注していたのですが10件応募して、2件ほど案件を受注できるといった状況でした。
・案件受注:2件
・返信なし:6件
・お断り:2件
なお筆者は1年ほどライティング業務をしていて、上記のような数値なので、初めてライティングをする方は倍の20件くらい応募するのが良いでしょう。
起業アイデアが見つかったらすぐに行動しましょう
この記事は、起業したいけどアイデアがないという方のために、
①起業アイデア出しの方法
②起業アイデアがない人がすべきこと
③起業アイデアがないとお悩みの方が陥りがちな3つの落とし穴
④WILLFU Labがオススメする3つの起業アイデア
の4点をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか。
皆様のお悩みは解決できましたでしょうか。
起業を志している方が、最初に直面する悩みが起業アイデアを出すことで、次に直面する悩みが、起業アイデアを形にするために行動すること。
どんなに素晴らしいアイデアを持っていても行動が伴わなければ、意味がありません。
アイデアを出すことばかりに囚われ、行動しない人を筆者は何人も見てきました。
読者の皆様は是非、アイデアを出すだけではなく行動をして自分のアイデアを価値あるものにしてください。