学生起業の基礎知識
2019.09.26

学生起業の方法とは?何から始めるべきか具体的なやり方を解説します

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こんにちは。学生起業スクール「WILLFU STARTUP ACADEMY(ウィルフスタートアップアカデミー)」を運営する、株式会社ウィルフの代表で、金沢大学特任准教授の黒石健太郎です。

これまで、延べ10,000人を超える学生起業志望者と会い、1,500人を超える大学生の起業をサポートしてきました。私たちの学生起業スクールの特徴は、受講生全員が実際に事業を立ち上げることにあります。

この記事では、これまでサポートしてきた1,500人の大学生が、実際に事業を立ち上げてきた取組みを振り返り、学生起業で成功するためのポイント、具体的な踏み出し方を整理しました。

<目次>
学生起業成功への一歩。やってみよう&始めてみよう
学生起業するための方法

学生起業成功への一歩。やってみよう&始めてみよう

前回の記事「学生起業はメリット多数!失敗を恐れない学生起業家の成功理由を解説」にて、学生起業を行うメリットや、失敗を恐れる必要はないことについてご説明してきました。

では、学生起業に踏み出すために、前準備として具体的に何から始めるのがいいか、整理してみました。

ベンチャー企業にインターンをしてみる

学生起業の前準備として、従業員数がまだ数人しかいないベンチャー企業で、インターン経験を積んでみてはいかがでしょうか。

ベンチャー企業のインターンの良いところは、創業社長のすぐそばで仕事ができることです。

インターンを経て起業した人が口をそろえて言うことは、「インターンをしていると、こんな人でも起業できるんだ、だったら自分でもできると思った」という言葉です。

実際問題として、インターンでおもしろい仕事ができるかというと、そんなことはありません。当然、スキルもないインターンには、たいした仕事は任せてはもらえません。

しかし、「この人でできるなら、自分でもできる」と実感できることは、起業に踏み出すためのモチベーションにつながるはずです。

起業サークルに入ってみる

東大起業サークルTNKをはじめ、多くの大学に起業サークルがあります。

サークルに入るメリットは、志を同じくする仲間ができることです。本気の起業家の同期を見つけることができれば、刺激し合って成長できるようになります。

しかし、起業サークルは、インターンシップの斡旋事業を運営するための営業の場と化していたり、情報商材を売りつけるための営業の場と化していたりすることもあります。だまされないように注意が必要です。

私が知っている起業サークルの中でまともに稼働しているのは、東大起業サークルTNKくらいかと思います。よく吟味して探してみてください。

起業関連の書籍を読む

起業サークルでは、あくまで同レベルの学生同士からしか学べないため、起業に必要なことを体系的に学ぶには、書籍を利用するのが良いでしょう。

<おすすめ書籍>

【ロールモデル】
『渋谷ではたらく社長の告白』藤田晋
『不格好経営』南場智子

上記2冊は、具体的な創業のストーリーから、創業の難しいポイント、どうそれを乗り越えたのかまでが書かれているため、起業のプロセスが具体的にイメージできるかと思います。

【事業計画】
『入門 起業の科学』田所雅之

事業計画の考え方については、いろいろな書籍が出版されていますが、『入門 起業の科学』にすべてがまとまっています。この一冊を読めば大丈夫です。

【資金調達】
『起業のファイナンス』磯崎哲也

立ち上げていく過程で資金調達が必要になった場合に、おそらくすべての起業家が読んでいる必読書がこちらです。

【学生起業】
『渋谷で教える起業先生!』黒石健太郎

起業全般の話ではなく、学生レベルの起業に特化した具体例や、立ち上げプロセスをまとめたのがこちらの書籍です。

学生起業スクールに通う

書籍やサークルで満たされ、自分で起業できる人は、学生起業スクールに通う必要はないと思います。

ただ、書籍を読んでも、「具体的に、どうやって進めていけばいいのかわからない」「すぐに相談できる人がいない」「起業しようとしてみたけれど、結局踏み出せない」といった人は、学生起業スクールに通われるのがいいと思います。

学生起業に特化したスクールは、調べるとなかなかまっとうなところがありません。いいところを見つけたと思っても、あやしい情報商材で詐欺だったということが、多々発生しているようです。

そのスクールの評判を調べてみたり、社長のプロフィールを調べてみたりするなど、しっかり比較・検討することをおすすめします。

私が運営する学生起業スクールWILLFU STARTUP ACADEMYについては、下記のウェブサイトから調べてみてください。

▼詳しくはこちら
学生起業スクール WILLFU STARTUP ACADEMY

[番外編]一歩目として、ビジネスプランコンテストに参加するのは無意味

起業を考える学生が陥りがちなのは、ビジネスプランコンテスト(略してビジコン)に参加してしまうことです。

しかし、これは、まったく意味がありません。

理由は、ビジコンの審査基準と、事業の成功につながるポイントとの間には整合性がないことがほとんどだからです。

ビジコンの審査基準では、サービスの切り口や新規性が求められます。しかし、学生起業で成功しているほとんどの事業は、新規性よりも実現性が高い事業です。

ビジコンで優勝しようと努力を続けることで、結果的に、学生起業の成功とはかけ離れていってしまうことが多いのです。

学生起業するための方法

学生起業のための前準備が終わりました。では次に、始めるべきことを整理してみます。

成功事例の徹底リサーチをする

多くの学生が陥るのは、ゼロイチのまったく新しい切り口を考えてしまうことです。しかし、まったく新しい切り口が成功することは、ほとんどありません。

これまで、膨大な数の人が挑戦して失敗してきている以上、仮に自分だけは「これはまったく新しい切り口だ」と思っていても、誰かが過去に思いついて検証して、うまくいかなかったアイディアに過ぎないことがほとんどなのです。

極論をいえば、成功する事業は、とにかく成功している事業を徹底リサーチして、模倣した事業がほとんどなのです。だからこそ、成功事例の徹底リサーチが第一歩となります。

リサーチにおいて大事なのは、「学生が知識・経験ゼロの段階で立ち上げて成功した事例を探すこと」です。

世の中でヒットしている事業、急成長している会社を調べても、学生がまねできることはわずかです。また、さまざまな事業の経験を積んだ学生が、急成長させているサービスをまねようとしても、それは経験値の積み重ねがあってできている場合が多いため、これも知識・経験ゼロの学生がまねできることはわずかになります。

「学生が知識・経験ゼロの段階で立ち上げて成功した事例」を見つけるためには、学生起業家とたくさんの接点を持ち、最初に立ち上げた事業は何だったかを、ヒアリングし続けることから始めましょう。

とりあえずやってみる

学生起業というと少しおおげさに聞こえますが、起業というのは、何かしらサービス・商品を立ち上げて、お客様からお金をいただければ、すでに始まっているのです。

とりあえず始めやすく、イメージがつきやすい事業は、以下のようなものではないでしょうか。

・自身の授業ノートを販売

試験対策に役立つ授業のノートを作り、試験対策に困っている友人に販売してみましょう。これが売れれば、1つ事業がスタートします。

多くの人が、「そんなこと事業っていえるの?」と言うかもしれませんが、大学の授業ノートの共有サービスから始まった「U-NOTE(ユーノート)」を運営する株式会社U-NOTEは、その後、ビジネスマンのためのノウハウまとめサイトとして事業内容を切り替えたのち、2018年9月に株式会社PR TIMES(東証1部上場)へ事業を売却しました(株式会社U-NOTEは、その後、グラム株式会社に社名変更)。

加えてアメリカでは、「Flashnotes(フラッシュノーツ)」というサービスが、講義ノートのマーケットプレイスとして成長し、総計7億円の資金調達にまで成功しました。

このように、確実にニーズがある事業領域からスタートし、いい商品を提供できて顧客データベースを獲得できれば、大学生のデータベース自体が商品価値を持つこともありえるのです。

・不要になった物をメルカリで販売

まずは、自分自身の不用品をメルカリで販売してみましょう。これだけでも起業はスタートします。

しかし、自身の物だけでは、商品に限界がありますので、仕入れを拡大したいと思ったら、大学を卒業する先輩の引越しをサポートし、廃棄する不用品を回収して、メルカリで販売してみましょう。次々と片付けをサポートすることで、仕入れを拡大することができ、安定的な仕入れが可能になります。

東証1部上場企業である株式会社トレジャー・ファクトリーが運営するリサイクルショップがありますが、これも学生起業からスタートしました。

新規参入がしやすいがゆえに、大学生でも始めやすく、メルカリがここまで大きくなっていることからもわかるように、市場規模が大きいのです。

このように、何かしらの事業をとりあえずやってみることで、「安く仕入れて、高く売る」というビジネスの根幹が感じられると思います。

最初から大規模化を狙わない

学生起業をするときの第一歩として、最初から大規模化を考えないことが大切です。

上記の事業案では、拡張性も踏まえて記載しましたが、拡張性があるかどうかを意識しすぎてしまうと、事業立ち上げ経験がない段階ではなかなか想像ができず、前に進めなくなってしまいます。

しかし、とりあえずやってみると、顧客の反応が見えてくるので、ニーズの強さや深さを感じることができ、事業の次のステップを考えることができるようになります。

そのため、最初から大規模化は狙わず、「未来を想像できなくてもやってみる」姿勢で始めてみましょう。

人に依存しない

起業する際には仲間を集めて、複数人でやったほうが成功確率は高いという議論があります。

しかし、私たちの学生起業スクールで、圧倒的な利益成長を実現している学生起業家は、一人で推進している学生が多くなっています。

その理由は、創業当初はうまくいかないことだらけのため、そうした状況を乗り越えようとした際に、複数人でやっていると依存的かつ責任が曖昧になりやすく、推進力が止まってしまう傾向があるからです。

おそらく、最初の立ち上げ段階で「仲間がいないと始められない」と言っている時点で、依存的な姿勢が存在しており、その姿勢がある限り、なかなか事業が進まなくなってしまうのだと思います。

言い訳せずに逃げられない環境で進めるためにも、一人でスタートしてみることをおすすめします。

↓本記事はここまでです。学生で起業する場合の疑問点については次の記事を参照してください!↓
学生起業の成功に偏差値や学部は関係なし!学生であることこそ成功の決め手

<著者プロフィール>
著者:黒石健太郎

2006年、東京大学法学部卒。株式会社リクルート入社後、新規事業の戦略企画、立ち上げに従事。2013年6月、起業に特化したビジネススクールを運営する株式会社ウィルフを設立、代表取締役社長に就任。サイバーエージェント主催起業家コンテスト「アントレプレナー・イノベーションキャンプ」優勝。2018年9月より、金沢大学 特任准教授。ほか、関西学院大学や近畿大学でも教鞭をとる。著書に『渋谷で教える起業先生!』(毎日新聞出版)がある。

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Author: WILLFU

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