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起業仲間を集めるには?仲間集めで失敗しないための心構えと行動指針

こんにちは。
WILLFU Lab編集部です。

この記事にたどり着いた方の中には、会社員の方や主婦の方、大学生や高校生などの学生の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、

・起業仲間を集める際の注意点が知りたい
・起業仲間を集める方法を知りたい

という方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、創業メンバーなど起業仲間を集める際の注意点や方法についてご紹介したいと思います。

目次

起業仲間を集める際に考えるべき4つのこと
【ポジション別】起業仲間を探す方法3選
起業仲間を集める際に「友達」だからと安易に巻き込むのは要注意
【体験談】先輩起業家は起業仲間をどうやって集めた?
起業は、仲間を集めてすべきか?1人ですべきか?

起業仲間を集める際に考えるべき4つのこと

ここでは、創業メンバーに求める職種に限らず、起業仲間を集める際に考えるべき点や注意点についてご紹介します。

WILLFU Labが考える起業仲間を集める際に考えるべき点や注意すべき点は以下の4点です。

簡単にまとめると次の通りです。

【起業仲間を集める際に考えるべきことや注意点】

①ミッションやビジョン、志を共有できるかどうか
②泥臭いこともできるかどうか
③必ず仲間にしようという考え方を捨てる
④自分より優秀かどうか

なぜ起業仲間を集める際に今挙げた4つの点が重要なのか、それぞれの理由を確認していきましょう。

起業仲間を集める際に考えるべきこと①ミッションやビジョン、志を共有できるかどうか

起業仲間に、気の合う親友とやるのは良いかもしれません。

しかし、志を共有できるのかは意識するようにしてください。

起業を継続的に推進するには、「目標」と「熱量(モチベーション)」が必要です。

自分には目標やモチベーションがあっても、親友は「なんとなく起業してみただけ」、「お金持ちになれるかもと思って起業してみただけ」など、自身の目標やモチベーションとは起業の動機が異なることがあります。

実際、気の合う親友と「なんとなく」起業してみたが、起業の目標やモチベーションの不一致が原因で、仲違いを起こして解散してしまった起業家を多く見てきました。

起業するには、同じ目標やモチベーションを共有しあえる仲間を集めるようにしましょう。

起業仲間を集める際に考えるべきこと②泥臭いこともできるかどうか

起業仲間を集める際に考えるべきこと②泥臭いこともできるかどうか

起業の表面的な華やかさにばかり目がいってしまい、泥臭いこと地道な試行錯誤を継続して行えない人は意外に多いです。

次のメッセージは、現在新R25の編集長の渡辺将基氏が、WILLFUにメンターとして来ていただいたときのものです。

「大きなサービスも泥臭い仕事から始まる」

今や、バイラルメディアでトップクラスのSpotlightも、
最初は、自分たちでひたすら記事を書き続け、
地道な、泥臭いことを続けていた。

それは、どんなトップクラスの企業・サービスも同じ。
みんなが経験しているビジネスも同じ。
愚直なビジネスだけど、物を仕入れて、売るということを泥臭くやる。

先輩起業家も地道で泥臭い仕事をやり続けたからこそ、成功を手にしたのです。

起業をする場合、どうしても泥臭いことはつきもの。

仲間にしようと思っている人が表面上の華やかさだけに憧れているのかどうか、泥臭いこともやり切ることができそうなのかを意識して仲間集めをするようにしてください。

起業仲間を集める際に考えるべきこと③必ず仲間にしようという考え方を捨てる

基本的なことのように思えますが、「必ず仲間にしようという姿勢をもたない」ということは意識すべき行動指針です。

あった人を必ず仲間にしようとして面談をする場合と「優秀で自分たちとあったら仲間になってくれないか打診しよう」と考え面談する場合は大きく異なります。

前者の場合、「その人を仲間にする理由」のみを探し、盲目的になりがちです。

仲間にした後で、「反りが合わない」、「期待していた成果が出ない」、「トラブルが起きる」といったことはよくあります。

必ず仲間にしようという姿勢ではなく、「優秀で自分たちとあったら仲間になってくれないか打診しよう」と考え仲間探しをするようにしてください。

起業仲間を集める際に考えるべきこと④自分より優秀かどうか

キャッシュが少ない中で、事業を立ち上げていくためには、自分でできることは自分でやった方がコストを抑えられる。

自分ができないことまでできる、自分よりも優秀な人に協力いただくことが、創業メンバーを集める際の肝だとWILLFU Labは考えます。

起業仲間を探すオススメの方法3選

WILLFU Labが考えるポジション別の起業仲間を集める方法は、それぞれ次の通りです。

⑴イベントに参加して声を掛ける
⑵前職で活躍していた知り合いに声を掛ける
⑶yentaを活用し起業仲間を探す

では、それぞれなぜオススメなのか、一緒に紐解いていきましょう。

起業仲間を探すオススメの方法①イベントに参加して声を掛ける

起業仲間を探す方法として、各種イベントを活用する方法があります。

代表的名イベントとしては、異業種交流会への参加や、セミナー・勉強会への参加などが挙げられます。

異業種交流会では、自社の商品やサービスを宣伝したり、参加者同士での情報交換を実施したり、また交流を通じて人脈を拡大できるメリットがあります。

また、セミナーや勉強会では、席上学んだ共通項目を参加者同士で共有し、啓発し合えるメリットがあります。

いずれも、こうした出会いを通じて将来の起業仲間へと発展させることが可能です。

こうした各種イベントに参加するには、SNSやネットなどに膨大に掲示されているイベント情報を確認して参加することとなりますが、いずれも信頼性の高いものを選定することが重要です。

その目安としては、当該イベントの評価や実績、また講師の評判など、選定に当たって必要とされる項目をしっかりとチェックし、誤りのないよう心がけることが大切です。

なお、イベント参加後には、席上知り合った方々にお礼を述べたりフォローの連絡を取り合い、社会人としての礼節を踏まえた人脈醸成を心がけることが求められます。

起業仲間を探すオススメの方法②前職で活躍していた知り合いに声を掛ける

起業仲間を募る際に、最も堅実で信頼性の高い方法としては、自分が所属していた前職(あるいは前々職など)の企業における同僚や仲間、また上司や部下といった個別具体的な人脈の中で、自分の在籍当時それぞれの事業分野で活躍し、会社業績に貢献して評価も高かった人物に働きかけることが非常に有効です。

その理由は、まず自分からみた相手の人物評価が確定しており、人柄や人間性を含めた信頼性が極めて高いことが挙げられます。対外的な評価も裏づけとなるでしょう。

こうした知己を起業仲間として迎えるためには、相互の信頼関係や評価がベースとして存在する必要があります。

自分の一方的な評価だけでは、相手に対して起業への思いを理解させることは困難です。評価を共有した上で、自分の起業へ向けた理念と情熱、また具体的な行動計画などをしっかりと説明し、納得を得ることが重要です。

コンタクト手法は多様ですが、最終的には面談でしっかりと意思疎通を図ることが大切です。

相談する際には違和感や唐突感がなく、相手が共鳴しやすい環境で行うことがポイントとなります。

起業仲間を探すオススメの方法③yentaを活用し起業仲間を探す

yentaは、カジュアルな繋がりで個々人の成長を促すことを目的に運営されている、新感覚のビジネス版マッチングアプリです。日本全国2万社以上、累計300件以上のマッチング実績を有しています。

yentaを利用することで、多種多様な業界の人との交流を通じて人脈を拡大したり、自分に最適のポジションを発見して転職や採用が決まったり、事業の協業パートナーを見出すことも可能となります。

参加者がそれぞれのビジョンを共有し、起業や出資に繋がる場合もあります。相互に上質なビジネスパーソンと出会い、自分の活動の幅を大きく広げたい人におすすめのアプリです。

様々な成功事例を生み出しているyentaですが、ネットサイトに共通の注意点である「なりすまし」や「詐欺」「怪しいビジネスへの誘導」といった、不利益の温床となる懸念もあるので、注意してください。

起業仲間を集める際に「友達」だからと安易に巻き込むのは要注意

起業にあたっては仲間が大切なことを述べてきましたが、まずは「仲間募集ありき」で無駄なイベントやセミナーに参加するのと同様、ともかく友達だからと、安易に起業に相手を誘ったり巻き込んだりすることは問題です。

一口に友達といっても、それぞれ多様な関係性がありますが、いくら自分が心を許せる友達だからといっても、その適正や能力、また意思や責任感といった様々な要素において、本当にその友人がビジネス上信頼できるのかどうか、厳しく査定することが重要です。

実際に起業して、その後事業を運営する中で、起業家から経営者へと移行し、事業の継続・拡大へ向けて日々活動するわけですが、事業が成功すれば問題ない一方、仮に事業が思ったほど上手くいかない場合や、大きな挫折を迎えた際など、事業運営の結果に対する責任を起業仲間で共有することが求められます。

しかし情緒的な友達繋がりだけでは、こうした厳しい自己判断を背負うことが難しくなる問題点もあるので、安易な考え方は禁物です。

【体験談】WILLFU代表の黒石は起業仲間をどうやって集めた?

私自身、上記の基準をブラさずに仲間集めをしようとして、創業メンバーを集めるにあたって、本当に苦労した。

いろんな先輩起業家に相談した結論として、成功の鉄則はないと気づいた。

「とにかく、頑張る。以上。」

何を頑張るかというと、常に、創業メンバー募集について考え続けるのだ。

ある先輩起業家は、
「会う人会う人、全員に、『一緒にやりませんか?』と声をかけ続けていた。NGであれば、『誰かいい人、ご紹介いただけませんか?』と声をかけ続けていた。どうせ誰も来てくれないので、とにかく声をかけ続けることが肝だ」と語っていた。

そんなアドバイスを受け、私も、過去の友人・知人リストを全てひっくり返して、お声がけしてきたし、facebookでいいなと思った人や、ネットやイベントで気になった人には、全てメッセを送り、とにかくいろんな人とご飯を食べに行ってきた。

色々やってみて、色々聞いてみて、結論、こういう地道な活動の継続しかない。仲間集めは、その積み重ねだと思う。

起業は、仲間を集めてすべきか?1人ですべきか?

最後に、「起業は一人ですべきか、仲間ですべきか」というよくある質問へのWILLFU Labの見解を示して締めたいと思います。

仲間で起業する際の、メリット・デメリットは、以下のような点がある。

◆メリット
・ モチベーションマネジメント
:一番大きい効果は、事業がちゃんと立ち上がる可能性が高まること。事業立ち上げの実務は、泥臭くて愚直な作業ばかり。そのため、立ち上がる時に最もエネルギーを要する。そんな時に、1人だけで取り組んでいると、そんな状態に心が折れ、事業が止まってしまうことが多い。しかし、仲間で集まって取り組んでいると、仲間に対して「やる」と言っている手前、引けなくなり、宣言効果で事業がきちんと立ち上がる可能性が高い。

・ 思考の深さ・広さ
:どんな人も、1人だけの頭では考えるべき観点が抜けたり、出てくるアイデアも幅が狭くなることが多い。常時、複数人で議論ができることで、思考が深く、アイデアが広く出せるようになる。

◆デメリット
・意思決定時間の延長
:メリットと裏表の関係であるが、仲間との議論が広がることにより、意思決定までの時間が一層かかるようになる。

・コスト増
:人件費や株式分配など、お金がない創業時にメンバーが増えることにより、様々なコスト増のインパクトがある。

上記のことから、「仲間ですべきか?1人ですべきか?」という問いに対しては、以下のような回答になるであろう。

・「自分は1人でも正しく深い意思決定ができ、やり遂げる力があるという自信がある」もしくは、「自分自身だけのオーナーシップでやりたい」という方は、1人で起業すべき。

・逆に、そうでない方は、仲間で起業した方が、成功確率は上がりそうである。

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