WILLFUインターンの中井です。
今回は起業する人や自営業の人に
最近見られるノマドという働き方について
記事を書いてみました。
近年、会社から独立して働く方の中には、
「ノマド」と呼ばれる、ワーキングスタイルを
選択する人々がいて、世間的に注目を集めている。
「ノマド」という働き方はパソコンやスマートフォンが
普及し、成長していきインターネット社会化が進むことで
誕生しつつあるワークスタイルだが、果たして
働き方としては本当に良いものなのだろうか。
そもそも「ノマド」という働き方がイマイチわからない方に向けた
説明とともに下記のテーマでいくつかまとめてみた。
１：起業する人の新たな働き方、ノマドとは
２：起業してノマドで働くのが多くの人に向かない理由
起業する人の新たな働き方、ノマドとは
近年、起業して働く人のワークスタイルとして
「ノマド」と呼ばれるものが選択肢として現れてきている。
フリーランスで働く人々の増加、書籍によって紹介されることで
注目を浴び、実践する人も増えてきているが、そもそも
ノマドとは一体どのような働き方なのかイマイチよく分からないという
方もいらっしゃるのではないだろうか？
そのような方に向けて、ノマドという働き方が
どのようなものか、いくつかまとめてみた。
①オフィスに縛られない働き方
ノマドとは、従来の経営者や自営業者、
もしくは雇用労働者のように
オフィスや自宅に出勤して働くことなく、
カフェやレンタルスペースといった
自分のいる場所で仕事をする働き方を指す。
数十年前の電話回線・ネット回線が発達していない頃には
実現できなかったが、現在ではこれらが発達してきたために
ワークスタイルのひとつとして登場してきている。
②フリーランスで働く人の増加の影響あり
近年上場したクラウドワークスやランサーズといった
クラウドソーシングサービス(ネット上で仕事を依頼・受託
できるサービス)などの登場で、フリーランスとして
働くというワークスタイルが確立してきている。
その影響もあって、PCとネット環境さえあれば
どこでも働くことができる彼らによるノマドという
働き方の選択が増加してきていると考えられる。
起業してノマドで働くのが多くの人に向かない理由
前章では起業してノマドという働き方を選択する
社会人の方が増えてきているということを
言及してきた。
しかし、この働き方は
ほとんどの人にとって、推奨できるものとは言えない。
それは一体なぜなのか。 いくつかまとめてみた。
①オフィスの恩恵が受けられない
ノマドワーカーたちは働く際の場所にこだわらないがゆえに
オフィスという場所を持たないことが多い。
そのことは一見、場所に縛られないというメリットを
持っているように見えるが、デメリットも幾つかあるのを
忘れてはならない。
オフィスがあるということは、そこに出勤すれば
自分の労働スペースが必ず存在するということである。
しかし、ノマドという働き方をしていると、
自分のその時働きたい場所の混雑具合に
影響を受けることになる。
例えば、もし気分的に近所のおしゃれなカフェで
働きたいと考えていたとしてもそこが混んでいたら
別の場所を探さなくてはならない。
つまり、ノマドという働き方は
場所を自由に選べるというメリットの一方で
自分の働く場所を確実にキープしてくれる要素がないのである。
②ノマドで働くことは意外に困難
ノマドという働き方をしていると
オフィスと違い仕事仲間と集まる
ことが難しくなってくる。
どこかの集まるスペースを見つけるのも手間がかかるし、
そんな都合良い場所があるとも限らない。
そして、時間的に場所が利用できるかどうかも問題になる。
さらに、一人で働く場合には、同僚などの
仲間がいないかつ働きに行く場所のルールがないため
外出しなくても良いというルーズさから
家での気分でだらだら仕事に望んでしまうという
リスクも存在する。
実はオフィスには
１．仕事のオンオフを切り替えやすい
２．自分の仕事に向けた自制心を整えやすい
３．仲間とのコミュニケーションが円滑に行える
という機能があり、オフィスがなくても仕事の
スピード感や気持ちが削がれないという
方以外は基本的に労働が停滞するリスクがある。
以上、起業してノマドで働くことについて
そもそもの意味と注意点をいくつかまとめてみた。
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