学生向けビジコンが起業につながりにくい理由とは
WILLFUインターンの中井です。
今回は学生向けビジコンに参加しようと考えている、
参加経験があるという方に向けて記事を書いてみました。
起業したいと思う学生や、新規事業を会社内外で
働くことを問わず立ち上げたい学生にとって、
挑戦する機会が多いであろうビジコン。
いわゆるビジネスコンテストのことであり、
いうまでもないかもしれないが、その内容としては
「参加者が自分の考えてきたビジネスアイデア、
プランを発表、審査員が評価する」
といったものである。
ビジコンは学生向けに、数多く開かれている。
にもかかわらず、ビジコンから起業する人は
当社調べでも経験者全体の6%程度だった。
一体何故そんなにも起業に結び付きづらいのか。
以下の内容でいくつかまとめてみた。
学生向けビジコンが起業につながりづらい理由とは
先述した通り、学生向けに開催される
ビジネスコンテストを通じて起業する人は
ほとんどいない。
それは一体何故なのか。
まずその原因として考えられるのは
①プランを考えるのと実行するのとでは差が大きすぎるから
である。
学生がビジネスプランで発表するアイデアは
コンテスト次第ではあるが、起業家の自由な
発想で考えられるものである。
そしてその中で、優劣をつけていく。
コンテストのために考えられた事業は
その論理性とニーズの存在するかが重要になるので
ヒアリングデータとロジックという観点では
面白いアイデアが数々登場するのは確かかもしれない。
だがしかし、それを実行するとなると話は別である。
どれだけ筋の良いアイデアであったとしても
起業家自身にそれを成し遂げられるだけの
実行力と意思が備わらなければ、
事業成功どころか、運営すらままならず終わってしまう。
実際に事業をやると、考えるだけの時と違い、
机上の空論ではなく、現実としてニーズが
そこまでなかった、スケールしないなどの
問題に直面することを忘れてはならない。
他に原因として考えられるのが、
②そもそも起業することが怖いと感じるから
である。
学生向けビジコンで優勝した人が、場合によっては資金を
受け取り、実際に事業を立ち上げることを
考える時、その中には「起業することが怖い」
と感じ、起業を先延ばしにする人がいる。
具体的には、起業直前に
「起業してやっていけるのか不安」になり、
そこから自分に足らないスキルや
能力が気になり、一旦どこかでインターンしよう
といった具合である。
しかし、そうして起業を先延ばしにしても
不安になる気持ちが解消されることは
基本的になく(インターンと起業は性質が異なる)、
インターンしている中でさらに自分に足らないスキルが
気になることもある。
そうした、「とりあえず今はインターン」状態に
突入すると、結果として起業などできない。
なので、起業が不安ならば、まずは小さく事業を始めよう。
ネットでの商品販売や個人経営店への代行サービスなど、
なんでも良い。 自分で実際に思考・行動して
金銭を稼ぐ経験を積んで早く自信をつけるべきである。
そして、起業は就職や会社員と違い、明確な納期を
自分でセットしなければならないことが多い。
起業したいのならば、いつまでに必ず
立ち上げるという明確な納期を決めて
その時までに絶対に立ち上げるべきである。
以上、学生向けビジコンについて
いくつかまとめてきた。
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
踏み出してみたいと思われた大学生の方は、
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