学生起業のセミナーに参加する前に読んでおきたい記事
リブセンス村上社長や元ライブドア社長の堀江貴文氏など
魅力的な人物の登場をきっかけとした学生起業に比例して
増加傾向にある学生起業のセミナー。
参加予定者、参加希望者向けに
参考となる情報を提供すべく、
学生起業のセミナーについて利点と欠点をまとめてみた。
学生起業のセミナーに存在する利点
学生起業のセミナーには起業を志望する大学生が参加する。
セミナーへの参加は以下のような利点がある。
①本を読まずに起業ノウハウを学習できる
本を読むのが苦手、どんな本を読めば起業に関する情報が得られるか
わからない学生にとって起業セミナーに参加することは、本を探したり
読んだりする労力なしに起業スキルを学習できるというメリットがある。
②起業を目標にしている同志が周りにいる
参加するのはみな起業を目指す学生であるので、起業という同じ目標に向けて
努力しようという仲間ができ、セミナー参加直後のモチベーションダウンを防げる。
③意識改革のチャンスがある
起業を目指しつつも何も行動していない学生に対して、セミナーの講師が
行動の重要性を説くことで、参加した学生がこれまでの行動を改めようという意識を持つきっかけになりうる。
学生起業のセミナーに存在する欠点
一方で、学生起業のセミナーには以下のような欠点も存在している。
①起業に現実味が持てず起業につながらない
学生がセミナーを受講して起業のスキルや知識を
獲得したとしても、過去に事業を立ち上げたり物を
売ったりした経験がない場合は起業してみるという
行動が現実的な選択肢としてイメージできず、
結果として諦めてしまうケースが存在する。
②セミナーに参加することで自己満足に終わってしまう
セミナーは前述した通り起業を目指す仲間が数多く存在し、
講師が起業についてノウハウや知識、心構えを説いてくれる
環境である。 しかし、そういった環境に満足してしまうことで
肝心な部分である行動を怠ってしまい、結果として意識だけ高くなったり
「将来的に起業する」と宣言しつつインプットだけしかしなくなる
可能性がある。
③起業に関する知識の理解、定着、実践には差がある。
学生起業のセミナーでは講師が知識をわかりやすく説明することもあり
本と比較して理解がしやすいが、実際に起業するためには学んだ知識を理解
だけにとどまらず定着させて実践できるようにする必要がある。
(起業にとどまらず、勉強、仕事全てにおいてであるが。)
しかし教育形態上、セミナーでは理解と定着まではカバーできるが
実践まではカバーしきれない。 つまり起業の知識を定着させた後の、
実践する段階までは自分でやるしかない。
④起業で必要な行動力やコミットする能力は育たない
実際に起業すると、知識を使う場面以上に創業間もない会社を支えるために
事業にコミットして行動していくことが要求される。
しかし、セミナーでは実際に事業に取り組まないのでこういった能力は習得できないため、起業を目指し、実際に起業したとしてもコミットしきれず事業がたち消えてしまう可能性がある。
以上、学生起業のセミナーにおける利点と欠点を取り上げてきたが、
学生には「セミナーで獲得できる起業のスキルやノウハウ」もそうだが
それ以上に「事業にコミットして、行動し、結果を出していく」ことの方が
圧倒的に求められる。
学生起業へ興味を持ち、
踏み出してみたいと思われた方は、
実際に事業を立ち上げて、コミットしてやり抜く経験ができる、
卒業生の2人に1人が起業する以下のビジネススクールもどうぞ。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー