筋がいい「起業アイデア」を早く見いだす方法
「渋谷で教える起業先生」(毎日新聞出版)の著者 黒石健太郎です。
起業を考える学生を対象にビジネススクールを運営しています。
本ビジネススクールでは、
受講生全員が、事業立ち上げに取り組み続けます。
その際、筋がいい起業アイデアを早く見いだすチームと、
そうでないチームを分析し、
筋がいい起業アイデアを早く見いだす方法について、
まとめてみました。
1:筋がいい起業アイデアを見いだす鍵は何か?
2:筋がいい起業アイデアを生み出す具体策とは?
筋がいい起業アイデアを見いだす鍵は何か?
起業アイデアを考える具体的なステップ自体は、
下記ページをご覧ください。
↓「起業アイデアを考える5つのステップ」↓
https://willfu.jp/gakuseikigyou/kigyou_idea/
ここでは、
筋がいい起業アイデアを見いだすための鍵を、
まとめました。
筋がいい起業アイデアに行き着いたチームの
共通項を見てみると、
鍵は、検証された起業アイデアの「数」が
圧倒的に多いということがわかりました。
以下の、単純な方程式で考えてみると、
イメージが湧きやすいのではないでしょうか。
多くの人が、筋がいい起業アイデアを考えようと、
ウンウンと唸って考え続けたり、
勉強したりいたしますが、
その結果として、ヒット率がどれだけ変わるかというと、
引き上げることができて、数10%〜数倍の違いです。
ソフトバンクの孫正義氏も、
在学中に3つの事業を売却できたのは、
その前提として250の起業アイデアを出していたからと、
述べられています。
あのエジソンも1093件の特許を作り、
その中から、ヒットを生み出しています。
【概念図】
概念図をご覧いただくと、わかりやすいかと思います。
アイデアを1000個出せば、
ヒット率が1%でも、10個のヒットアイデアを出せます。
しかし、アイデアが10個しかなければ、
ヒット率を3倍の3%になっても、
一つもヒットアイデアが出ない可能性が出てきます。
ヒット率はコントロールしづらいものの、
アイデアの数自体は、
10倍にも100倍にも増やすことができます。
だからこそ、「数」が鍵となるのです。
筋がいい起業アイデアを生み出す具体策とは?
では、具体的に、どんな行動をとってみると良いのでしょうか。
多くの起業アイデアを検証したチームは、
下記2点を意識的にコントロールしていました。
①検証速度と回数
②挑戦し続ける期間
①検証速度と回数
1週間で1つの起業アイデアを検証していった場合、
1年間で54の起業アイデアのみしか検証できません。
【概念図】
しかし、3時間で1つの起業アイデアを検証していった場合、
1年間で2000もの起業アイデアを検証することができます。
検証速度を速めることで、
同じ期間でも、飛躍的に多くの起業アイデアを
検証することができるのです。
だからこそ、検証のスピードを上げ続け、
検証回数を増やすことが鍵となるのです。
②挑戦し続ける期間
上記のケースでは、1年間と置きましたが、
もし、3ヶ月でお金が尽き、会社が潰れてしまっては、
3時間で1つの起業アイデアを検証し続けたところで、
500の検証しかできません。
しかし、1年間、お金が尽きることなく、
挑戦し続けることができれば、
2000の起業アイデアを検証することができます。
だからこそ、会社を潰さずに、
長く挑戦し続ける状態を作ることが、
第二の鍵となるのです。
長く挑戦し続けるためには、
リスクをコントロールし、
事業に挑戦できなくなるような大きな負け・失敗を避けること、
そして、お金がなくなっても、
自身で事業収益を生み出せる力を持っておくことが大事になります。
そのため、リスクのコントロール能力と、
収益の創造力が高いほど、
結果的に、筋がいい起業アイデアに行き着けると言えるでしょう。
上記を踏まえ、ぜひ、
起業アイデアの「数」にこだわって、
検証を進めてみてください。
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