起業して赤字にならないために
起業してみたものの事業がうまくいかずに赤字化している
という話はよく聞かれるものである。
一方で、事業自体はニーズが本当にあったり
実際に売れているのに結局は赤字であるという話もある。
だがそれは一体何故なのか。
起業したいと考えている人の参考となる情報を提供すべく
いくつかまとめてみた。
1:起業して赤字になるパターン
2:起業して赤字にならないために
起業して赤字になるパターン
起業して事業を立ち上げたものの赤字化してしまうということは
特段珍しくもない話だが、中には一見うまくいっていそうだが
実は赤字というパターンも存在している。
そのようなものも含めて赤字になるパターンをいくつかまとめてみた。
①売上よりもコストが高い
実際にニーズがあって顧客がかなり買ってくれるので売上は高いが
赤字化しているというパターンには、まず会社でかかるコストが
売上と同じぐらいかかっているという原因が考えられる。
売上がどれだけ高くともコストがそれを超えてしまっていたりすると
結果としては、物を売ってわざわざ損をしているという
赤字の状態となり、事業をすることによる恩恵がない。
②売上の回収ができていない
商品を実際に購入されていたとしても顧客からその購入費の回収ができて
いなければ、結果として赤字と変わらない。
というのも売上が売上として本当に換算できるのは
顧客からそれを実際に回収できたときであり、
回収できていなければ実質的に手元にお金のない状況で
倒産してしまうからである。
起業して赤字にならないために
起業して赤字にならないためには
一体どのようなことに気をつけるべきか。
いくつか注意しておくべきことをまとめてみた。
①しっかり利益を出す
売上は商品の値段とそれを買った顧客の人数を掛け合わせた
合計値でしかなく、それにかかったコストが考慮されていないので
本当は赤字なのか黒字なのかというところまで確認できない。
よって仕事をする際には、当たり前だが、売上ではなく
そこから商品を生み出すことや会社の経費などのコストを差し引いた
利益額がしっかり黒字化しているのかどうか確認しておく必要がある。
②事業を続けていくことができるか
一時的に利益が生じるものの、商品自体のクオリティが低く2度と
買ってもらえない状態や、短期的に売れる流行り物などを売っている
場合、それは長いスパンで見たときに失敗する事業である可能性が有る。
このような失敗をしないためにも事業計画を考える段階から
顧客ニーズが本当にあるものなのか常に確認することや、
自分たちのプロダクトを顧客目線で満足されるクオリティで作ったりすること
が求められる。
以上、起業と赤字に関する話をいくつかまとめてみた。
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