起業をブームに乗ってしてはいけない理由
学生の間、もしくは社会人の際に起業してみようと考えた時に
アイデアが思いつかず、とりあえず流行っている物で
起業してみようとする方がいる。
しかし、果たしてそれで起業してしまって良いのだろうか。
起業しようか考えている学生や社会人の意思決定の手助けとなるべく
以下の2つのテーマでまとめてみた。
1:起業をブームですべきではない
2: 起業をブームに流されずにするには
起業をブームですべきではない
起業しようと考えた時にアイデアが思いつかなかったり
すぐに収益化したいと考えている学生や社会人は
とりあえず流行っている物で起業しようと考えるかもしれない。
だが果たしてそれで良いのだろうか。
結論から言ってしまえばよくない。
ではその理由はなぜなのだろうか。
①ブームが過ぎると収益化できず赤字化する
当たり前だがブームになっている物はブームという一定期間において
収益化に成功する。 しかし一度ブームが過ぎ去ってしまうと
それまでに喜んで来てくれた顧客があっという間に見向きしなくなり
結果として赤字化、倒産してしまう。
②顧客ニーズなどを考えずに起業してしまっている
スタートアップやベンチャーが起業する際だけでなく大企業の
新規事業立ち上げ時でも事前に市場調査や顧客へのヒアリングなどをして
具体的なターゲットとそのニーズ、それを解決できるサービスづくりを
行っているのは当たり前である。
にもかかわらずブームで流行っているからという理由でなんとなく
流行り物で起業すると顧客ニーズやメインターゲットがわからないし
収益が上がらなくなってきた時の対策も難しい。
起業をブームに流されずにするには
起業をブームに流された事業で立ち上げてしまうと
ブームが過ぎた時に赤字になり、結果として
倒産につながってしまうということを説明してきたが、
ブームに流されずに起業するにはどのようなことに
注意すれば良いのか、その対策をいくつかまとめてみた。
①永続性のあるビジネスを考える
起業をブームに乗ってすることが失敗につながる理由は
そのビジネスの顧客ニーズが一時的なものであり
ずっと欲しいと思われる物ではなく、
マネタイズがずっと続く形式のものでもないからである。
起業を考えるのであれば一時的でなく永続的に顧客のニーズを
解決していきマネタイズし続けられる事業を考えていくべきである。
②自分が本当にやりたいことをする
実際に起業してみると計画通りにうまくいかないこと
があるが、ブームなどで立ち上げた事業であると
そのような状況に置かれた際に事業にコミットする意思が消えてしまいやすい。
そうならないために自分が起業したいと思える分野や事業の内容で
起業していくべきである。
以上、ブームに乗って起業することの危険性と
そのことへの対策をいくつかまとめた。
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