WILLFUインターンの中井です。
今回は起業家がチャレンジする回数について
まとめてみました。
起業したいと考えている学生であれば、
もちろん、誰もが知る有名な起業家のように
成功したいと強く思うのではないだろうか。
その起業家が今やお父さん犬のCMを
見ない日はないソフトバンクの孫正義さんでも、
一世を風靡した堀江貴文さん、
堀江さんと並んで取り上げられ、
楽天カードなどで有名な楽天の三木谷浩史さんでも
そこまでに至るのは決して楽ではないのは明らかだろう。
彼らのように成功するためには
一体何が重要なのだろうか。
そして、成功確率を上げるのは
どのような要素なのだろうか。
その一つとしてあげられるのは、
チャレンジ回数の多さではないだろうか。
それは一体何故なのか。
いくつかまとめてみた。
起業の成功確率は、チャレンジの回数で上がる
起業家として成功したいと考えたときに、
ほとんどの人がやることとしては
「有名な会社で数年間の修行を積む」だったり、
「ビジネススキルを学ぶためにセミナーやイベントに行く」、
「人脈作りに時間を費やす」
といったものが多い。
しかし、これらの行動は起業して事業を立ち上げ始める時期を
先延ばしにしているだけでなく、下手をすると起業に全く
役立たない行動に終わってしまう可能性もある。
有名な会社で任される仕事が
「自分が起業のために欲しいスキル」が
得られるスキルでない可能性があるし、
セミナーやイベントも自己満足に終わるレベルのものかもしれない。
そして、有名な人と仲良くなったところで、その日以外は
「起業したいけど現状起業できていないヤツ」と見なされ
軽くあしらわれて終わるかもしれない。
(堀江貴文さん曰く、堀江さんと一緒に仲良く
写真を撮ってもらった人物に誰一人と起業に成功した人は
いないのだそうだ)
皆さんには、上記のことよりも、起業に今からチャレンジすることで
チャレンジ回数を増やしていくことを意識してもらいたい。
それは何故か。
起業に20歳のときから挑戦したとする。
当然、若いので総じて社会常識やビジネスマナーの類には
あまり詳しくないだろうし、社会人としての経験自体も
30〜40代と比較して少ないだろう。
しかし、40歳になるまでに20年間の努力ができる。
そして、その間に何回でも起業に挑戦できる。
その間に失敗することもあるかもしれない。
だが、そこでの失敗から知見や反省が得られれば
より自分の起業の成功確率が高まっていく。
そして、20代のうちは、社会にほとんど出ていない状態なので、
それぞれの業界におけるルールや前提条件、
しがらみといったものに囚われにくい。
そのことによる柔軟な発想も新たな観点の
サービスを生み出すことに一役買うだろう。
体力的にも衰えが来る前なので、多少の無理も効く。
その一方で、40歳から起業し始めた場合はどうか。
40代ともなると、社会常識やビジネスマナーは完全に
会社などで習得し、社会人としての経験も豊富である。
そして社会人歴もそれなりに長いものとなっているだろう。
ただし、20代から始めるのに比較して挑戦できる残り時間は
ほとんど少ない。 それゆえに失敗の回数は極力ゼロにしたいくらいであるが、
初めての起業である。 失敗の確率がゼロだなんて保証はない。
さらに、20年近い、社会人生活の中で受け入れてきた
ルールや前提条件を取り除いて、クリアな視点で
ビジネスを始めようとしても染み付いた常識は
なかなか無視し難い。
体力的にも無理はできないし、
仕事だけに時間を使おうにも、
家族のことなど考えねばならないだろう。
このことから、40代からの起業は
なかなかにリスキーと言えるのではないだろうか。
そして、孫正義さんの弟で、パズドレで有名な
ガンホー創業者の孫泰造さんは
「芸能人を子役から20歳までやれば、芸歴20年
20歳から始めれば、芸歴0年」
という言葉を残している。
このことは、早くから挑戦したかどうかの差が、
生涯かけても決して追いつけることのない、
決定的名ものであること示しているのでは
ないだろうか。
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