起業のコンテストのメリットとデメリットまとめ
参加者が事前にビジネスアイデアを用意し、
そのアイデアの実現性や課題解決性などから
優勝者を選抜、その参加者に対して賞金が与えられる
ビジネスコンテストは近年数多く見られる。
それらのコンテストにはどのようなメリット、デメリットが存在するのか。
下記の2テーマでいくつかまとめてみた。
1:起業のコンテストのメリット
2:起業のコンテストのデメリット
起業のコンテストのメリット
大学や学生による団体、企業などによって開催されている
起業のコンテストが数多く存在するが、それらに参加することの
メリットとはいったいどのようなものがあるのか、いくつかまとめてみた。
①賞金が得られる
起業のコンテストではほとんどの場合起業資金を目的とした
優勝賞金が用意されていることがあり、優勝した場合に
その資金を使って起業することができる。
②メンターからのフィードバック
ビジコンによっては起業して一定の成功を収めた社長の方から
直接フィードバックが得られる機会がある。
(プレゼン前のブラッシュアップイベント等)
起業のコンテストのデメリット
起業のコンテストのデメリットについて
説明する前に以下の写真のデータを参照していただきたい。
下記の写真のデータによれば、
ビジネスコンテストと学生起業に関する現状として
以下のようなものが挙げられる。
(写真のデータは当社調べ)
①起業のコンテスト参加者は起業経験者よりも圧倒的に起業率が低い
上記の写真のデータによると
起業家全体のうち、3人に一人が学生時代に起業したことがあった。
その一方で起業のコンテストに参加したことのある人の起業率は
全体のうちの16、17人に一人であることが明らかとなっている。
つまり起業のコンテスト参加者は学生時代になんらかの起業をしている
学生と比較して起業する人数が圧倒的に少ないのである。
②起業のコンテストのビジネスプランは絵に描いた餅でもある
起業のコンテストはビジネスプランを事前に考えて用意し、
プレゼンされたものを聞いてロジック的に成功しそうか、ニーズが
実際にあるのかどうかを基準として評価するという形で行われる。
だが、それがどんなに論理的で、聞いた上では顧客ニーズがありそうな
ビジネスであったとしても実際にやってみると意外とうまくいかない
ということはあまり珍しくない。
というのもヒアリング段階で「あったらいい」というものはいざ事業化
されると必要性の薄さから見向きされなかったりする。
さらに参加者自身が実際に起業した経験がないと事業に取り組んだときに
「この事業なら成功する」という確信を持てずに
インターンや就職といった形でのスキル習得を目指すが、
もちろん会社で起業のためのスキルはほとんどの場合得られないので
結果として起業するという意思が消えてしまうというケースが散見される。
以上、起業のコンテストに参加することのメリットや
デメリットについてまとめてみた。
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