起業する際の動機は重要なのか
起業しようと考えたときに、
起業家向けのイベントなどに参加してみると
登壇者や参加者が話す言葉の中には
その起業家がいかに素晴らしい動機で
起業したかということが語られることがある。
そしてそういった言葉を聞いて起業が
自分には無理なことだと考えてしまう方も
いらっしゃるのではないだろうか。
そのような方の意思決定の基準となるべく
以下のテーマでいくつかまとめてみた。
1:起業する際の動機は本当に重要なのか
2:起業する際の動機は何だって良い
起業する際の動機は本当に重要なのか
起業したいと考えている方であれば
一度は起業家向けのイベントもしくは講演会に
参加していることがあるかもしれないが、
その際の起業家や参加者の語る
起業までの動機の経緯を聞いて
起業というのがとても難しいことで
自分にはできないと感じる方もいらっしゃるのではないだろうか。
だがしかし本当に起業することにおいて
動機というのはそこまで大事なのだろうか。
いくつかまとめてみた。
①起業の動機は会社のビジョンと結びつけやすい
起業家の語る起業しようと考えた動機は
たいていその仕事を通じて成し遂げたいビジョンに
少なからず関係していることがある。
そういった話を聞いて、起業家が
自分よりもはるかに立派な存在に思えてしまった
起業家志望の方もいらっしゃるのではないだろうか。
②本当にそのようなビジョンや動機が最初からあったのか
だがしかし、本当にそのような動機やビジョンが最初からあったのだろうか。
そうでない起業家も中に入るはずである。
というのも起業して様々な顧客と関わったり事業を成長させていく中で
動機やビジョンも磨かれていき、現在のものに近づいて行ったのではないか。
つまり、当初はそのような動機では全くなかったかどうかは定かでは
ないにせよ、当初の動機やビジョンと現在のそれらとは
少なくとも変化しているはずである。
起業する際の動機は何だって良い
前項では起業家の動機やビジョンは立ち上げた事業の成功や成長とともに
変化して行ったのではないかということについて言及してきた。
そのことを考えるならば、以下のようなことがいえるのではないだろうか。
①動機やビジョンは変化していくもの
素晴らしい動機やビジョンを最初から持っているという
人はいないのではないだろうか。 皆、何かをやっていくうちに
そこに対して自分が持ちうる動機やビジョンに気づくのではないだろうか。
②動機にこだわらず起業してみよう
もしも起業したいと考えているならば、
動機の素晴らしさなどにこだわらず続けてみてはどうだろうか。
例えどのような動機で立ち上げたとしても、
それが自分が頑張ろうと感じるようなものでないならば続かない。
そしてそのことに気づくうちに起業家自身の起業の動機と
ビジョンが磨かれていくのである。
以上、起業する上での動機が本当に重要なのかをまとめてみた。
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