WILLFUインターンの中井です。
今回は起業すると自由に仕事できるのかについて、まとめてみました。
起業したいと考えている学生や社会人の中には、
「会社に縛られて、仕事をしたくない」
だったり
「仕事をするときに命令ばかりされたくない」
といった
「自由に仕事できること」を理由として
起業したいと考える方がいらっしゃる。
実際に、そのような
「起業すると自由に仕事できる」
ようなイメージがあるようだ。
しかし、実際のところでいうと、
起業すると本当に自由に仕事できるのだろうか。
下記の内容でいくつかまとめてみた。
１：起業すると自由に仕事できるのか
２：起業しても、自由とは言えない理由
起業すると自由に仕事できるのか
自由に仕事ができるということを理由に
起業したいと考える方がいらっしゃるが、
果たして本当なのだろうか。
結論から言うと、起業して自由になる部分がある一方で
そうでない部分がある。
例えば、自分の仕事において、
どのような施策を打つのかといったところや
誰からどんな仕事を引き受けるか、
誰を雇うか、どんなところにオフィスを構えるかなど
自社の方針といったところで言えば、
自由に設定することができる。
ただし、「自分の責任の元で」
という条件が設定される。
どういうことかというと、
会社の社長になると、あらゆる意思決定が
最終的には自分自身の責任になる。
それゆえ、決定内容は自由だが、
決定によって降りかかる結果などもすべて自分が
責任として背負うことになるということである。
そういった部分では、起業しても
自由とは言えないのかもしれない。
起業しても、自由とは言えない理由
前述したように、一見自由に見える起業だが、
自分にあらゆる責任が降りかかることを
考えれば決して自由とは言えない。
それどころかむしろ、
⑴自分の責任で社員の生活も考える必要があるので
結果を出さなければというプレッシャーがかかる
⑵結果を出さなければ報酬も信頼獲得もゼロなので
仕事の時間確保のためにプライベートの時間が無くなる可能性がある
⑶起業するとこれまでの友人と社会生活のスタイルも
労働時間も変わるので、相談などしづらく、孤独になることもある
といった「むしろ自由になれない」部分もあるのだ。
ならば、そんな状況に置かれてしまうのに、
起業家らはなぜ起業するのだろうか。
その理由は彼らが
「一生をかけてでも成し遂げたいことがある」
からである。
起業家として事業を立ち上げる人々は自分の周囲の
友人が抱えている課題感や、携わってきた領域で
見てきた問題点を解決するために、
自分の日々の睡眠以外の時間
(もしかすると、睡眠時間も)を
投げ打って事業を立ち上げているのである。
ここまでの話を聞いて、起業家という仕事がとても
辛そうで、やりたいと思えなくなりかけている方もいるかもしれない。
しかし、起業家として仕事をしていると、起こるのは辛いことばかりではない。
自分の事業を利用してくれていた顧客から感謝の言葉をいただいたり、
会社員では手に入らない報酬が手に入ったり、社長として日々切磋琢磨し合う
社長コミュニティに入ることができたり、そうして仲間ができていったりと
やり甲斐になることもたくさんあるのだ。
確かに自由にはなれないかもしれない。
だが社会的意義もやりがいも人一倍ある、
それが起業家の醍醐味なのではないだろうか。
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