起業する際の教科書は?
未知の領域に足を踏み入れるとき、書籍などで前もって知識を蓄えておくのは当たり前のことに思う。
起業において、どういう書籍、教科書が市場に出回っているのか。
そして、前もった勉強の必要性は、起業においても同じことが言えるのか。
それら2点について調べてみた。
起業の教科書とは?
①どういった教科書が市場に存在するのか?
ざっと、「起業 教科書」で調べてみると
“起業1年目の教科書―今井 孝”
“アメリカの高校生が読んでいる起業の教科書―山岡道男”
などが人気の書籍であるようだ。
特に、この2冊は当たり前のノウハウや、心構えが書いてあるものの、それを平易な文章でわかりやすく伝えたり、実例を交えているところが特に評価されているようである。
他にも様々な書籍を調べてみたが、基本的には、初歩的なノウハウ、心構え、考え方など、一貫して似たようなことしか書いていないようである。
②起業する際に教科書は必要なのか?
市場に出回っている書籍を調べる限りでは、表現の違いはあっても、基本的なスタンスや考え方など、同じようなことしか言っていない。
しかし、それらが必要ではないと言っているわけではない。
長年、サラリーマンをやって来た人が起業で成功するかといえば、そんなことはないし、社会人経験がほとんどない若手社会人や、学生が起業で成功しないかと言えば、そんなこともない。
実際に、Facebookや、apple、Microsoft、googleなど世界を代表するような大企業は学生起業家から生まれている。
要は、社会人経験が長くても失敗する人はするし、短くても成功する人は成功するということだ。
その成功と失敗の明確な違いは分からないが、要因の一つに起業家として必要なものを理解しておくというのは大事だろう。
そして、その起業家に必要なものというのは、いくらサラリーマンを長くやっていても身に着くものではない。
その起業家に必要なものを全てではなくとも、一部分だけでも知るために、こういった書籍を読むというのは有効だと考えられる。
結論:学ぶよりも実践に早く移ったほうが良い
以上より、厳選して1冊の書籍を手に取り、バイブルのように扱うのであれば、有効かもしれないが、何冊も書籍を読んだところで得られる知識量は大して変わらないということはご理解いただけたのではないだろうか。
何冊も書籍を読むぐらいであれば、すぐに起業するべきである。
現に、堀江貴文氏はこのように語っている。
「多くの人は起業するときに、資格をとったり、勉強しようとするが、過度な学びは遠回りになるから危険」、「ビジネスの世界ではいくら勉強しても失敗の確率は減らない」
つまり、どんなに勉強に時間を費やそうとも、それに比例して成功確率が上がるわけではないと言っている。
それならば、書籍を読むことにかける時間、購入することにかけるお金を、自分の事業に回したほうがよっぽど良い。
頭でっかちで知識だけある人ではなく、実践を通じて学べる人が成功する一つの条件になりそうだ。
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
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