起業した結果成功した数々の起業家や経営者は
自分の経験に基づいた名言を残している。
我々が起業する際の姿勢として意識しておくことで
役立てられるかもしれない名言とその解釈、
名言に関していくつかまとめてみた。
１起業家の名言を読む前に：
２：起業家の名言5選 英語付
起業の名言を読む前に
創業期の起業家にとって勇気付けや戒めとなりうる
起業家たちの名言。 そのいくつかを紹介する前に
注意しておきたいことをいくつかまとめてみた。
①誰の名言か注意
起業家の名言について調べているといくつか
情報商材ビジネスやネットビジネス関連で
悪評高い起業家の名言が散見されることがある。
その中には名言自体にはなんら問題のないものから
自分たちのビジネスへの誘導のためのものまで
様々なものが存在している。 こうした怪しい
起業家のビジネスにお金を支払ってしまうことのないよう
名言は誰が言ったものなのか注意する必要がある。
②名言自体の意味をしっかり考える
起業家の名言はたくさんあるが、それらを何の意味もなく言いふらしたり
ひけらかしたりしても「意識高い系(笑)」という
周りからの評価にしかつながらず、前述した怪しい
起業家の名言ばかり使うと周りからの信用を失う結果にもなってしまう。
名言自体の意味を理解しなければ自分の日々を振り返る材料にもならない。
起業家の名言5選 英語付
①こちらが望んでいること、こうやりたいと欲していることを
スムーズに受け入れてもらうためには、まず先方の心を知らねばならない。
HONDAの通称で知られる本田技研工業株式会社の創業者である
本田宗一郎氏の名言である。
顧客に自分たちの作るプロダクトへお金を払ってもらいたい、
自分たちの会社に優秀なメンバーを引き込みたい、
ある会社に自分たちとの取引相手になってもらいたいと考えたなど
あらゆる時において相手のニーズや欲求に応えなくてはならないという
基本的で当たり前のことを再確認させてくれる言葉。
②失敗を恐れてはいけない。
失敗にこそ成功の芽は潜んでいる。
UNIQLOで知られるファーストリテイリングのCEO、
柳井正氏の名言である。
一般的に日本人は失敗にたいして寛容でなく
あまり失敗をしたがらないと言われているが
起業して成功した起業家も大抵は失敗を経験している。
失敗をすれば自分の課題感や不足しているものを
振り返って成長することができる。
この記事を読んでいるみなさんも起業しての失敗を恐れず
愚直に挑戦し続けてもらえれば幸いである。
世界最大の小売業者ウォルマート創業者であるサム・ウォルトンの名言。
成功している起業家やスタートアップも実は海外での成功事例や
競合での成功事例にならってサービスを展開していたりする。
アイデアが思い浮かばない時は自分の周囲のイケている事例に注目すると
新しいプロダクトを生み出せるかもしれない。
④待っていればすべてあちらからやって来ると言われるが、やって来るのはどんどんやる人間が残したものばかりだ。
英語：Things may come to those who wait, but only the things left by those who hustle.
電球や発電機、蓄音機などを開発したアメリカの起業家として知られる
トーマスエジソンが残した名言。
起業家としてチャンスが来るのを待っているのではなく
自分でどんどん行動、事業にコミットしていくことが
結果としてチャンスを作り出し、より良いプロダクトを生み出す。
⑤必ず成功するベンチャーなどない。成功するかどうかわからないからベンチャーと言うので、「絶対に成功する」と言った途端に、それはベンチャーではなくなる。
学生ベンチャーの先駆けとして有名な堀場雅夫氏の名言である。
最近、「100％成功する」「100％稼げる」という見出しの記事や
タイトルの本が時々見られるが、ベンチャーとしてやっていくのであれば
100％成功するというのはまずあり得ない。
ベンチャー企業とは「昨日までの不可能を可能にする」企業なので
絶対に失敗しないということはあり得ないのである。
以上、起業家の方々に役立つアドバイスになりうる名言を
いくつかまとめてみた。
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