起業する際に必要な元手はいくら?
こんにちは!WILLFUでインターンをしている、山田です。
今日は起業と元手の関係について記事を書こうと思います。
皆さんは、起業する際の元手はいくら必要だと考えますか?
100万?500万?1000万?
様々な答えが返ってくると思います。
それでは、元手がないと起業することはできないのでしょうか?
元手がないと仕入れることもできないだろ!
などの返しが予想されますが、本当にそうなのでしょうか?
一般的にどれぐらいの資本金で会社を始めた方が多いのか
また、本当に元手がないと起業はできないのか。
これらを見ていきたいと思います。
1:起業する際の一般的な元手は?
2:起業には必ず元手が必要?
起業する際の一般的な元手は?
平均的な資本金は300万円!
総務省が出している情報によりますと資本金の平均は300万円
また、最も多いレイヤーは500万円だそうです。
ただ、こういう方々は兼ねてから起業をすることを見据えて、お金を貯め、万全を期した状態で起業をしている人です。
では、急に起業を志した人や、学生はお金の用意がありませんから資本金300万、500万なんて大金を出すことはできません。
そうすると、彼らは起業をすることはできないのでしょうか。
―もちろん、そんなことはありません。
そもそも、起業をすると聞くと、資本金を用意して会社を登記してみたいなことを考える人がいますが、起業をしている状態というのは、何も会社を登記していなければならないわけではありません。
“自分の事業で利益を生み出す”ことができていれば、十分起業していると言えるのです。
では、事業を立ち上げ、利益を生み出すためには元手はいくら必要なのか?
それを次に見てみましょう。
起業には必ず元手が必要?
元手0円! 2週間で20万円超!
“元手0円”で検索してみると、怪しいネットビジネスであったり、PC1つで稼げます!など、非常に甘い売り文句と共に、皆さんから搾取しようとしている広告や、記事を見かけます。
ここでは弊スクールの学生が実際にやって利益を上げたものをご紹介します。
弊スクールでは学生2~3人でチームを組んで2週間の短期間で事業を立ち上げ各チームが利益額を競い合います。
そこで、あるチームが元手0で事業をやろうと考えました。
利益額で競うわけですから、仕入れ額を0円にすれば入ってくる売り上げは全て利益になるわけです。しかも赤字はありえない。
そして、彼らは何をしたかというと、”不用品回収ビジネス”です。
友人や知人から不用品を回収し、それをネットにて売り出す。
やることはたったのこれだけですが、2週間で20万を超える利益を叩き出しました。
何だよ、ただの不用品回収かよ...
と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、利益が出ている以上侮ってはいけません。
実は、シリコンバレーではこれをより大きくスケールにさせた企業が存在します。
引っ越しをするときに出る不用品を回収し、それを独自のサイトで売りに出し、売上の一部を持ち主に返す。
同じように不用品回収ビジネスですが、非常に考え抜かれています。
まずは、どのタイミングで不用品が出るのか?
そして、どうすればその不用品を回収できるのか?
ただ不用品を回収しようとすると起きる問題を洗い出し、そこに向けての対策がバッチリ考え抜かれています。
元手が0であっても、そこに利益が出ている以上スケールさせる余地はいくらでも存在します。
そして、元手が0であっても、十分事業を立ち上げることができるのです。
ティナ・シーリングさん(起業家/教育者)は、スタンフォード大学にてこのようなことを仰っています。
「元手から考えると、可能性に限界を作ってしまう。お金に注目すると、問題を狭く捉えてしまうことに(学生たちは)気づいたのです。彼らは、自分たちのスキルと周りに広がる可能性は、元手以上の価値があると判断しました。」
これは、スタンフォード大学にて、5ドルの元手を2時間で、できる限り最大化するという課題を与えた講義での1場面です。
5ドルを増やすことができた生徒は、5ドルには手を付けず、つまり元手0で利益を上げたそうです。ここでは、元手から考えてしまうと、思考の幅が狭くなるということをシーリングさんは仰っています。
元手を第1に考えるのではなくて、自分の置かれた環境や、自分のできることから考えたほうが実は稼げる手段を思いつきやすいということです。
元手0だから起業できない、元手0だからアフィリエイトなどのネットビジネスしかない...
と思いこまず、今一度周りを見渡してみると収益化できるネタが落ちているかもしれませんよ。
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
元手0でも収益化できるようなビジネスをやってみたいと思われた方は
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