起業をニッチで成功させるには?
起業を考えた学生起業志望者ならば「ニッチ」という
言葉を聞くことが少なくないと思われる。
ところで、「ニッチ」な市場で成功するには
どのようなことが求められるのか。
「ニッチ」な市場で事業を立ち上げようと考えている
学生に向けて成功の手助けとなるべくいくつかまとめてみた。
1:起業をニッチでするのはなぜか
2:起業をニッチで成功させるには
起業をニッチでするのはなぜか
起業する際に「ニッチを狙う」ということがあるが
どうして「ニッチを狙う」のか。 ベンチャー企業が
ニッチ市場を狙う理由をいくつかまとめてみた。
①競合がいないから
ニッチな市場というのは現状で大手が取り組んでいる事業のように
「圧倒的に大きい市場規模」ではなく、「市場の中でも規模はあまり大きくないが特定の限られたニーズが存在している市場」である。
なので大企業があまり力を入れていなかったりそもそも全く
見向きもしていないということがあり、それゆえに
顧客のニーズを満たすサービス開発さえできれば競合なしに収益化でき、
スタートアップやベンチャーでも圧倒的なシェアを獲得できる
市場であるといえる。
②現状では課題解決できないから
ニッチな市場は大企業などが狙ったり担ったりする「圧倒的に大きい市場」
ではないが、それでも顧客ニーズが一定数存在している市場である。
ニッチな市場が認められ、ベンチャーやスタートアップに
狙われる理由としては大企業などによる現存する
プロダクトによってはその層の顧客が課題解決できないことが挙げられる。
起業をニッチで成功させるには
前項ではスタートアップやベンチャーが
ニッチな市場で起業する理由についてまとめてみたが、
ニッチな市場で成功するためには起業家は一体どんなことを
意識して事業を立ち上げていくべきだろうか。
以下2点でまとめてみた。
①大企業をはじめとした競合に真似されないか
いくらニッチな市場で大企業が取り組んでいなかったとしても
スタートアップやベンチャーがサービスを始めればその瞬間
大企業の新規事業開発部や他スタートアップが似たような
サービスをリリースすることがある。
自分たちよりも資金のある他スタートアップや大企業が真似できる
ようなサービスやプロダクトであれば、宣伝費用やプロダクトへの
資金投資に劣る自社は市場シェアを獲得しづらくなってしまい、
獲得しても競合に乗り換えられてしまう危険性がある。
よってニッチな市場でもサービスを立ち上げる際には競合が
真似できないようなサービス作りをすべきである。
②自分たちのサービスに強みがあるか
サービスに強みがなければ大企業が参入してきて同様のサービス
をリリースした時に魅力がなく乗り換えられてしまうことにつながってしまう。
資金力において大企業に劣るスタートアップやベンチャーであれば
事業に強みを持たせることが成功のための必要条件となる。
以上、ニッチな市場で起業する理由とそのポイントを
いくつかまとめてみた。
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
踏み出してみたいと思われた大学生の方は、
事業を実際に立ち上げて成功体験を積むことができ、
卒業生の2人に1人が起業する以下のビジネススクールもどうぞ。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー