起業の基礎知識

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起業する際の人数は多いほうが良いのか

起業しようと考えた時に
その際の創業メンバーに誰を誘って、
共に仕事していくかは起業家志望者にとっての
早期に直面する課題の一つである。
会社法上では取締役を1人決めれば良いので
1人から起業できるが、人数は多ければ
多いほど良いのだろうか。 
以下のタイトルでいくつかまとめてみた。

1:起業する際の人数は多いほうが良いのか
2:起業するうえで人数よりも重視すべきこと
 

起業する際の人数は多いほうが良いのか

会社法上では起業した会社に必要な人数は
取締役としての最低1人からであるが
起業することを考える起業志望者にとって
立ち上げた事業を運営していく創業メンバーの
人数は多いほうが良いのだろうか。
いくつかまとめてみた。

①人数の多さは重要ではない
結論から言ってしまうと、
起業して会社を設立する際の
創業メンバーの人数は大して重要なことではない。
なぜなら、人数が多いことは必ずしも
作業効率の向上に直結しないし
むしろメンバーにやる気がない
もしくは受動的なスタンスの人がいれば
仕事のスピード感や職場のやる気といった
様々なものを削いでしまうのでマイナスである。

②人数を雇えばそれだけコストになる
多くの人数の創業メンバーを雇うことは
それだけ人件費を拡大させる。
作業効率が上がるのであればそのコストに
意味はあるが、多くのメンバーを雇うことで
仕事することにおけるマイナス

起業するうえで人数よりも重視すべきこと

起業するうえで創業メンバーとしての
雇う人数が重要ではないことを前述してきたが、
それよりも重要なこととしては
どのようなことがあるのか。
いくつかまとめてみた。

①自分たちに必要なスキルを持っているか
創業メンバーを雇う際に
重要なこととしてまず挙げられるのが、
「自分たちが立ち上げようとしている
事業を作るために必要なスキルを持っているかどうか」
である。
創業期であればWEBサービスや
ホームページ作成が必要ならば
プログラミングのスキルを、
取引先とのの新規の関係構築が
必要ならば営業スキルを持った人が
必要となってくる。
重要なのはメンバーの人数ではなく
自社に足らないスキルを持つ
メンバーを外部から引っ張ってきて
ジョインしてもらえるかどうかではないか。

②最後までやりきる人かどうか
前述したスキルの有無に埋もれてしまい
忘れられがちなことではあるが、
スキルの有無以上に重要なのは
「メンバーとして雇った人が
どれだけ事業にコミットするか、
最後までやり抜くかどうか」である。
創業メンバーとしてジョインすることを
望む人の中には自分が任された仕事を
やり切らずに途中で離脱してしまう
人もいる可能性があるので
メンバーとして働こうとしている人が
コミットしきることができるかどうかは
注意すべきである。

以上、起業する際に人数は多いほうが
良い訳ではないこと、そして
人数よりも重視すべきことをいくつかまとめてみた。

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