起業した事業はピボットさせてしまっても良いのか?
WILLFUインターンの中井です。
今回は起業して事業を立ち上げている方、興味がある方であれば
聞いたり考えたりしたことがあるであろう「ピボット」について
記事をまとめてみました。
自分では筋が良いと感じるビジネスプランやアイデアを
考えていたものの、いざ起業して事業として立ち上げてみると
実際の顧客のニーズとの間に乖離があった、永続性がなかったといった
様々な問題に直面することは少なくない。
そんな時、起業家には事業を継続するという選択肢以外にも
事業の現状の方向性や戦略、内容を実際の市場ニーズに合わせて
路線変更するといった選択肢もある。
このことを「ピボット」というのだが、
自分の最初に取り組んでいた事業を断念して
方向性を変えるということは果たして
起業家としては推奨されるべきことなのだろうか。
そのような疑問を抱える方に向けて
下記のテーマでいくつかまとめてみた。
1:起業した事業をピボットさせても良いのか??
2:起業したのちのピボット事例
起業した事業をピボットさせても良いのか??
起業して事業を立ち上げたものの、展開するにあたって
現状のままでは難しいと判断された時、起業家は
事業の方今転換、すなわちピボットを行う。
しかし、ピボット時点までにそれなりのコストを費やしてきたのに、
場合によっては他人から株と引き換えの出資を受けているのに
当初の事業と方向性を変えてしまっても大丈夫なのだろうか?
結論としては「事業をピボットさせることには、何の問題もない。」
(ただし、最後は絶対収益化に成功させる思いがあるという条件の下で)
その理由に、次のようなものが挙げられる。
①起業家は結果が全てである
起業家にとって最も重要であり常に要求されるのが、
「結果をだすこと」。
結果が出なければどんどん資金が減っていき会社は倒産に近づく。
なので、現状のまま続けても結果が出ないと判断したなら
できるだけ早期にピボットしてしまう方が良い。
②投資家の投資基準は、実は「その人自身」
投資家などから出資を受けた方であれば当初やると
話していた事業内容から方向性を変更するのは
気が引けるかもしれないが、私の見聞してきた限りでは
近年の投資家の投資基準は「起業家自身がやりきる人かどうか」
がほとんどであるという。
その理由として、起業家が事業をピボットすることは
よくある話なので当初の事業プランは最初から当てにしておらず、
それよりもピボットの後に起業家自身が最後まで投げ出さずに
事業をしっかりやり抜くかどうかの方が重要度が高いからだそうだ。
※ただし、投資基準は投資家毎に異なるので、絶対的な基準ではない。
③今までかけたコストを意思決定の材料にすべきでない
ピボット前に事業を展開させていくために
費やしたコストをピボットの意思決定材料にしてしまうと、
損益が発生する事業から撤退する意思決定が
会社の存続を脅かす時期まで遅れてしまう。
自分たちの取り組む事業で収益性やスケールが
望めないのであれば、損失の少ないうちに撤退すべきである。
起業したのちのピボット事例
前章では起業した事業をピボットさせてしまっても
何の問題もないということについて言及してきた。
では、起業して立ち上げた事業をピボットさせて
サービスの成長を実現した事例としてはどのようなものがあるのだろうか。
いくつかまとめてみた。
①U-NOTE
U-NOTEは小出悠人さんが上智大学生の時に学生企業した
会社、サービスで、ビジネスマン向けにノウハウを発信する
メディアサービスでユニークユーザー(サイトの訪問者数)は
数百万に及ぶと言われる。
そんなU-NOTEも今でこそビジネスマン向けノウハウメディアで
あったが、最も初期の段階でのビジネスモデルは大学生向けの
ソーシャルノート(オンラインでの講義ノート共有)サービスであった。
そこから一度、イベントのノートまとめサービスにピボットし、
最終的に現在のビジネスマン向けメディアにピボットしたのである。
U-NOTEのピボット経歴(出典元:skylandventures 木下さんのブログより)
②YouTube
現在ではオンライン動画サービスとして元も有名な
サービスの一つであり、Youtuberという再生回数や広告収入で
収益を得る人も現れるまでに成長しているYouTube。
そんな世界最大級の動画サイトも当初は動画を用いた
デート相手マッチングサービスだったという。
しかし、当初の方向性ではユーザー獲得がうまくいかなかったこと、
そしてユーザーの用途が純粋な動画サービスとしてのものが
多かったことにより、現在のサービス内容にピボットしたのだという。
以上、起業家が事業をピボットさせることについて、そして
その具体例をいくつかまとめてきた。
結論として、「起業家に重要なことは当初のサービスを
あきらめないこと」ではなく、
「どのような形であっても結果を出すことをあきらめない」こと
こそが、起業家にとって最も重要なことなのではないだろうか。
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