起業家の労働時間はどう決めるべきか
起業家が最初に事業を立ち上げ会社を自分で
やっていく上で気になることとして
「1日に何時間働くべきか」ということがある。
創業したばかりの起業家は一体何時間働くべきなのだろうか。
創業期の起業家や起業を目指す方の判断基準となるデータを
提供するべく起業家の労働時間について
下記の2テーマでまとめてみた。
1:活躍する起業家の労働時間
2:起業家の労働時間はどう決めるべきか
活躍する起業家の労働時間
現在、会社を大きくすることに成功している
社会の第一線で活躍する社長の方々は創業期にどれだけ
働いていたのか、起業を考えている人や創業期の起業家が
労働時間を決める基準となるべく何人かの起業家の
創業期の労働時間についてまとめてみた。
①株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長 藤田晋氏
サイバーエージェントの代表取締役社長の藤田晋氏は
創業期の頃、週110時間働くという目標を立てて働いていたそうだ。
具体的には平日は9:00〜26:00、土日に12時間ずつ働いていたそうで、
藤田晋氏の当時につけていた日記によれば、
「会社を一気に立ち上げて軌道に乗せられたのも、インターネットに一気に詳しくなれたのも、営業の売上がすぐに上がるようになったのも、この目標をやってきたから」であり
「自然とこの生活スタイルに慣れ、目標がなくてもこのくらい働いていますが、全然平気」なのだという。
藤田晋氏の創業期に書いていた日記
→https://www.cyberagent.co.jp/topics_detail69/id=6850
②本田技研工業 創業者 本田宗一郎氏
ホンダの通称で知られる本田技研工業の本田宗一郎氏は年間5500時間
働いていたと言われている。 それを象徴するエピソードとして正月に働く
本田氏のもとへ婦人が弁当を持ってきた際に従業員が来ない理由を確認してきたが、その理由が正月だからであると知ると再び仕事に戻っていったという話がある。
起業家の労働時間はどう決めるべきか
前項では社会的に成功している起業家の方が
創業期には(恐らく今も)かなりの時間を
仕事に費やしていることを言及してきた。
その事実を踏まえた上で我々起業家は
どれだけの時間働くべきなのだろうか。
①ランチェスターの法則
経営スキルとして有名なものにランチェスターの法則がある。
これは戦争での戦略を経営に応用しているものだが、これによると
「人のn倍働くには√n倍の時間働く必要がある」のだという。
例えば、ある人の2倍働きたいならその人の√2倍、
ある人の3倍働きたいならその人の√3倍働く必要があるということである。
そして人の3倍働けばだいたい勝つ、4倍働けば圧勝、5倍働けば
才能や実力が人に劣っても絶対に負けないとされている。
②結局は自分で決めるしかない
ランチェスター戦略や成功した起業家の労働時間を参考に
必ずしもそのまま実行する必要はない。
なぜなら、最終的に決めるのは起業家である自分自身であるからだ。
自分がいくら働いても足りないと思えばもっと働いても良いと言えるし
6時間働きさえすれば十分であるのならそれで十分とも言える。
結論としては、「社長の意思決定次第」であるが、成功したいのならば
ライバルよりも多く働くことが重要さであると言える。
以上、起業家とその労働時間とについてまとめてみた。
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