起業することなどについてインターネットで検索したり
起業していた方の話を聞いたりすると
起業は大変であると言われている。
起業が大変なのだとしたらそれはなぜなのか。
起業に悩む学生や社会人に向けて
以下の2テーマでいくつかまとめてみた。
１：起業が大変であるといわれる理由
２：起業が大変でもやり抜くために
起業が大変であるといわれる理由
起業についてネットや書籍などで調べたり
起業家の話を聞くと起業は大変であると言われている。
それは一体なぜなのか、その理由をいくつか推測をもとにまとめてみた。
①雇われる仕事と違い1日中仕事をしているから
起業して社長という会社における決定権の最もある存在になると
自分の上司や会社から割り振られた担当の仕事を
決まった一定時間だけ働いて時給をもらうという労働の仕方ではなく
会社の成長スピードを上げるために自分で労働すべき時間や
取引相手とのアポイント調整、日々割り振るべき仕事を
全て設定してその成果分給料をもらうという労働の仕方をする。
そして日々の成長状況や目標達成の可否次第で
とるべき戦略も変わってくるので常に会社のことを
考えている必要があるので大変であるのではないか。
②売り上げ、利益を追求し続けなければならないから
起業して会社を倒産しないように運営していくには
売り上げや利益といった結果をしっかり出すことが求められる。
会社員やアルバイトの時にはその日の売り上げが赤字であっても
雇われている以上その時間分の給料が発生するが、
起業して社長となると赤字になっている以上は自分の収入は
もちろん下がる。 自分の生活のためにも会社の存続のためにも
雇用されている時以上に結果を出すことが求められるので
起業すると大変と言われるのではないだろうか。
③応援してくれる人や仲間がいない
いざ起業してみても共に働く仲間がほとんどいなかったり
自分たちの取り組む事業が応援されないのであれば
その状態が生み出す全て一人でやらなくてはならず
そのような状態から起業が大変だと言われるのではないか。
起業が大変でもやり抜くために
前述した理由をはじめとして
起業が大変であるとして、それでも起業をやり抜くために
できることはないのだろうか。 いくつかまとめてみた。
①1日中働いても苦にならない事業で起業する
起業すると1日中事業にフルコミットすることが求められるので
自分があまりやりたくない事業を立ち上げると
大変さに耐えてまで続けることが難しく諦めてしまいやすい。
そのようなことにならないためにも顧客ニーズなども必要だが
まずは自分のやりたい事業領域から事業を決めていくことが重要である。
②収益化や集客の方法を明らかにしておく
自分のやりたいこと、かつ顧客ニーズがあったとしても
具体的なマネタイズ方法・集客方法がしっかりと定まっていなければ
事業に永続性がなく、現実的に続けていくことができない。
起業する前にはSEOや口コミ、SNSマーケティングなどの集客方法や、
どの段階でどの程度の収益を上げていくのかを具体化しておく必要がある。
③事業のビジョンなど共感を生むものを作る
起業して事業を立ち上げても応援してくれる人や
メンバーとしてジョインしてくれる人が集まらない場合
その原因は「事業のビジョンや解決したい課題感が共感を産んでいない」
ことの可能性がある。
事業を考える際は、事業のビジョンやターゲットとする課題感が
相手のリアルに想像できるものであるか、賛同されるものであるかにも
注意しながら組み立てていくべきである。
以上、起業が大変といわれる理由とそれでもやり抜くために
重要なことをいくつかまとめてみた。
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