起業してからの転職はどうなるか
起業して自分で事業を立ち上げてみたものの
自分には起業という仕事の仕方が向いていない
もしくは何かしらの理由から厳しいと感じて
やめたとき、転職する際に
キャリアにおいてどのような影響が起こりうるのか。
以下のテーマでいくつかまとめてみた。
1:学生で起業した人の転職への影響
2:社会人で起業した人の転職への影響
学生で起業した人の転職への影響
過去の起業体験が転職するということにおいて
どのような影響をもたらしうるのか。
まずは、学生時代に学生起業家として
事業を立ち上げたものの何かしらの要素に
厳しさを感じたり、自分に向いていないと感じて
起業をやめた場合について考えてみた。
①学生時代の起業は転職に影響しない
学生時代の起業が将来的な転職において
何かしらの影響を与えるかというと
大した影響は与えない。
学生時代の起業は、社会人としての
キャリアとして未熟な年齢での挑戦であるので
失敗したとしてもなんらおかしな話ではない。
②在学中の挑戦は評価に繋がる
在学中に起業に挑戦することは
就活や転職においても一定の評価につながりうる。
というのも、在学中から商売経験を積むことは
通常の大学生が経験し得ないことであるし、
成功すれば学生ながらに実績を出すことのできる
優秀な人材、失敗したとしても
積極的に挑戦できる人材であるとして
就職・転職市場において魅力的な人材として
優遇される可能性が高い。
社会人で起業した人の転職への影響
過去の起業体験が転職するということにおいて
どのような影響をもたらしうるのか。
今度は、社会人になってから起業して
事業を立ち上げたもののそのことに
適性がないと感じたり、その他の理由から限界を感じて
起業をやめて転職先を探した場合について考えてみた。
①社会人になって転職するのは時間経過とともに困難に
社会人起業家として働いていた人が
転職して大企業などに就職するという選択肢を
取ることはかなり難しいものとなってくる。
なぜなら社会人になると
学生時代とは異なり仕事に対しての責任が
圧倒的に問われるようになり
そうすると転職の際に問われるのは
「過去にどれだけの、どのような実績をあげてきたかどうか」
ということである。
以下リンク先の記事を参照いただきたいのだが、
社会人として生活していると27歳以降は
それまでの実績を問われてくる、シビアな
状況となってくるのだ。
事実、「35歳転職限界説」が提唱されるぐらいには
一定年齢を上回った方への転職のチャンスは少ないとされる
→ https://willfu.jp/blog/27years_judgement/
。
②事業売却が大企業への就職のチャンスかもしれない
転職するとなると起業家から大企業に行くのは
実績でもない限り難しい。
ならば、通常の方法での転職ではなく、
事業売却というかたちでの
転職を考えてはどうだろうか。
事業売却とは起業家の立ち上げた事業を
大企業などに売却することを言うのだが
そうすると自分の事業ごと入社して、
プロジェクトリーダーとして働くという
選択肢が生まれる。
以上、起業したという経験が
転職にどのように影響するのかを
学生と社会人それぞれでいくつかまとめてみた。
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