起業するなら東京が良いとされる理由
WILLFUインターンの中井です。
今回は起業する際の場所選びで、東京が良いと言われている理由についてまとめてみました。
起業してオフィス、仕事する場所を考える際、「起業する場所なんてどこでも大丈夫」であるという意見はあるものの、スタートアップの起業家並びに投資家の間では「東京で起業したほうが良い」・「東京で起業することが投資条件」と言ったように、東京での起業を勧める(もはや、必要条件になっている感じもするが)ことが多い。
それは一体どのような理由からなのだろうか。
他の都道府県と比較しての、東京における起業家の状況などを見ながらまとめてみた。
全国で比較しての東京で起業する起業家数
そもそも、東京における起業家の数は、全国と比較してどのようになっているのか。
単純に考えれば、東京の人口の多さ、オフィス街の多さに比例してその数は大きいと予測される。
実際のところ、東京の全国と比較しての起業家の数は以下のようなデータが見られた
→都道府県別の起業家数(参照元:創業手帳)
リンク先のデータを見ると、東京における起業家の数は、「人口当たりの起業家数」で見れば宮崎・山梨についで3位ではあるものの、単純な起業家人数で見れば、神奈川や大阪を圧倒的に突き放しての1位である。
なので、東京における起業家の数は「割合で見れば全国3位だが、人数で見れば他県よりも圧倒的に多い」のである。
起業するなら東京が良いとされる理由
起業家数において圧倒的なことはわかったが、なぜ、起業するなら東京が良いとされるのか。
その理由としては、「東京のアクセスの良さ」や「最先端技術が集まりやすいこと」、そして「たくさんの人が集まること」が挙げられる。
東京のアクセスの良さについては、言うまでもない。
地方や関東の外れになると、終電だったり終バスといったものがどうしても早かったり、そうでなくとも電車やバスの本数は感覚が長くなる。
それに、会社のほとんどは東京にオフィスがあるので、いざ取引などする際に東京のほうが便利なのである。
最先端技術についても、東京のほうがネット系製品の新作が早く流通するなど、すぐにそのユーザーエクスペリエンスを体験できるので、特にIT系で起業する場合には、ユーザー視点の体験及びに製品利用の面でもその恩恵を受けられる。
物流についても東京であれば、オンデマンド配達(amazon primeのようにすぐ届くサービス)が多いので、物資調達がすぐできる。
そして、人の多さについても、東京であることを考えれば当然なのだが、このことは採用に活きてくる。
起業して当初は、「とにかく人がいない」状況で「一刻も早く優秀な人材を囲いたい」という状況でもある。
そんな時、東京であればIT系の会社や理系大学、プログラミングスクールなどがたくさんあるのでエンジニアを獲得しやすいし、それ以外の職種についても数多くの人材が揃っている。
立地・物資・人。 すべての面で便利であるがゆえに、東京での起業が推奨されるのである。
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