起業家のツイッターアカウントは何者なのか
ツイッターで、起業していると称する大学生や
高級オフィスで働いてそうな社長、
起業を志望の大学生や社会人からのDMが散見される。
しかし、本当にうまくいっている起業家が、
ツイッターで知らない人にDM送れるほど暇なのだろうか。
果たして彼らは一体何者なのか、その正体を
実際にユーザーを調査してわかった事実から、
以下の2テーマでまとめてみた。
1:起業家のツイッターアカウントの正体
2:起業家が注意すべきツイッター使用法
起業家のツイッターのアカウントの正体
ツイッターを利用していると、
“自称”起業家や起業志望者からフォローされることがある。
ツイッターに存在する彼らは、一体何者なのか、
“自称”起業家の正体を明らかにしてみた。
①価値が低い情報商材を販売している“自称”起業家
ツイッターの相互フォローでDMを送って営業をしている時点で何を感じるだろうか。
この事実から想定されるのは、
「広告予算を避けないレベルに収益性が低い、
価値が低い事業をやっているんだな」
ということではないだろうか。
一見、六本木ヒルズなどに高級オフィスを構えているふりをして、
儲かっているようなイメージを作り出し、
「儲かる」と称した価値が低い情報商材を販売している人。
その裏手口は、下記の記事にまとめた。
↓学生起業家がネットビジネスに騙される3つの理由↓
https://willfu.jp/gakuseikigyou/gakuseikigyou_netbusiness/
ほとんど詐欺に等しいけれども、
それでも東京の暮らしに憧れる地方の情弱が騙され続けるらしい。
②ネットワークビジネスに取り組む“自称”起業家
次にツイッターで多い“自称”起業家が、
ネットワークビジネスの営業である。
過去、引っかかった人に聞いてみると、
「壺の営業を勧められた」
「ウォーターサーバーの営業を勧められた」
「化粧品のネットワークビジネスを勧められた」
「これを売ったら、売上の一部をあげるよと言われた」
「そのために、まずは自分自身が権利を買うことができるよ」
などなど、ネットワークビジネス・ネズミ講を勧められた人が多い。
最初は、「僕も学生だよ」と言われて会っていると、
3回目に会った時に、社長と称する大人の人が出てきて、
「おーすごい!こんな人と一緒に仕事ができるんだ」と思って、
ネズミ講に申し込んだりしてしまうようだ。
最悪のケースは、申し込んでお金を渡した翌日にアカウントが消えていて、
連絡が取れなくなったことも聞いた。
③起業への憧れを抱く、大学生や社会人
いわゆる「意識高い系(笑)」と言われる人々。
起業したいと思いつつも、何も行動していない人。
そういう人が、なんとなくかっこいい言葉を吐いていると、
「俺はいけてる」と勘違いすることができるため、
ツイッター上の発言だけでも自己承認欲求を満たすべく活動している人々である。
こういう人々は価値はないものの、周囲に害を広げていくわけではないので無害ではある。
ただ、こういう人は、ツイッターでDMなどはさすがに送ってこない。
DMまで送ってくるのは、上記の①か②の人くらいであろう。
以上の3パターンくらいに分類されると思われるが、
パターンはどのパターンであれ、
ツイッターの相互フォローからDMを送って営業活動をしている時点で、
儲かってなさそうで、イマイチな事業だと思われるのではないだろうか。
そんな事業に関わっていると、
自分自身も、情弱で思考能力が低い人だとみられてしまうので、
どう考えても、そんな事業には関わらない方がいい。
起業家が注意すべきツイッター使用法
前項ではツイッター上に存在する”自称”起業家の正体についてまとめてみた。
次は、本当に起業したい人が、ツイッターを運営する際に、気をつけるべきことをまとめてみた。
①詐欺まがいの怪しいビジネスに騙されない
「起業したいと思っている」と思われた時点で、
「こいつは、お金に目がくらみやすいんじゃないか」
「成功への不安感でいっぱいなんじゃないか」と、
足元をみられる。
足元をみられた瞬間に、
その不安心に入り込んで、
「美味しいカモが来た」「騙してやろうと」と
考える人が集まってくる。
ツイッター上によくいる起業アカウントでは、
「絶対に稼げるノウハウ」や「楽して儲かるビジネス」
が語られ続けている。彼らである。
こういう人々に騙されないように、
彼らがどういう構造で事業運営を行っているのか、
その裏手口をしっかりと理解しておくことが大事である。
ぜひ、下記の記事を参考にしてほしい。
↓学生起業家がネットビジネスに騙される3つの理由↓
https://willfu.jp/gakuseikigyou/gakuseikigyou_netbusiness/
②ツイート内容を、考え抜いて発信する
一つ一つの発言が、自分自身のブランドを構築していく。
意識高い系(笑)と同じレベルの発信をしていると、
「思考レベルが低く、実行推進力がない人だ」というブランドが構築されていく。
「儲かってるぜ」という発信をしていると、
情報商材屋と同レベルの人間だというブランドが構築されていく。
結果として、協力者が離れて行ってしまう。
しっかりと、読者・ユーザーの気持ちに寄り添い、
自分だからこそ提供できる価値を考え抜いて発信することを前提にすべきであろう。
以上、ツイッター上でよく見られる起業家アカウントの正体と
起業家や起業志望者がツイッターを使う上で気をつけるべき点を
いくつかまとめてみた。