起業での売上について気をつけるべきこと
起業して立ち上げた事業やサービスによる提供物の売却額を示す売上。
高ければ高いほど良いというのは確かだがいくつか気をつけるべきことがある。
起業を考える方や起業したての方の今後の意思決定に向けて参考となるべく
いくつかまとめてみた。
1:起業での売上に関する落とし穴
2:起業において売上以上に重要なもの
起業での売上に関する落とし穴
起業においてその会社の業績が好調かどうか、プロダクトが数多くの顧客から
人気があるのかということを数値として観れるものとして売上がある。
一見この売上が高さとその会社のビジネスにおける収益性が比例しているかの
ように思われるが、あながちそういうわけでもない。
それはなぜなのか。 理由をいくつかまとめてみた。
①実はコストが高くマネタイズできていない
売上が実際に数多くの方に購入してもらっていることもありかなりのものに
なっているとしても、それがそのまま収益にはならない。
というのも売上とはプロダクトの単価×購入人数でしかなく、
そのプロダクトを作るのにかかったコスト自体は特に考慮されていない。
ゆえに商品の単価が高いが作成コスト自体も高く売上につながらないもの
であったとしても売上だけ見たのではそのことが決してわからない。
さらに、コストは作成コスト以外のコストもたくさんあるので
このことも含めればむしろ赤字化しているかもしれないのである。
②単価が極端に高いだけかもしれないから
売上をその会社のプロダクトの市場における人気度という点で見る際において
注意すべきことになるのだが、売上が多いだけでその会社のプロダクトが
多くの方に飼われているわけではない。
というのも、各会社のプロダクトごとにその単価は全く違うし、
ものによっては単価が100万円のものもある。
そういったものだと売上が多かったとしても
実際に買う人の数はあまり多くないという
現状が発生している可能性がある。
起業において売上以上に重要なもの
それでは、起業において注意すべきこととは
なんなのか、いくつかまとめてみた。
①利益がどのくらいなのか
会社の成長のために売上が重要なのも確かだが、それ以上に重要なのは
利益である。 利益=売上−コストであるので、利益がしっかりあれば
その会社は収益を上げることができていると言える。
②永続性があるか
利益が高くてもそれが一時的なものであってはあまり良いとは言えない。
一時的にしか出ない利益は将来の成長につながらないどころかむしろ逆に
縮小していくしかない。 事業の成長と会社の存続のためにも
会社とその事業がマネタイズ出来るかどうかは重点を置いておくべきである。
以上、起業と売上に関する話をいくつかまとめてみた。
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