起業はyoutubeでもできる!?
WILLFUインターンの中井です。
今回は、起業はyoutubeだけでもできるのかどうかまとめてみました。
起業したいと考えているものの、肝心の事業が思いつかない。
そんな方がいらっしゃるのではないだろうか。
起業したいと思っても、肝心の「何をやるか」が決まっていないのであれば、スタートすることすらできない。
「何をやるか」と言われると、ネット事業や飲食店のようなものをどうしても考えてしまうという方もいるかもしれないので、そんな状況にいる方に向けて、起業する事業の選択肢の1つとして、youtubeがあるということを紹介しておく。
youtubeで起業できると言われても、意味がわからないとは思うが、とりあえず、下記の内容を読んでいただきたい。
起業をyoutubeでする、って?
youtubeで起業できると言われても、意味がわからないし、胡散臭すぎる、というのが正直な意見だと思われるので、起業という言葉の意味を辞書的にとりあげながら内容を説明していく。
そもそも。起業の意味とはなんだろうか?
会社を作って社長になること?
その上でサービスを作ること?
斬新なサービスを立ち上げること?
どれも、起業の意味に近そうだが、実は、「辞書的定義の起業」とは少しちがう。
会社を作って社長になることは「会社設立並びに社長就任」だし、その上でサービスを作るのも「起業」ではあるが、会社を作っているかどうか必要条件ではないし、斬新なサービスを立ち上げることも「スタートアップすること」ではあるが、「起業」の定義においては全体の一部でしかない。
起業の辞書的定義は、実は「利益を稼ぐための事業を立ち上げること」でしかない。
つまり、利益を稼ぐための仕事を立ち上げていれば、それは「起業」なのである。
なので、副業も「起業」だし小遣い稼ぎも「起業」なのである。
そうすると、youtubeでお金を稼げれば「起業」していると言えるのだが、そんなことできるのだろうか。
結論から言うと、できる。
youtubeには、youtube広告と呼ばれる広告があるのだが、これの閲覧回数・購入実績に応じて動画作成者にはお金が入るのである。
つまり、youtubeで広告収入を得ている人は「youtubeで起業している」と言えるのではないだろうか。
起業をyoutubeでする、って?
じゃあ、実際にyoutubeで実際に起業している人なんて誰がいるの?という意見もあるかもしれない。
答えとしては、いる。 それも、もしかすると、あなたが知っているかもしれない人である。
例えば、小・中学生に圧倒的人気を誇るHIKAKINさんや、女子高生からの注目が圧倒的なはじめしゃちょー、ゲーム解説で知られるマックスむらいさんはyoutuberと呼ばれる職業についているのだが、彼らは「youtubeの広告収入で稼いでいる」のである。
youtuberは起業しているというと、そんなわけないだろ、という意見があるかもしれない。
起業というと、会社がかっちりとやっている事業を指すと思うのだろうが、そうだとしても、起業していると言える。
マックスむらいさんは、実はappbankという会社で役員を務めているのだが、ここの会社の事業内容の1つ「メディア事業」には「youtubeチャンネル マックスむらい」が含まれているのだ。
そして、このappbankという会社はなんと、東証マザーズに上場しているのだ。
それだけじゃない、youtuber向けに撮影環境などを提供し、彼らと会社のマッチングを行うUUUMという会社も存在しているぐらいである。
東証マザーズに上場できるような会社が事業として行い、会社と契約しているような人までいるようなyoutube動画事業が、起業でないはずがないのではないだろうか。
起業というと難しく考えたがる気持ちはわかるが、もっとシンプルに考えてみると、意外なことが事業になりうるし、もしかすると、もう起業しているのかもしれない。