WILLFUインターンの中井です。
今回は在学中から起業家として仕事していく事を
目指している学生に向けて記事を書いてみました。
起業したい学生の中には、社会人生活の進路として
起業するのは当然の事として、在学中に起業したいと
考えている学生もいるのではないだろうか。
しかし、在学中に起業できる学生は学生全体で
見ると、わずか0.03%しかいない。
そこで今回は、ほとんどの学生が起業できない事の
原因と合わせて起業家を目指す学生の注意すべき事を
まとめてみました。
１：起業家を目指しているのに起業できない学生
２：起業家を目指す際に注意すべき事
起業家を目指しているのに起業できない学生
大学生のほとんどが起業していないという事に関して、
目指している人は起業家登壇イベントなどを見ても
確かなはずなのにどうして実際に起業できない学生なんて
いるのだろうか。
その原因としては
起業への精神的ハードル
と
起業してやりたい事が決められていない
の大きく二つの事が挙げられるのではないだろうか。
前者について説明すると、起業の精神的ハードルの高さは
やはり「自分で生計を立てられる自信がない」だったり
「自分でやってうまく行く気がしない」というような事に
起因していると考えられる。
事実、一昔前では飲食店起業や店舗経営といった事業だったりと
IT系ではない事業ばかりが立ち上がっていた。
そうした事業は店舗や在庫を抱える事になるので
コストがかかり、借金をしなくては存続できなくなってしまうケースも
あるのである。
そして、後者については
有名な起業家に憧れ、何かを事業として
立ち上げたいと思うものの自分が事業を立ち上げることが
できるかどうかに全く自信がない、といった具合ではないだろうか。
ただし、上記の2つについていうと、
前者においてはインターネットサービスで起業する、
IT系の会社も増えていて、それゆえに
会社に必要なコストがほとんどないという
ケースも増加してきているので
起業の金銭的ハードルは下がりつつある。
加えて、在学中にちょっとした事業に取り組んで
成功できれば精神的ハードルも下げられると思う。
また、後者については
起業したいとは漠然と思っているものの
具体的に何をしたらいいかわからず、
それゆえにやりたいこともぼやけていると
いった状態だと思われるので、
後述することを参照頂ければと思う。
起業家を目指す際に注意すべき事
次に、学生が起業したいと思った時には
どのようなことに注意すべきだろうか。
まず気をつけるべきは、
起業したら、学生かどうかは関係ない
ということである。
学生であれば、ミスをしたり、責任を持った仕事を
したりする機会があまりない。
しかし、学生起業家として仕事をして顧客が
自分に仕事を任せると、その瞬間に
自分の仕事には責任が生じる。
そして、その仕事においては社会人相応の
対応が求められ、「自分は大学生だから」
「まだまだ社会人ではない」といった
甘えた理由で仕事を放り出したり
中途半端に完了することは一切許されない。
なので、起業家を目指すなら、学生を言い訳にする
ことはやめよう。
もうひとつ、気をつけるべきは
事業は顧客なしでは成り立たない
ということだろうか。
学生起業したいという方に、時々いるのだが、
「自分のやりたいことばかり主張していて、
顧客観点が全くない」ケースがある。
しかし、忘れてはいけないのは
「事業が顧客に商品を買ってもらうことで成立していること」
である。
そう、顧客に認められない商品は事業として成り立たないのである。
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