起業家として失敗しないために! 失敗の主な原因と対策
WILLFUインターンの中井です。
今回は起業して間もない創業期の社長、
そして起業家を目指す方々が早々に失敗することを
避けるために重要と思われるポイントについて
いくつかまとめてみました。
創業間もない起業家や、起業志望者の方であれば
自分たちの作り上げるプロダクトやサービスを
失敗させたくはないのは当然だろうと思われる。
とはいっても、失敗してしまった起業家たちも
決して自ら望んで失敗したわけではない。
では、我々が起業家としてサービスやプロダクトを
展開する際に失敗する可能性を下げることはできないのだろうか。
そう考えた時、過去に失敗を経験してしまった起業家や
それに幾度となく直面してきている投資家・VCのアドバイスは
起業家のスタンスにおいて非常に参考になるのではないだろうか。
そこで、今回は起業家が失敗する際に多いのではないかと
思われる原因とその対策とについていくつかまとめてみた。
1:起業家の失敗原因⑴資金管理がルーズであった
2:起業家の失敗原因⑵コミット量が足りない
3:起業家の失敗原因⑶精神的な挫折
起業家の失敗原因⑴資金管理がルーズであった
まず考えられるのは、創業期における起業家の
資金管理がルーズであるということである。
創業期においてサービスを世に出す前であればもちろん、
サービスを出した後であっても売り上げが立たず手元にお金が
入ってこないというケースは決して珍しくなく
そうすると会社の資金は右肩下がりもしくはそのままである。
その状態に坪単価の高いオフィスや過剰な人数のメンバーを
採用してしまうとそれだけ人件費やコストがかさむ。
こちらの記事を見てもわかるように、
投資家は創業期に適切な資金の使い方を
できない起業家には投資の判断をしない。
(出典:佐俣アンリさんのmediumへの投稿)
起業家にとって資金とは、一度使ってしまうと
後戻りが効かない大事なものである。
なので、創業メンバーを2〜3人に抑える、
オフィスは小さいところから始めるなど
無駄な出費のないようにしたい。
起業家の失敗原因⑵コミット量が足りない
次に考えられる起業家の失敗する原因としては
起業家自身の事業へのコミット量が
不足しているということである。
起業家は常に事業のことを考えるべきであると
言われ、また、週のほとんどの時間を仕事に費やすことが
成功するのには欠かせない職業であるといえる。
実際、サイバーエージェントの藤田晋さんは
創業時において週110時間働いていたと
記録しているし、VCから見た成功する起業家の
共通点も週の数多くの時間を仕事に費やしていること
であるという(出典:ログミー/VCが語る成功する起業家の条件)
そして、ライブドアの元社長であり、
現在もビジネスの世界で活躍している
堀江貴文さんもブログで
「ほぼ確実に上手くいく方法を指南しても上手くいかない人は
睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていないのではないか」
と指摘している。
(出典:堀江貴文さんamebaブログ)
成功する起業家やそれを目の前で支援している投資家が
これほどいうのだから間違いなく、起業家であれば
事業に多くの時間コミットし続けることが重要なのではないか。
起業家の失敗原因⑶精神的な挫折
最後に考えられるケースとしては、
起業家自身が結果を出せないことや、仕事の多さに
辛さを感じてしまうことで事業を継続していくという
状態を続けられなくなってしまうということが考えられる。
会社員や学生を経験して起業すると、
それまでの努力さえすれば他人から認められる、
もしくは給料が振り込まれるという状況から
結果がでなければ努力してもお金が振り込まれず
マーケット、顧客、他者から認められない状況に陥る。
すると、起業家の中には
「頑張っているのに結果が出ない」という
状態が続き、金銭的・精神的に追い込まれて
最終的に自分自身が事業を続けていくことを
挫折してしまうの方が現れるのではないだろうか。
だが、ここで忘れてはならないこととしては、
「創業期の起業家が苦労するのは珍しくない」ことである。
例えば、オンライン学習サービスのschooで代表取締役社長を
勤めている森健志郎さんはご飯が食べられず3日間を
飴だけで過ごすということすらあったという。
(出典:ミキレポ/森健志郎さんインタビュー)
成長するサービスを立ち上げる起業家であっても
その裏では我々が知り得ない苦労をしているのである。
起業家として成功することを目指すならば、
諦めず最後まで仕事し続けることで結果を出していくしかない。
以上、起業家が失敗する際の原因として
主に考えられるものをいくつかピックアップしてまとめてみた。
起業家としての仕事には、会社員や学生としての
生活をしていると直面することのないだろう
困難や精神的・時間的負担が多いが、
そんな状況でも事業を愚直にやり抜くことこそが
起業家としての成功につながるのではないだろうか。
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
踏み出してみたいと思われた大学生の方は、
事業を実際に立ち上げて成功体験を積むことができ、
卒業生の2人に1人が起業する以下のビジネススクールもどうぞ。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー