日本で起業家が育たない理由とは
海外ではなく日本においても実力のある、素晴らしい起業家は数多くいる。
しかし海外と比較して、日本では現状として起業したいと考える大学生などの若者はあまり多くなく、基本的に民間で働こうとする際には就職という選択肢をとることの方が圧倒的に多く見られるように感じられる。
感覚的に感じる日本において起業家が育たないという現状は果たして
本当に起こっている事実なのだろうか。
そして、もしそうならばその理由とは一体なんであろうか。
いくつか調べて下記の2テーマでまとめてみた。
1:日本で起業家は育たないのか
2:日本で起業家が育たない理由
日本で起業家は育たないのか
日本において起業したいという人材や起業家があまり育たないという
感覚的に感じる現状は果たして事実であるのか、調べてみた。
日本では起業家人材は育たない傾向にある
現状において感覚的に感じる「起業を志望する人が少ない」という
事実があながち根拠なないデータではないということを証明するデータとして下記リンクのような調査結果が明らかとなっている。
https://willfu.jp/gakuseikigyou/kigyou_boshuu/
リンク先によればグローバル・アントレプレナーシップ・モニター(GEM)の
「平成25年度起業家精神に関する調査」において日本の起業活動の活発さが
スタートアップ先進国であるアメリカにはもちろん、近隣にある韓国に
対しても低い数値をはじき出す結果となっている。
つまり、起業家として挑戦しようという若者は日本においてはあまり育たない
傾向にあると言える。
日本で起業家が育たない理由
ではなぜ、日本において起業したいと考える若者や起業家が
育たないのか。 その原因として考えられる物をいくつかまとめてみた。
①選択肢として現実味がないから
まず、起業するという選択肢を考えてみてもその現実味がないということが
理由として考えられる。
実際に周りの大学生の生活を見ていると、ほとんどが1、2年生のときは
試験前以外は基本的にサークルや学生団体、部活に打ち込み
試験直前のみ勉強する、そして長期休みには大学や中高の友達との遊びを
満喫する生活を過ごしている。
そして3、4年生となって初めて将来の仕事のためにインターンシップや
説明会、就活対策といったものに参加し始めるためにやりたい仕事について
考える間も無く就活に臨んでしまい、その結果とりあえず内定を得た就職先に
就職する。
そうすると仮に大学1、2年時に「起業したい」と考えていても
環境的に何をしたらいいかわからず遊んでばかりの周りに流されたり
3、4年時に起業を考えても就活に突入、内定してしまい
起業への意志が立ち消えるのである。
②成功する自信がない
起業したとしても自分が成功するかどうかに自信を持つことができず
起業したいという意志が立ち消えることも理由として考えられる。
これは自分が事業を立ち上げた経験のないことによる
自信のなさから生じる物と推測される。
事実、起業している人の3人に1人は過去に事業を立ち上げている経験
を有した上で起業しているというデータがある。(下記リンク参照)
https://willfu.jp/willfulab-3/gakusei_kigyo_toyokeizai/
以上、日本において起業家が育たない理由をいくつかまとめてみた。
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