起業家が投資を受けるメリット、方法
スタートアップやベンチャーに関する記事をみると起業家が
大手起業の投資部門やVCからの資金調達を受けることに
成功したというような記事を見かけるが、そもそも投資を受ける
とはどういうことでどんなメリットがあるのか。
そして投資を受けるために起業家はどのようなことを準備しておくべきか。
以下の2テーマでまとめてみた。
1:投資の意味と起業家が投資を受けるメリット
2:起業家が投資を受けるために
投資の意味と起業家が投資を受けるメリット
起業家が投資家や投資部門から資金調達に成功したというような記事が
見られることがあるが、そもそも投資を受けるとはどういうことなのか。
そして投資を受けることのメリットとはどのようなものがあるのか。
①投資を受けるとはどのような状態か
スタートアップが投資を受けるといった際にはどのようなことが
起きているのか。 投資はVCや企業の投資部門や
個人投資家(エンジェル投資家)から受けることができるが、
これらに方々はタダで資金をスタートアップに渡すわけではない。
資金をスタートアップに渡す代わりにスタートアップの株の
数%を譲り受ける。 そしてそのスタートアップが成長して株の価値が
高まった時に売却して多額の利益を得ることを仕事としている。
つまり、投資とはVCなどが投資対象を「成長性がある」と
感じるものに対して資金を株式と交換に提供することである。
②投資を受けるメリット
投資を受けることには数多くのメリットがあるが、
そのメリットの代表例としては「調達資金を使っての挑戦ができること」
や「投資者からのフィードバックが得られること」が挙げられる。
通常、スタートアップを起業するとなると資金に余裕がないので
資金を使うような施策やTwitterのように当初は収益化できないものの
将来的に収益化できるビジネスモデルに挑戦できないが、
資金調達を受けるとこういったことに挑戦できるようになる。
さらに、VCの中には数多くのスタートアップが成功するまでの過程を
見てきている方や元起業家だった方もいるので事業に関してフィードバックも
得られるというメリットもある。
起業家が投資を受けるために
起業家が投資を受けることの意味とそのメリットについて言及してきたが
起業家は投資を受けるためにいったいどのようなことを準備しておくべきか。
以下のリンクでの投資家のコメントをもとにいくつかまとめてみた。
https://willfu.jp/willfulab-1/mentor_matome/
https://willfu.jp/willfulab-1/mentor_matome2/
①起業家自身がやりきる人と思われるか
事業計画の内容がどれだけ良くても起業家自身が
実際にやり切らなければ成功しない。
起業家自身が自分よりも優秀な人を巻き込んだりできるか
といったところを投資家は見ている。
②顧客ニーズが想像できるものか
次に、顧客ニーズが実際にありそうなものなのかを想像できるかどうかである。
ヒアリングの段階では「あったらいいな」という声が多いものも
実際にはほとんど使われなかったりということは少なくない。
本当に使う理由があるものなのかを投資家は見ている。
③サービスがイメージできるものか
サービスが本当に課題解決に結びつくものなのか、
そしてそのサービスの実際にできたものとそれが使われることが
想像できるのかを投資家は見ている。
④市場規模が大きいものか
投資家や投資部門は成長したスタートアップの株を元に利益を得る仕事なので
成長性があるかどうか見るが、それだけでなく成長できても得られる利益の
上限が低くないかどうか見るために市場規模も見ている。
以上、起業家が投資を受けるという状態とそのメリット、
投資を受けるために準備しておくべきことの具体例をいくつかまとめた。
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