学生起業するにはどんな業界から始めるべきか?
前回の記事(「起業するには、なぜ、学生時代から始めるべきなのか?」)では、
起業して成功するには、学生から始めても25.8年かかるということ、
起業するには、学生時代の起業経験がないと踏み出せないということ、
を見てきた。
今回は、では、
学生起業するには、どんな業界から始めるべきか、
探っていきたいと思う。
学生起業するには、どんな業界で始めるべきか?
結論、小売業から始めるのが成功確率が高そうである。
以下、マザーズ上場企業の創業者が、
創業した年齢を、業界別に分けてみたグラフを見て欲しい。
このデータから分かるのは、
「小売業」では、27%もの起業家が、
25歳以下で起業しているということだ。
意外なのは、情報・通信等のIT系に、
若手起業家が多いと思いきや、
そこはそうでもないということである。
今や、IT企業も競争が激しいため、
学生起業だからといって簡単には成功できないと言われる。
小売業って、具体的にどんな上場企業があるのか?
小売業と言っても、どんな企業が、マザーズに上場しているのだろうか?
例を3つ取り上げてみた。
●例1:オイシックス株式会社
マッキンゼー出身の、高島宏平氏が、
2000年に起業した会社。
有機野菜などの、食材宅配ネットスーパー
を事業として展開している。
●例2:夢展望株式会社
岡隆宏さんが、1998年に起業した会社。
10代後半〜20代前半女性向け衣料ネット通販
を事業として展開している。
●例3:ケンコーコム株式会社
後藤玄利さんが、1994年に起業した会社。
健康食品・医薬品などの通信販売サイト「ケンコーコム」
を事業として展開している。
これらの具体例を見てお気づきの通り、
ECサービスが主軸なのだ。
学生起業するには、なぜ、小売業がよいのか?
理由は、大きく2点、考えられる。
①EC事業は、小さく誰でもスタートできる
:店舗を構える小売業と異なり、
EC事業の場合は、初期投資も在庫リスクも少ない。
また、小さくてもスタートできる。
②ユーザー視点に立ちやすい
:食品や化粧品、衣類などを「購入」する体験は、
学生含めて、ほとんどの人が経験したことがあるため、
ユーザー視点に立ちやすい。
事業の成功の肝は、お客さまの気持ちを理解しきれること。
ここが取り組みやすいために、
若い時に起業して成功する起業家は、
小売業から多く出ているのだろう。
近い将来、起業を考えている学生の方は、
まずは、小売業(EC事業)から、一歩踏み出してみるのも
一つの選択肢かもしれません。
そんな背景もあり、
学生が起業を学ぶビジネススクールの
WILLFU STARTUP ACADEMYでは、
全員が、受講中にEC事業の立ち上げを経験することになります。
ご興味がある方は、以下のボタンより、
無料の説明会&体験授業にいらしてください。
WILLFU Lab(ウィルフラボ)とは?
起業志望の学生がちょっと気になる疑問を、 解決するラボです。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー