たった3年で50店舗に。メロンパンアイス、ヒットへの流れとは?(世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス ファウンダー 河上伸之輔氏)
たった3年で全国で50店舗、台湾・香港にも出店を果たした
世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス
ファウンダーの河上伸之輔さんが、メンタリングにお越しくださいました!
以下、お話し頂いた創業時のプロセスが、
事業開発の参考になるため、まとめてみました。
◆サービス概要
・焼きたてのメロンパンに冷たいアイスクリームを挟み込んだスイーツ
・これが大ヒットし、たった3年で全国50店舗へ展開
◆事業仮説抽出のプロセス
①元々、別の創業者が、メロンパンの移動販売を実施
②ある高校近くのスーパーで、メロンパンの移動販売をしていた所、
女子高生がスーパーで買ったアイスを挟んで欲しいと言ってきたため、
挟んで販売
③この食べ方が、その高校の中で、超絶ブームとなった
◆事業検証→拡大のプロセス
①メロンパンアイスを、これまで通りの移動販売で販売
②地元のお祭りで3日間出店したところ、
行列ができ、3日目にはリピート客が殺到していることに気づいた。
③この事実を基に、常設店舗での出店可能性を判断し、
コストを徹底的に切り詰めて200万円の資金で、
2013年8月12日に開業。
夏休みが終わると、女子高生の口コミにより、
放課後に大行列が発生。
④この大行列を見て、1店舗目出店後の1ヶ月後に、
2店舗目の出店を判断し、その1ヶ月後の10月には、
すぐ近くへ2店舗目を出店。
⑤福井、京都など地方都市へ出店。
⑥テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」の取材が確定。
メディア露出による、競合参入リスクの高まりを想定し、
取材依頼を受けたその日に、東京への出店を即断。
フランチャイズ展開も開始し、
フランチャイズ募集の受け皿サイトも構築した。
◆ここからの学び
以上の話から、以下の3点の学びが得られる
1:どんな事業であっても、立ち上げてみて、
お客さまと向き合い続けることで、
顧客ニーズのインプットが最大化され、
筋がいいヒット仮説を生み出すことができるようになる。
2:飲食店は初期費用がかかりすぎるというイメージがあるが、
お祭り出店や文化祭出店により、
スモールスタートでニーズ検証を行うことができる。
3:リアル店舗出店についても、
コストを切り詰めることで200万円から出店を行うことができる。
◆今回のメンター
河上伸之輔さん
シナジーコンサルティング株式会社 代表取締役
世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス ファウンダー
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
踏み出してみたいと思われた大学生の方は、
先輩起業家と事業を実際に立ち上げ、成功体験を積める、
卒業生の2人に1人が起業する以下のビジネススクールもどうぞ。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー