【事業成功の鍵】第3弾:メンターからのアドバイス総まとめ
事業を立ち上げる時、成功の鍵となるものは一体何なのでしょうか!?
2015年4月〜2016年3月に
WILLFU STARTUP ACADEMYへお越し下さった
11人のメンターから頂いたアドバイスをまとめてみました!
1.上村 一行さん
株式会社アイアンドシー・クルーズ 代表取締役社長
「気持ちの高まりを行動に移すか、そのまま日常に戻るかが、人生の分かれ道」
自分が起業に踏み出せたのは、
シリコンバレーで既に起業していた知人に
『これからは起業だ』と言われて、
すぐ行動したから。
人の話を聞き、気持ちが高まった後に、
行動するのか、日常に戻るのか。
その選択で、人生は大きく変わる。
チャンスは等しくあるので、是非それを
活かしていってほしい。
「適切なKPI設定で、8割勝てる!勝つべくして勝つ方程式を作れ!」
決めた目標に対して、その達成のために
適切なKPIが決まれば、8割勝てる。
逆に、それができないまま進めても失敗する。
やるべき事を決めたら、あとは何が何でも
決めた事をやり切ること。
できなかった時の言い訳は腐る程出せるけど、
それでもやり切る人が一番強い!
「”とりあえず稼ぐ”ではなく、お客様への”価値提供”こそが利益に繋がる!」
誰かからお金を頂くという事は、
その方に価値を提供しているという事。
『とりあえず稼ぐ』ではなく、具体的に
どんな価値を提供できるのか考え、
また買いたい、と思われるような
サービスを作ってほしい。
2.波多江 直彦さん
サイバーエージェントベンチャーズ インベストメント・アソシエイト
「迷ったらやる。一度、やり始めたら、自分で正解にする」
事業を考える力を鍛え続けるために、
二つのことに取り組むべき。
一つは、日頃からなぜ、
こういう仕組みになって
いるのかを考え続ける癖をつけろ。
牛丼屋に入ったら、
なぜ、この値段で提供できているのか、
なぜ値上げするのか、その構造を
いつも理解しようと考え続ける。
二つ目は、セルフスターターになれ。
何でもやらずに経験を積まないのが、
一番もったいない。皆さんは、
こういう場に来て、
少なくとも一歩は踏み出している。
ぜひ、続けて色んなことを成し遂げて
いって欲しい。
とにかく、迷ったらやる。
一度やり始めたら、自分で正解にする。
それによって得た経験こそが、
事業を考える知見になる。
3.小沼 佳久さん
株式会社ネクスト 経営企画部長
「成功する人は、”徹底度”が違う」
ビジネスほど、面白いエンタメはない。
自分で思ったものが形作られていき、
新しいモノを創れる。
そんな刺激的なものはない。
事業で、成功する人と失敗する人は、
徹底度が違う。失敗する人は、浅い。
一つダメだと、もう対案がない。
孫正義さんは、事業に取り組む時には、
10案くらい考えている。
「やる」だけじゃなくて、「やりきる」。
執念を持ってやっている。
それをやるには、相当の覚悟で、
価値を提供できることが大事。
それをもっとも大きく実現できるのが、
「起業家」。起業家は、覚悟と情熱。
ぜひ、つまんない大人にならず、
面白い大人になって欲しい。
4.三田 浩騎さん
サイバーエージェントベンチャーズ インベストメント・アソシエイト
「誰よりも商品を知り、トライし続けろ!」
①誰よりも、顧客に詳しくなれ
:顧客を深く知ると、誰も気づいていない
実は、皆が欲しているものに気づける。
それが、イノベーションにつながる。
②誰よりも、トライし続けろ
:成功は、過去から学ぶことで生まれる。
トライし続け、PDSを回し、成功の鍵を導き出せ。
あとは、欲求を絶やさないこと。
多くの人が、ちょっと儲かれば、
すぐに満足してしまう。
もっとイイ方法はないのか、
うまくいくのなら、人を採用してできないか
広告出してできないのか、考えろ。
事業は、リスクをとって、0か10倍か、
その意思決定の連続。
ぜひ、最後まで、頑張ろう!
5.井上 貴文さん
楽天株式会社 社長室 新規事業開発室
「まずは仮説思考!何が何でもやりきる!」
事業成功のポイントは、以下の5点。
①常に前進、常に改善
②プロフェッショナリズムの徹底
③仮説→実行→検証→仕組み化
④顧客満足の最大化
⑤スピード!スピード!スピード!
中間振り返りを精緻に行なうためには、
③の仮説思考を特に意識すべき。
また、残り1週間という短期間で、
成果を上げきるためには、
②のプロフェッショナリズムとしての、
『Get things done(何が何でもやりきる)』
というスタンスを大事にしてほしい
6.田仲さん
株式会社ベネッセコーポレーション
「目線を高く持ち、目標必達が大事」
目線を高く持ち、目標必達へのこだわりが事業の根幹。
目標達成のためには、他と比べても
絶対に売れる、という状態までプランを
考え抜かないと、市場で勝てない。
目標はいくらなのか、その商品は
誰が買うのか、この2点を徹底的に
考え抜いてほしい。
7.清水 力さん
日本ベンチャーキャピタル
「学生起業時代は、月300時間、働いた結果、新卒1年目から同期より活躍できた」
学生起業時代は、10社から15社の
取引先があったため、大学近くのオフィスで
月に300時間くらい働き続けていた。
結果、新卒入社したアクセンチュアでも
1年目からのスタートダッシュがきれ、
仕事への考え方、スタンスの面で、
同期に差をつけることができた。
今、振り返って、学生起業家の自分に
アドバイスするならば、
『自身の事業領域の第一人者に会いに行け』
と言いたい。
学生時代に起業していれば、
そのブランドだけで多くの偉い人に会える。
その若者ブランドをフル活用し、
指導してもらうことで成長スピードを引き上げられる。
8.渡邊 亮輔さん
リクルートジョブズ
「100億稼げる否かで市場を選び、たった1人へのインタビューから考えろ」
①100億円稼げる市場か否か!
:社会に大きな価値を創出するには、
大きなキャッシュを生み出さないと無理。
まずは、それができるのか、どれだけ
大きな市場につながるかを意識して考えろ。
②たった1人にデプスインタビューを!
:まずは、たった1人でいいので、
その人が困っていることを聞き出し、
その人に提供できるサービスは何かを考え抜け。
9.鎌田 睦さん
株式会社リアルワールド 経営本部 人事リーダー
「「理解」と「共感」の両面から売れるストーリーを考えろ」
顧客が買うか買わないかは、
「理解」と「共感」の両方で決まる。
どんなに良いものでも、
「この人から買いたくない」と思ったら
絶対に買ってもらえない。
態度や見え方も含め、細かいところにも
気を配って、両方を満たすストーリーの
構築が必要。
10.鹿島 拓也さん
リクルートジョブズ
「顧客と他にない提供価値を明らかにできたら、実行から学習するだけ」
事業を考える際に、一番大事なのは、
本当に使う人がいるか。そして、その人は、
お金を使うほど本当に困っているのか。
それが明確になれば、何がユニークで、
他が提供できない価値を提供できるのか
を明確にすることが大事。
そこまで考え抜いたら、あとは、
事業を見立て、失敗から学び続けるのみ。
フロムエーcampus+という新サービスを
出した時も、全く同じプロセス。
大学生にインタビューをし続けて、
今のフロムエーの検索軸やインターフェース
が大学生のユーザーに合わなくなっている
部分を見つけることができた。
そのため、UIUXを設計していった。
11.戸田 菜津子さん
リクルートジョブズ
「『やり切る』と決めて行動する事で、
初めて成果と成長に繋がる!」
普通に学生をしていたら、毎週行動を
振り返って改善出来る場はなかなか無い。
ここでしかできない、起業に踏み出す仲間と
やり切る経験を、成長に活かしてほしい!
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