「顧客課題が分かる領域で、知識ゼロからサービス構築。40万円の受注へ」すぎたえみさん(27歳 東京都)
起業の学校 WILLFU 社会人講座 23期生 すぎたえみさん(27歳 東京都)
<概要>
・裁量権なく、成長感もない大企業の仕事から脱却を目指し、起業へ興味
・起業準備に新規事業コンサルへ転職したものの、新規事業と起業との違いにぶつかり、受講開始
・受講中、自分が勝てる領域を模索し続け、美容室向けLINE構築運用支援サービスを立ち上げ
・受講中に初受注も決まり、サービス提供をスタート
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■大企業に就職して感じた、成長への不安
幼少期から大学まで競泳に取り組んできました。
競泳は、タイムが全ての世界。
自分で考え、試行錯誤し続ける日々に、これまでは楽しさを感じていました。
しかし、大学を卒業し、大手ヘアカラーメーカーへ就職すると、自分の意見を発信したところで、若手の意見は求められず、成長実感を感じられない日々に転換。
自分で考えて、試行錯誤したい。
その思いから、起業へ興味を持ち始めました。
■大企業の新規事業と、自分が起業することの乖離
起業への第一歩として、新規事業開発コンサルティング会社に転職しました。
しかし、いざ働いてみると、大企業の新規事業立ち上げと、自分が起業することのギャップに直面したのです。
大企業が取り組む新規事業の場合、人材もお金もノウハウも、リソースがある前提で設計されていきます。
しかし、お金もノウハウも時間もない、何のリソースもない自分が、自分で事業を立ち上げてお客さまにサービスを届けていく姿はずっとイメージができませんでした。
そこで、ゼロからの起業が学べ、実践まで踏み出せる場としてWILLFU 社会人講座を見つけ、受講を開始しました。
■顧客課題の解像度が高い領域で、サービスを立ち上げ
ただ、受講してからも、何が自分の強みか分からず、「自分に何ができるのか」と悩み続けていました。
しかし、起業アイデアを考えながら、色んな方にインタビューし続けていると、ある美容室のオーナー様から「LINEでお客さまが予約できるようなフローを構築できないか」と相談頂いたのです。
LINEマーケティングに関する知識もなく、予約システムについても分からない状況ではありましたが、前職のヘアカラーメーカーで美容院向け営業を経験していたこともあり、美容室オーナー様の課題感は解像度高く想像することができました。
そこで、美容室オーナー様の課題を解決するためにどんな仕組みを構築できれば良いのか、LINEや予約システムについてのリサーチを進め、講師や仲間との議論も活用して提案内容を形作っていきました。
徹底的に考え抜いた提案資料を作成し、美容室オーナー様にぶつけてみると、「ここまで考えてくださったのであれば、ぜひお願いします」と、即決で契約が決まったのです。
初めて、自分で構築した事業が、立ち上がりました。
■起業に必要な行動と思考の型が得られた
起業という正解がない仮説検証の中では、受講中3ヶ月だけでも、頭の中で考えすぎて行動が止まってしまうこともありました。
しかし、本気で事業立ち上げに取り組む他受講生と進捗共有しながら進められたことで、他受講生の取組から道筋が見えることもあり、壁を乗り越えることができました。
受講を通じて大きく変化したのは、起業したいと思った時に、「具体的に何をすればいいのか分からなかった」状態から、「明確に何をどう進めるべきかが考えられるようになった」ことです。
今の事業は、まだ立ち上がったばかりの状況ですが、これからさらなる新規事業も考え、立ち上げていきたいと考えています。
ぜひ、顧客リピート率引き上げを実現するためのLINEマーケティングに興味がある美容室オーナー様がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡を頂ければと思います。