ジツガク 代表
起業の学校 WILLFU 29期生
有薗賢志さん（30歳 大阪府）
＜概要＞
・自分で判断できる仕事環境を求め、1年前に独立
・独立後、「科学実験教室」を立ち上げたものの、問い合わせゼロで挫折
・とにかく自分でゼロから事業を作る力を鍛えるため、起業の学校 WILLFUを受講
・受講中、他アイデアを検討しつつも、自分の心が踊る「科学実験教室」のアイデアに帰着
・広告内容、体験授業の内容、サービス内容など一つ一つ全面見直しを行った結果、体験授業に40人超の子どもたちが殺到。念願の科学実験教室が遂にスタート
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■心底楽しいことを仕事にしたい
大阪大学で博士課程まで進みつつも、途中で退学。
新卒で、就職エージェントの会社に就職しました。
会社員として働き始めて半年が経った時、学童で、小学生対象の科学実験教室をボランティアで始めたのです。
その取り組みが心底楽しく、もしこの取組でご飯を食べていけるようになれば、めちゃくちゃ幸せだと感じていました。
そこで、社会人3年目で退職。業務委託として、前職の会社から仕事をもらいながら、科学実験教室の立ち上げを始めました。
■問い合わせゼロ。事業をゼロから作る難しさにぶつかる
しかし、いざ自力で立ち上げてみると、問い合わせはゼロ。
現実を突きつけられ、自分でゼロから事業を立ち上げていく難しさを痛感しました。
とはいえ、自分で独立して生活していける事業を作り切りたい。
その思いは持ち続けつつも、自分一人でゼロから事業を作る難しさを感じる中で、起業を学ぶ場を探し始めました。
そんな時に、起業の学校 WILLFUと出会いました。
卒業生の起業事例を読み漁る中で、「趣味を活かし、自分がやりたいことの延長線で起業している」方の事例を見つけ、自分も心底楽しいことを仕事にしたいという思いから、受講を決めました。
■ワクワクすることしかできない自分に気づく
とはいえ、科学実験教室は「失敗だった」という認識があったため、受講当初は、別の起業アイデアを大量に洗い出して考え続けていました。
しかし、考えても考えても動き出せない。
考え続けた結果、自分は「心底ワクワクすることしかできないな」と気づいたのです。
そこから吹っ切れて、科学実験教室をどう立ち上げていけば良いのか、講師との個別面談で議論を始めました。
■商品からプロモーションまで全てを見直した結果、40人の子ども達が殺到
過去に自力で立ち上げた際のチラシも添削してもらった上で作り直し、体験授業の企画も新たに構築しました。
他、プロモーションの方法など一つ一つ全てを、フィードバックを受けて見直した結果、体験授業にどんどん予約が入るようになったのです。
気づくと、体験授業へ合計40人が参加。
受講申込も入るようになったのです。
遂に、念願の科学実験教室が立ち上がりました。
■個別面談で、事業がどんどん磨かれる
受講を通じて、自分のスキルが伸びたかどうかは正直分かりません。
しかし、チラシ内容、商品内容、プロモーション方法、営業シナリオなど、一つ一つの論点について全て、講師との個別面談でフィードバックをもらい改善していくと、確実に成果が出たのです。
正直、本当にすごいと感じました。
一人で立ち上げていた時は、「やったけどダメだった」で終わり、事業の改善ができていませんでした。
しかし、受講中は、講師からフィードバックをもらう以上、改善策も進めないといけない環境がありました。
一つ一つの行動・施策を、磨き、良いものに落とし込めたことが受講3ヶ月の大きな変化だと感じています。
これからは、小学生の子ども達だけでなく、幼稚園や保育園などとも提携を広げ、科学実験教室が当たり前な社会を作るべく取り組みを進めていきたいと考えています。
ぜひ、ご興味がある方は、HPをご覧いただけると嬉しいです。
