「甘酒『KOMEGY』を開発。初回製造180本は受講中に完売!フリーランスから脱却し、法人化・起業へ」林優さん(31歳・神奈川県)
株式会社こめだわら 代表取締役社長
起業の学校 WILLFU 社会人講座 29期生
林優さん(31歳 神奈川県在住)
<概要>
・PRのフリーランスとして独立。しかし、会社員に近い働き方が続く中、より裁量権がある働き方を求め、起業を志す
・日常業務に追われ起業準備が進まない中、納期を決めて進めるべく起業の学校 WILLFUを受講
・起業アイデア出しで出てきた「甘酒」の研究を開始し、こだわりの甘酒『KOMEGY』を開発
・先行予約販売をスタートした結果、初回製造分180本が販売開始2週間で完売。法人化へ
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■裁量権を求め、会社員からフリーランスへ。そしてゼロイチの起業へ
学生時代から、サイバーエージェントにアルバイトとして勤務。
新卒入社後は、応援購入プラットフォームのMakuakeへ配属になりました。
入社時は、20-30人の組織だった会社Makuakeが、働いている間に急成長して上場。
企業規模が大きくなる中で、仕事の進め方にも変化がありました。
そこで、裁量権を持って自由に働く働き方を求め、フリーランスに転向。
しかし、いざフリーランスを経験してみると、自由に働けるようなった一方で、事業への関わり型は会社員とあまり変わりませんでした。
そう感じていた昨年、主要取引先だった会社の経営体制が大きく変わったことで、自分に求められる仕事が変わってしまったんです。
自分の意思決定とは関係ないところで、自分の人生が左右される現実を痛感する中、「この機会に、ゼロイチ起業へ挑戦しないと後悔する」と感じ、起業への挑戦を決めました。
■納期を決めて、起業準備を進めるべく、起業の学校 WILLFUへ
しかし、いざ、起業準備をしたいと考えても、自分でゼロイチを作った経験はありませんでした。
正社員での転職や、フリーランスの働き方はイメージがついても、ゼロイチでの起業は具体的な進め方が分からなかったのです。
過去の延長線上にない「起業」へ、納期を決めて向かっていくために、起業の学校 WILLFUの受講を考えました。
正直、元々は、「起業塾」というものに「怪しい」というイメージを持っていました。
しかし、起業の学校 WILLFUは、前職のサイバーエージェントも創業時に出資していて、かつMakuakeやサイバーエージェントの同僚にも卒業生や受講生がいたため、説明会に参加後すぐに受講を決めました。
■甘酒の研究開発を続け、KOMEGYを開発。法人化へ
受講当初は、これをやろうというアイデアはありませんでした。
そのため、起業アイデア出しのフェーズでは、幅広くアイデアを考え、検証を進めていきました。
以前、コーチングのスクールに通っていたため、コーチング事業も選択肢に入れてはいましたが、いざ検証してみると「ビジネスとしてやりたいことではない」と気づきました。
他にも、甘酒専門セレクトショップ、甘酒の企画・製造・販売など、複数のアイデアを検証している中で、伸びていったのが、甘酒の企画・製造・販売でした。
全国の甘酒を取り寄せて飲み比べをしながら、自分自身でも日々甘酒を作り、水を変えたり麹を変えたり米を変えたり、試行錯誤しながら甘酒の研究開発を進めていきました。
そこで、口触りにこだわり、粒感が少なく飲みやすいノンアルコール甘酒『KOMEGY』が完成したのです。
受講中3ヶ月目に入るタイミングで、先行予約販売を開始したところ、初回製造分の180本が完売。
同時に法人取引の営業もスタートしたところ、取引が決定。
甘酒『KOMEGY』に手応えを感じることができたため、法人化も決め、卒業後すぐに株式会社こめだわらを創業しました。
■行動に焦点を当てた講座と、同期の力でここまでやり切れた
振り返ってみると、自分一人ではここまでの行動を、短期間でやりきることはできなかったと感じています。
起業の学校 WILLFUでは、毎回の授業で課題があり、事業立ち上げをいつまでにどの状態まで持っていくべきか、またそのために何をすべきかが示され続けていました。
しかも、つい現状に満足し、行動を先送りにしてしまう気持ちを、常に指摘され続ける環境がありました。
クラス内に、同じタイミングから起業を始めている同期がいて、その中でも自分より先に進んでいる同期がいることで、自分に足りていない差分を実感することもできたのです。
そのような仕組みの積み重ねで、行動をやり切れたと感じています。
しかし、まだ創業の第一歩を踏み出したばかりです。
次は、自社の工房を作り、よりこだわった甘酒を開発し、皆さまに届けていきたいと考えています。
ぜひHPをご覧いただき、ECやマルシェで、試してみて頂けると嬉しいです。