「起業アイデアに至るまでの、具体策とは?」 ウィルフ卒業生起業家による特別イベント 書き起こし(4/6)
2016/12/2にウィルフで開催した、「資金調達に成功した学生起業家による特別イベント」の書き起こしです。全6回に分けて配信する第4回は、「起業アイデアに至るまでの、具体策とは?」についてです!
登壇者:
洞 汐音氏
10期生 (株)Baycare社長・East Venturesから調達
『介護現場の疲弊を、ITを通じたイノベーションで解決する』
中井 健弘氏
13期生 (株)espo社長・サムライインキュベートから調達
『対戦型ゲームの攻略法学習。
学習の難しさを、成長市場の『動画』サービスで解決する』
石川 稜真氏
30期生 (株)shinonome取締役 (株式会社espo共同創業者)
モデレーター:
株式会社ウィルフ 代表取締役 黒石 健太郎氏
黒石 健太郎氏(以下、黒石)
それでは、次のご質問に移りたいと思います。
来場者2
私は現在ウィルフを受講中で、
受講期間中にも自分で会社を起こしたいと思っているのですが、
登壇者の皆さんは、どれくらいの起業アイデアを基に
考えられたのですか?
洞 汐音氏(以下、洞)
毎日、10個くらいのアイデアを出し続けていた。
それくらい出していると、嫌でも顧客課題・社会課題が目についてくる。
常に新しいものを探そうと決めてやり続けると、自然と出るようになってくる。
黒石
彼のすごいところは受講期間中から毎日それをやっていたこと。
起業アイデアノートを作って、事業仮説を書きまくっていた。
孫さんは学生時代に1日1個の起業アイデアを発明していたことで有名だが、
洞さんは、その10倍やっていたということですよね。
実際には、どれくらいの期間やっていたんでしたっけ?
洞
3ヶ月くらい。
黒石
90日で1000個くらいだしていたということですね。
すごい…。
洞
実際に事業を始めると考える余裕なんてなくなるので、
事業を立ち上げていない時に、考え続けていました。
黒石
洞さんが立ち上げたgoogleマップへの登録代行サービスなど、
プランを聞いてしまうと、当たり前なサービスだと思ったりするが、
なかなか気づかない、いいサービス。
彼は受講中からこういう筋がいい仮説を出す能力がずば抜けていた。
その背景には、やはり1日10個の起業アイデアを出し続けるという地道な努力があったんですね。
石川さんはどうですか?
石川 稜真氏(以下、石川)
アイデアなんて、パッと浮かぶものだったら常に浮かんでいる。
ただ、そういうレベルのアイデアではなくて、
投資家にプレゼンできるレベルの起業アイデアは、
とりあえず1日3個出すというのをここ3-4ヶ月はやっている。
営業をやっている時の話のネタを探す意味でもやっている。
中井 健弘氏(以下、中井)
僕は1日何アイデアとかはやっていない。
ただ、1日2000記事を読み続けている。
すると市場の状況や今のサービスの課題が見えてくる。
また、最近話題になっているサービスは積極的に全部触って、
こんなことが成功要因でヒットしているとか、
ここがイマイチだということを考えてみている。
黒石
いやー、一人ひとり、皆さん、行動量がすごいですね。
受講生の方は、毎週1個、
事業仮説を考えてきてプレゼンするという宿題があるが、
1日1個考えて、一番いい仮説を週1個プレゼンする人もいれば、
1週間に1個だけ考える人もいる。
洞さんのように、中には、1日10個考えて、1週間70個の中で、
一番いい仮説を週1個プレゼンする人もいる。
筋がいい仮説に出会えるかどうかの差は、
ここから生まれてきてるんでしょうね。
今後も、下記の順番で、随時続きを配信していきます。
(1/6)「資金調達済み学生起業家が語る!起業アイデアの出し方と磨き方!」
(2/6)「学生が『資金調達』に成功できた、5つのポイントとは?」
(3/6)「成功している学生起業家が、起業前にウィルフに入った理由とは?」
(4/6)「起業アイデアに至るまでの、具体策とは?」
(5/6)「資金調達まで至る、本気の起業仲間の見つけ方とは?」
(6/6)「学生起業家から見た、投資家の選び方とは?」
次の配信をお楽しみに。
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