社会起業家ブーム到来か!?今、83世代が熱い!
起業ブームとして、「76世代」「81世代」が知られていますが、
もっと面白い世代はないか調べてみると、ありました。
「社会起業家(社会問題を解決すべく立ち上がったリーダー)」という切り口では、
1983年生まれの人に、多くかたまっていることが分かりました!
そこで、『83世代』と称し、
社会問題を解決すべく立ち上がった、次世代リーダーである
「ソーシャルアントレプレナー」の方々をまとめてみました!
各リーダーの、プロフィール&インタビュー記事を掲載しています。
■目次
1. 『83世代』とは? 〜ソーシャルアントレプレナーが多い背景〜
2. 『83世代』ソーシャルアントレプレナーまとめ
3. 総括
4. (参照)81世代にはこんな起業家がいた!
□『83世代』とは? 〜ソーシャルアントレプレナーが多い背景〜
83世代は、小・中・高・大と、ほぼ一貫して、
バブル崩壊後の低成長時代を過ごして来た世代。
低成長によって顕在化した社会課題が、
いよいよ先送りできない状況になったときに
20代後半を迎え、自ら立ち上がって来ている人々が多い。
(*83世代:1983年4月1日~1984年3月31日 生まれ)
□『83世代』ソーシャルアントレプレナーまとめ
【ラインアップ】
◆カタリズム株式会社 代表取締役 山野 智久 氏
◆キラメックス株式会社 代表取締役 村田 雅行 氏
◆コイニー株式会社 佐俣 奈緒子 氏
◆creww株式会社 代表取締役 伊地知 天 氏
◆NPO法人 Teach For Japan 代表理事 松田 悠介 氏
◆衆議院議員 村上 政俊 氏
◆衆議院議員 丸山 穂高 氏
◆社会学者 西田 亮介 氏
【人の ”余暇の使い方” に対する問題解決】
〜事業内容〜
・レジャー・遊び・体験の予約サイト 「あそびゅー!」の運営
・全国2,000件からおすすめコースを探せる、
観光・おでかけガイド「holipple(ほりっぷる)β版」の運営
”現代社会において、人々が幸せに生きていくためは、経済活動だけではなく、自由時間を豊かに過ごしていくことが大切であると私たちは考えています。
自由時間が豊かになれば、日常には笑顔と幸せが溢れ、結果、
世界中のHappyに 繋がっていくと信じています。
その機会を最大化し、一人ひとりに合った選択を可能にすること。
そして、もっと楽しくすること。”
【日本の ”IT教育” に対する問題解決】
記事:楽天卒業生と現役高校1年生が起業したワケ 注目の若手スタートアップの素顔
〜事業内容〜
①すべての人にIT教育を届けるスクール
②教育×テクノロジーの最新情報メディア
“僕たちが始める以前からしっかりとIT教育事業を行っている会社はありますが、長時間、高単価のものが多く、一般の方が受講するにはなかなかハードルが高い。しかし、僕たちは教養としてのIT、という切り口で、短期間・低価格の教育を提供しています。”
【日本の ”金融・決済方法” に対する問題解決】
記事:【私たちがやらなきゃ!】国産のモバイル決済サービス「コイニー」は、使命感で未踏をひらく!
〜事業内容〜
決済ツール「コイニー」の提供・アプリ運営
”「今すぐにやらなければ」と思ったからです。アメリカでスマホを使った決済サービスができたというニュースを聞き、これはもうすぐ日本でも盛り上がるんじゃないかと考えました。ペイパルの偉い人たちもモバイル決済サービスを計画していたとは思うのですが、「すぐやる」という気配はなかったんです。むちゃくちゃ便利なこのサービスを日本のお客さんにいち早く使ってもらうにはどうしたらいいかと考えた結論が、起業でした。
あと、少しですが使命感みたいなものもありました。モバイル決済サービスを立ち上げることのできる人材を想定したときに、金融機関との調整ができて、日本の決済事情に関する問題意識を持っていて、テクノロジーにもそこそこ明るい……「あ、私だ」と思ったんです(笑)”
【日本の ”起業環境” に対する問題解決】
記事: 事業者インタビュー:「学生起業家シェアハウス」 黒石健太郎(株式会社ウィルフ)
〜事業内容〜
①「『起業』を考える学生」対象ビジネススクール「WILLFU STARTUP ACADEMY」
②本気の学生起業家のためのフルコミット居住環境「WILLFU STARTUP VILLAGE」
“起業家率の高い米国と日本の環境を比較し、また多くの学生にヒアリングに回った結果、一歩踏み出せない最大の理由は、「起業を体験したことがない」からだと分かりました。ビジネスコンテストに出た学生はその大半が起業しないと言われています。それも、「起業」をリアルに体験したことがないまま、プランだけを考えるため、実際にアクションするイメージがわかず、起業につながらないのだと思います。
ビジネスプランを考えることは誰でもどこでもできますし、組織の一員としてのインターンシップは広がっていますが、「経営者として起業体験を積める」場所がないのが現状です。そこに起業を体験できる場を生み出したいと考え、今回の「ウィルフ 学生起業家スクール」を構築しました。”
記事:アジアのスタートアップのデータベースを構築するCreww
〜事業内容〜
挑戦したい人が挑戦出来る環境をつくる
イノベーションプラットフォーム「creww」
(スタートアップコミュニティ)の運営。
”目標を掲げ、それに対する現在の状況を示すことで、ファンに対して目標達成に必要なものを伝えることができます。やる気のある人々が新しいアイディアでお互いを高め合っていけるようなコミュニティを築いていきたいと考えています。”
【日本の ”教育” に対する問題解決】
〜事業内容〜
①Next Teacher Program
次世代の日本社会を担う若者を教師として選抜・育成。
少なくとも2年間にわたって学校現場にフェロー(教師)として配置し、
現場の課題解決を推進するプログラム。
②Learning for All
放課後や週末に子どもたちの学習支援を行う、大学生向けのプログラム。
困難を抱えた子どもたちの可能性を広げる経験を通して、
将来教育現場や社会でリーダーシップを発揮できる人材を育成。
”「TFAの教職プログラムを作りたい。既存の教員も含め、新卒の学生、社会人がもっと関われるような。ビジネス×教育の要素ももっと取り入れたいんです。また、情熱のある優秀な人材を必要とする子どもに救いの手を差し伸べられるような団体になりたいですね。教育問題を社会全体で解決するんだ、という社会的インパクトを創っていきたいです」”
【日本の”政治・政策”に対する問題解決】
記事:「15年後に総理大臣になるつもりです!」:村上政俊(29歳、日本維新の会・元外務官僚)──「私が政治家になった理由」
”「まずは小さいことをコツコツ続けて、目に見える結果を残すこと。いきなり与党に行くよりもよかったかもしれません。ホームランを狙っても無理。ポテンヒットや内野安打を打ち続けるようにします」”
記事:「いつの時代も、世の中を大きく変えていくのは若い世代」~日本維新の会・丸山穂高議員×元経産官僚・宇佐美典也対談~
”若い世代のために、もっといえば、今から生まれてくるような子供たちの未来を見据えて、世代間格差の是正や「国家百年の大計」を考えていこうという話をしています。”
”いつの時代も、世の中を大きく変えていくのは若い世代だと思うのですね。それを忘れずに、今の政治を変えていきたいと思います。 ”
【日本の ”公共政策、情報社会” に対する問題解決】
”投票率よりも重要な問題として、政治教育の問題があるでしょう。現在進行形の政治をどう捉えるかという授業はまったくありません。政局を捉えるフレームワークを持たない状態で、突然投票年齢になったら政治と向きあわなければならないのです。”
□総括
以上の著名人を見てみると、『83世代』の傾向として
「日本の社会問題に対して向き合っている方」が多い。
これからの日本の成長は、『83世代』、もしくは
その次の新たな世代に、かかっているのかもしれない。
(参照)81世代にはこんな起業家がいた!
・ランサーズの秋好陽介氏(左上)
・コミュニティファクトリーの松本龍祐氏(真ん中上)
・ブラケットの光本勇介氏(右上)
・クララオンラインの家本賢太郎氏(左横)
・nanapiの古川健介氏(真ん中)
・Pixivの片桐考憲氏(右横)
・Sumallryの山本憲資氏(左下)
・コーチ・ユナイテッドの有安伸宏氏(真ん中下)
・ユーザベースの梅田優祐氏(右下)
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