起業したいと考えている人が
起業家を名乗る人物、もしくは
その知り合いを名乗る人物と知り合い、
その人に勧誘されたなんてことが有るかもしれない。
起業家と会ったことのない人だと、
「起業家に会うことができる、楽しみ！」
だったり、
「起業している人なのだから、さぞかしすごい人なのだろう」
と気持ちが舞い上がってしまうかもしれない。
しかし、起業家やその知り合い、もしくは
ビジネスで成功していると名乗る人の
勧誘を受けた際は実際に会うことを考えたときに
もっとも注意すべきである。
これは一体何故なのか。
下記の内容でまとめてみた。
１：起業家を名乗る人物の勧誘に注意すべき理由とは
２：起業家を名乗る人物の勧誘対策
起業家を名乗る人物の勧誘に注意すべき理由とは
せっかく知り合えた起業家と会えそうなのに、
その起業家を名乗る人物やその知り合いなどと会うときは
もっとも注意すべきであるとするのは何故なのか。
①彼らのビジネスの標的にされている可能性があるから
起業家を名乗る人物がみな、真っ当に仕事をして
お金を稼いでいると思ったら大間違いである。
起業家としてお金を稼いでいる人物の中には
詐欺まがいの高額商法なビジネスだったり、
ネズミ講と呼ばれる最初に販売し始めた人物だけが
利益を被るという違法ビジネスを立ち上げている
人が少なくないのである。
彼らは、自分の身なりや態度、発言を偉大に見せることで
憧れを獲得し、近寄ってきた起業志望者などを
ターゲットとして違法なビジネスを仕掛けているのである。
もちろん、そのことに後で気づいてもお金は戻ってこないどころか
下手をすると音信不通なんてこともありうる。
②詐欺ビジネスに巻き込まれる危険性があるから
「一度彼らにあって、話を聞いてみると、
どうやら絶対に儲かるビジネスがあるらしい。
リスクもないので、一回やってみようかな…」
そんな軽い気持ちで自称起業家に実際に会って
紹介されたビジネスに手を出してしまう人がいる。
そして、任される仕事自体も、老人からの荷物受け取って渡すだけ、
携帯やスマホを自分の名義で買って少し作業をして渡すだけ、
これだけでバイトよりもお金が儲かるんだから
すごいと思ってそのビジネスを続けていると
ある日、その人は警察に逮捕されてしまう、
なんてケースがある。
一見、逮捕された理由が意味がわからないかもしれない。
実は、彼がやっていた荷物受け取りビジネス、
携帯を買うだけのビジネスは、詐欺における
「受け子(騙したお金を受け取る担当)」を
任されてしまっていたということなのだ。
お金欲しさにこのケースのようなビジネスに
手を染め、途中で気づいた頃には
すでに警察にマークされていた、
自称起業家の詐欺師とは縁を切れないほどに
深い関係まで陥ってしまっていたという
ことが起こりかねないのである。
起業家を名乗る人物の勧誘対策
前述したような自称起業家の
詐欺師に引っかからないためには
どうすれば良いのだろうか。
自称起業家に会う際は最初から疑ってかかる
起業家という職業は
高額商材や詐欺ビジネスを展開する人の
身分を隠す際の名目になっていることも多い。
そして、彼らはいかにもな名前の会社を経営しているという
名刺やサイトなども丁寧に用意している。
なので、会っただけで信用するのではなく、
その会社の住所に本当にその会社があるのか、
実態としてその会社は法人登記されているのか
などなど一見めんどくさそうなことも調べよう。
この手間も、自分が詐欺に遭わないためと考えたら
大したことはないだろう。 それすら面倒臭いなら
自称起業家には絶対に会うべきではない。
以上、起業家の勧誘に注意すべき理由や
対策をいくつかまとめてみた。
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