起業の雑誌から取材を受ける前に読む記事
起業して間もない起業家や起業して大きな成果があるわけではない人々に対し、
取材・インタビュー依頼が来ることはそう珍しい話ではない。
しかし、起業して間もない起業家や起業した人々に対して
の取材・インタビュー依頼は何を目的としているのだろうか?
今回は起業の雑誌からインタビューを受けた起業家の
気になる話題に関して以下の2テーマでまとめてみた。
1:起業雑誌の取材依頼の理由とは?
2:起業の雑誌、取材は受けるべきなのか?
起業雑誌の取材依頼の理由とは?
創業間もない起業家や起業したもののまだ結果が出ているわけではない
起業家に対し、なぜインタビューや取材の電話やメールが届くのだろうか?
起業家の疑問にこたえるべく、調べてみた。
①起業を目指す人を応援するメディアのインタビューのため
起業する人の数が圧倒的に少ない日本において
日本経済を活発化させるなどの様々な目的から起業する人を
増やそうと考える雑誌において起業して間もない人のインタビューが
取り上げられることがある。 これらの雑誌が先輩起業家の体験談や
起業までの経緯を取り上げるのは将来的に起業を志望する学生や社会人が
起業に踏み出すきっかけや動機を作成する機会を設けるためである。
このような理由から現在は実績がないものの将来的に成功するかもしれない、
取り組む事業が価値あるものになりうる起業家にも声がかかる。
②取材商法の顧客探し
上記で述べたような起業を目指す人のモチベーションアップや
起業に踏み出すきっかけを目的とした雑誌の取材がある一方で
取材商法と言われる商売を目的とした取材・インタビュー依頼が
起業家の元に来ることがある。
取材商法とは世間的に名の知れた芸能人やスポーツ選手などによる
インタビューが行われる代わりにインタビュアー側に金銭支払いが
要求され、知名度の低さから宣伝効果の薄い雑誌に掲載されるという
業態の商法をいう。 詐欺や違法ビジネスではないが、費用対効果が
非常に小さいので取材を受けるメリットは多くない。
起業の雑誌、取材は受けるべきなのか?
前項では起業家に対して取材やインタビューを依頼する雑誌が
どのような目的で行っているのかをまとめたが、
果たして、起業家は取材やインタビューを受けるべきなのだろうか。
①依頼を受ける前に雑誌について調べる
まず、このような2種類の雑誌がある中で
どちらであるのかを電話やメールの文面だけで判断するのは難しい。
よって、起業家が依頼を受けるかどうか考える際には
「まず、ネットでその雑誌の評判を調べること」をお勧めする。
前者のような起業家向け雑誌であれば悪評は出てこないはずであるが、
後者は検索した際に過去の被害者や依頼を断った人のブログ等で
取り上げられていることがある。
余力があれば、過去の取材を受けた方に詳細を聞くのも良い。
②自分が取材を通してメリットが得られるのかどうか
結局のところ、取材・インタビューの依頼を受けるかどうかの基準は
「起業家自身にとってそれが価値あるものかどうか」である。
仮に無料でインタビューをしてくれる雑誌であっても自分たちの伝えたいことが正確に読み手に伝わるメディアでなければ取材を受けなくて良いし、
逆に有料でも自分の狙うターゲットにメッセージが伝わるもしくは
自分にメリットがある雑誌ならば取材を受ける価値がある。
以上、起業の雑誌の取材やインタビューについて
判断基準となるべくいくつかの情報を取り上げてみた。
この記事を読んで学生起業へ興味を持ち、
踏み出してみたいと思われた方は、
事業を実際に立ち上げて成功体験を積むことができ、
卒業生の2人に1人が起業する以下のビジネススクールもどうぞ。
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー