- 学生起業の基礎知識
- 2017.07.12
起業家の平均年収とは?最高値から平均まで全部まとめ
「渋谷で教える起業先生」(毎日新聞出版)の著者 黒石健太郎です。
起業を考える学生を対象にビジネススクールを運営しています。
ぶっちゃけ、「起業家って儲かるの?」
「平均年収は?」「最大どれくらい?」と、
学生も社会人も、気になる情報を、
まとめてみました。
1:起業家の平均年収とは?
2:上場起業家の平均年収・キャピタルゲインは?
3:起業家の最高年収は?
起業家の平均年収とは?
正確には、精緻に抽出したデータは存在しない。
複数のデータがあるため、以下にまとめてみた。
①「起業前後でほぼ変わらず→420万円程度」という説
日本政策金融公庫総合研究所が、融資先企業のうち融資時点で開業後5年以内の企業を対象にリサーチした結果。

月収が増えた人が40%、減った人が40%となり、結果は図表の通りほぼ月収は変わらないという結論に。
②「450万円程度」という説
Compassがベンチマーキングツールを用いる世界中のスタートアップ1万社から、給与に関するデータを集めた。
結果は、下記のグラフの通りだった。

シリコンバレーでは、スタートアップの創業者の75%は年収を750万円以下に決めており、66%は500万円を下回るとのこと。
③「3,004万円(賞与含4141万円)」という説
こちらは、産労総合研究所が2015年に調査したもので、上場企業1500社と非上場企業から任意に抽出した1000社の合計2500社に対して回答を依頼したもの。
起業家・創業者というよりは、大企業も含めた「社長」の平均給与と考えていいだろう。
上場起業家の平均年収・キャピタルゲインは?
上場に到った起業家が、どれくらいのキャピタルゲインを得たのかを調べてみた。
東証一部上場まで到った場合と、
マザーズ上場まで到った場合で、
それぞれ整理すると、以下の通りだった。
↓東証一部上場起業家の平均キャピタルゲインは260億円↓
https://willfu.jp/willfulab-3/ichibu-shisan/
↓マザーズ上場起業家の平均キャピタルゲインは50億円↓
https://willfu.jp/willfulab-3/ipo-capitalgain/
金額感は、大きいものの、起業後に上場できている確率を掛け合わせて期待値で考えると著しく低い結果となった。
起業家の最高年収は?
東洋経済がリサーチした結果では、下記3名がトップ3となっている。
1位:孫正義氏(ソフトバンク 社長)95.6億円
2位:柳井正氏(ファーストリテイリング 会長)70.7億円
3位:里見治氏(セガサミーHLD 会長)19.8億円
「1位&2位」と「3位」とのギャップの大きさを考えると、ソフトバンクとファーストリテイリングがいかに成功しているかがわかる。
まとめ
以上のことから、
平均給与は400万円程度、
上場までいけば、50〜260億円程度のキャピタルゲインがあり、
トップクラスになれば、年収100億円程度となる。
起業しようがしまいが、平均値は変わらない。
にも関わらず、成功した時のキャピタルゲインは大きく、
しかもトップクラスになると飛躍的に大きなキャッシュが得られる。
起業というと、ハイリスクハイリターンなイメージがあるものの、
上記のように考えると、意外とおいしい職業なのかなとも考えられる。
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