観光地で感じた「視覚」の脆弱性
「渋谷で教える起業先生」(毎日新聞出版)の著者 黒石健太郎です。
お盆に、お休みを頂き、
岡山・鳥取・島根を旅行してきました。
東京の生活に疲れていたこともあり、ゆっくりしようと、
なかなかいく機会がなかった鳥取・島根を、
車で巡ってみました。
その中で、強く印象に残ったのは、
岡山・蒜山高原にあった「塩釜の冷泉」と、
島根・石見銀山の「龍源寺間歩」の二つ。
なぜだろうかと考えてみると、
「視覚」だけでなく、
「触覚」も使った楽しみができたからではないかと。
「塩釜の冷泉」は、山の中で湧き出る超絶冷たい綺麗な水と戯れることができる。
「龍源寺間歩」は、坑道を歩いて行くと、超絶冷たい冷気を味わうことができる。
しかし、他のスポットは、「温泉」や「お寺」と、
頭の中で抽象的にまとめてしまい、
全部同じに見えてしまったのです。
地方の自然を生かした旅行スポットや、
観光地などは多数あるものの、
「綺麗な街並み」や「綺麗な自然」だけでは、
instagramをはじめ、これだけビジュアル情報が氾濫する中では、
感動が少なすぎるんだなと。
どの観光スポットも、
綺麗に見せようと頑張っているところは多いものの、
見栄えだけでは弱すぎる。
また、ぱっと見で理解できることを楽しもうと思っても、
そのスポットの背後にある歴史をちゃんと勉強しないと、
違いを理解できず楽しめない。
簡単に楽しめて、新しい気づきがあるものは、
「視覚」に依存しないものなのではないかと。
私たち旅行者のユーザー感覚が変化する中で、
触覚・聴覚・味覚・嗅覚など、
視覚を超えて、
五感をフル活用した感動を、
提供する必要が大きくなっているのだなと、
旅行者視点を体験することで、勉強になりました。
受講生が1000人を突破!
学生が起業を学ぶビジネススクールに
ご興味をお持ちいただいた方は、
↓下記のボタンをクリック!↓
※現在、弊社では絶賛、人材採用中!
→詳しくはこちら(採用ページ)をご覧下さい!
※Willfu Labの更新をチェックする方は、フォロー!
@WILLFU_ACADEMYさんをフォロー