決算情報分析:MS-Japan
こんにちは、黒石健太郎です。
フォースタートアップスの記事に続き、自社のデータベース構築力を持つMS-Japanの決算と比較してみた。
MS-Japanの決算資料を見てみておどろきだった。
◆参考指標
・経常利益率 46.2%(フォースタ26.2%)
・紹介単価 184万円(フォースタ246万円)
・一人あたり売上 2676万円(フォースタ2488万円)
・一人あたり決定人数/年 14.5人(フォースタ9.7人)
◆事業概要
転職エージェント。
企業の中途採用を支援し、採用が決定した場合、年収の30-35%程度の報酬を企業側から得るモデル。
領域を、管理部門や会計・法律分野の職種に特化している。
◆感じたこと
管理部門や士業に注力していることで、紹介単価が高いのかと思いきや、そこまで高くはなかった。
一方で、Manegyという管理部門や士業向けメディアを持つことで、経常利益率46.2%ご、大きく利益率の向上を実現できる様子。
自社メディアを持つことで、大きく2つのインパクトがあるようだ。
①ビズリーチなどに払う転職者データベース獲得コストがなくなる
②従業員1人あたりの決定人数が上がる
→おそらく、メディアへの信頼性を持った上で、転職相談に来るため、競合の紹介会社を使う率が減り、自社のみで転職活動する人の割合が多くなるのではないか。結果、決定効率も良く、生産性高く決定できるのではと。
こんな副次的な効果があるんだなと大きな学びに。
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