「シェアリングエコノミーで“新しい生き方”を創る」50期生 糸原 絵里香 卒業生起業家インタビュー
「シェアリングエコノミーで“新しい生き方”を創る」
立教大学大学院・臨床心理学専攻・修士1年(受講時)
糸原 絵里香(いとはらえりか)
WILLFU STARTUP ACADEMY 50期生
モノ・場所・スキルなどを共有するシェアリングエコノミー(シェアエコ)。この仕組みに個人のワークスタイルを変える可能性を見出し、自らもシェアエコを活用して独立した糸原さんに、日々実践している”新しい生き方”の創造について語ってもらった。
■世の中には、いろんな仕事がある
生まれは島根で、高知の大学に通った後、東京の大学院に進学しました。
たまたま「タイムチケット」という個人のスキルを売り買いするサービスのイベントに参加した際に、自分の知らない働き方がたくさんあることを知りました。
コピーライター・パーソナルカラー診断士・フリーのカメラマンなどなど・・そこで出会った人はイキイキとしていました。自分も一つの会社で働くのではなく、自分の強みを活かして自由に生きることに憧れました。
■自由に生きるために、WILLFUで「商売」を学ぶ
自分の強みで独立するためには、お客様に価値を提供して対価をいただく「商売」のスキルが必要だと感じ、ビジネススクールを探している中で見つけたのがWILLFU STARTUP ACADEMYでした。
「起業」と聞くと、大々的に準備をして一発勝負!というイメージがあったのですが、まずは小さく立ち上げて大きく育てていった学生起業の事例を説明会で聞いて、自分もそのプロセスを体感してみて学んでみたいと思い参加を決めました。
■2週間で100万円以上の利益
受講中には、美容関係の事業を立ち上げて、2週間で100万円以上の利益を獲得しました。(注:当時の歴代最高記録)
私はやるべきことが決まったら頑張れるタイプなので、期間中は事業に没頭していました。女子3人でチームを組んでいて、うまくいかないことがあっても学園祭のようなノリでポジティブに乗り切っていきました(笑)
事業を進める中で多くの方にお会いしたのですが、「人と会って話をして、自分のサービスで喜んでもらえて、お金までいただけるなんて素晴らしい!」と感じました。
■自分の得意を生かしたサービスをスタート
お客様に価値を提供して喜んでもらえるのが好きだったので、WILLFU卒業後は、シェアリングエコノミーのプラットホームを活用して、自分の得意なことを生かしたサービスを展開することにしました。
最初に始めたのは
・料理を中心とした家事代行
・TOEICのマンツーマン指導
・コミュニケーション講座
の3つです。
自分がやっていて楽しいことが仕事になり、とても驚きました(笑)
■イベント開催・ゲストハウス運営へ展開
いろいろと試す中で、継続的に伸ばせているサービスが2つ。
一つは、「北千住はしご酒ツアー」。北千住駅は、東京では新宿・渋谷・池袋に次いで乗降者数が多い駅なのですが、素通りする人が大半。そこに着目して、帰り道に気軽に寄れるようなイベントを企画しました。魅力的な飲食店が多いので、そこをみんなで飲み歩きます。リピーターの方も多く、定期開催しています。
もう一つは、「ゲストハウスの運営」です。昨年11月に下町の一軒家を借りて、AirBnBを使って外国人観光客向けのゲストハウスとして運営しています。浅草や谷根千エリアなどの人気観光地へのアクセスが良く、多くのゲストを迎えることができています。私もその家にホストとして住んでいて、外国人ファミリーと日々の交流を楽しんでいます。
■こだわりは、お客様の「満足」を超えた「驚き」
家事代行の「タスカジ」では、受注実績は200件以上で、多くの顧客から高い評価をいただいています。AirBnBでは、スーパーホストに認定されています。
シェアリングエコノミーは参入が簡単なので、競合も多く、お客様に「満足」を超えて、他のプレイヤーがやらないレベルの「驚き」を提供しないと次のチャンスはもらえないという覚悟をもって取り組んでいます。
たとえば家事代行であれば、料理を作りながら作り方のコツを教えてあげたりしますし、アレルギー・ヴィーガン・ハラールなどの特別な希望にもとことん応えます。民泊のホストであれば、事前に観光客の方に周囲のおすすめのお店のリストを作っておき、チェックイン時には駅まで歩いて迎えに行くこともあります。
「そこまでやるの?!」という「驚き」があるからこそ、最高の評価をいただけるし、次も使ってもらえると思うのです。
■シェアエコを活用した、自由な生き方を創る
とことんこだわってサービスを提供してきた結果、収益は順調に増えていて、十分に生活していけるレベルになりました。でも何より素晴らしいのは、毎日好きなことだけをやって、お客様に喜んでもらってお金をもらえていることですね。
現在は”好き”を仕事にできる生活を発信していきたいと思い、シェアワーカーとして活動しています。私が創りたいのは、学歴や資格、組織や立場に捉われない、自由な生き方。それが実現できることを証明するために、これからも新しいライフスタイルを模索していきたいと思っています。
■WILLFUで結果を出せたことは、チャレンジに踏み切る後押しに
あらためて振り返ると、WILLFUで得たのは、会社の力を借りなくても独力で生きていける!という自信ですね。2週間で100万円の利益を出せたのだから、 いざとなったらなんとでもなるなと(笑)
お金を追いかけるのではなく、常に新しいことにチャレンジしていこう!そう思えた大きな転機でした。
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